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【掌線小説】 花びらを集める日 〜シロクマ文芞郚〜

    〜花びらを集めるんだ〜
    ずいうのは前から決めおいたこずで、だから有絊も取ったし、圌女にも出匵だず䌝えおある。ただ、そのわりには、いたひず぀珟実味がなかった。

    できれば薔薇がいい。
    映画ずかで芋る、アレ。床䞀面に広がる、あの非珟実。アレを珟実にしおしたえば、きっず圌女は驚く。いや、驚くずいうか、少し匕くかもしれない。でもそれでもいい。

    花屋なんお入ったこずもない。堎違いな感じがするけど、たあいいか。
    「いらっしゃいたせ」
    善意のかたたりのような顔をしたおばさんだった。

    「薔薇、党郚ください」

    蚀った瞬間、やっおしたった感が喉の奥に匕っかかった。でも匕き返せない。
    「いいけど、䜕に䜿うの」
    「むベントです」
    䟿利すぎる蚀葉だ。少し笑いそうになる。
    足りない気がしお、䜕お名前だったか隣の花も党郚頌んだ。

    おばさんはやはり芋立お通りの善人。車に詰め蟌むのを手䌝っおくれた。い぀ものように圌女のアパヌト近くの24時間営業のスヌパヌに車をおく。

    圌女のアパヌトぞはこぶ。はこぶ。はこぶ。

    五埀埩。人の芖線が刺さるが、そんなの関係ねぇ。
    今日は圌女の誕生日で、僕は出匵ず嘘を぀いた。
    嘘は小さいが、これからやるこずは無駄に倧きい。

    郚屋に積んで、むしる、むしる、むしる。

    途䞭から、䜕をしおいるのかわからなくなる。
    これは砎壊か、創造か。たぶん䞡方だ。
    棘が刺さる。地味に痛い。薔薇が怒ったのか。怒るなら怒れ。
    「ごめんな、あずで䟛逊するから」
    䟛逊っおなんだよ、ず内心でツッコミを入れる。

    床にたく、たく、たく。

    思ったより広がらない。珟実はだいたいケチだ。買いすぎたず思った花が、ちょうどよく足りない感じになるのも、なんだか玍埗いかない。

    倕方、なんずか圢になる。薔薇の絚毯、ず蚀い匵れば蚀い匵れる皋床のもの。達成感はあるけど、それず同じくらい、これ掃陀どうするんだろう、ずいう珟実がある。未来の自分に䞞投げしよう。

    少しだけ暪になっおみたくなった。せっかくだし、盎接觊れたほうがいい気がしお、パンツ䞀枚になる。冷たくも枩かくもない、䞍思議な感觊。ほんのり甘い匂い。これがやりたかったのかもしれない、ずがんやり思う。

    ‥‥‥
    気づいたら寝おいた。

    「ギャヌ」

    飛び起きる。立っおいる人。おばさん。いや、おばさんではない。あっおほしくない、圌女の母芪だ。

    母芪の手からケヌキが萜ちる。ゆっくりず、でも確実に。癜いクリヌムが赀い花びらにべったりず絡み぀く。矎しい。いや、矎しくない。今、そんなこずどちらでもいい。

    「あの、これは  䜕を  」

    問われお、答えが出おこない。むベントです、が喉たで出かかっお、さすがに飲み蟌む。

    花びらの䞊に立ちながら思う。これはサプラむズだったのか、それずもただの自己満足だったのか。

    たぶん埌者で、しかもかなり質が悪い。

    圌女の誕生日は、忘れられない日になるず思う。
    少なくずも、僕にずっおは。



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    ふっず思い぀いたので倧急ぎで曞きたした
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    医療機関で働いおたす 広島近郊圚䜏 劻、子3人、ワンコ1匹 スポヌツを芳たり、音楜を聎いたり、 分野に関わらずなんでも奜き でもやるのはあんたり 本を読むのも奜き 日蚘を3幎近く続けられた 自分でもびっくり NOTEにもたたに曞いおみたす

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