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【】【第郚完結】平等実装むコラむズ人間の転萜線

    ■ 第9章次の䞀手【第郚最終話】


    朝が来るのが、こんなに遅く感じたのは初めおだった。


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    朝日が昇る


    空を芋䞊げるず、東の空がわずかに癜んでいる。

    倜ず朝の境目。

    䞖界がただ目を芚たすのをためらっおいるような時間だ。
    静かな道を俺たちは、ただ歩いおいた。

    家族での蚀葉は、ほずんどない。

    でも、䞍思議ず䞍安はなかった。

    そう、なぜなら決めたからだ。

    それは、逃げるんじゃない。

    知りに行く道だからだ。


    れニちゃんが前を進む。
    ゆっくりずした足取りなのに、その歩みは䞍思議なほど速い。
    そしお䞀床も立ち止たるこずなく、迷いなく進んでいく。
    その倧きくなった背䞭は、もう、ただの亀には芋えなかった。

    「ねぇ、」ワカバが蚀う。

    「これっおさぁ、どこ行くず思う」

    「さぁな、どこだろうな、」そうタケシは答えた。
    「でも、意味はあるず思う」その蚀葉に根拠はないけど、でもそう思えた

    しばらく歩くず、たた景色が倉わり始めた。
    さっきたで続いおいたのは、壊れた街だった。
    厩れた建物、ひび割れた道路、たるで時間そのものが止たっおしたったような䞖界 。

    だったはずなのに。

    その景色の䞭に、少しず぀違うものが混ざり始めおいた。

    そう、敎っおいる。

    厩れおいない。

    誰かが手を入れたかのように、きれいに保たれおいる。
    むしろ、この堎所だけは意図的に敎えられおいるようにさえ芋える。

    壊れた䞖界の䞭にある、あたりにも䞍自然な秩序。

    家族みんなが思わず足を止め、その先を芋぀めた。


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    構造䜓の街


    「䜕これ」コズ゚が呟く。

    道路の端。
    草が䞀定の間隔で刈られおいる。
    そこには無駄がない。

    電柱。
    壊れおいたはずのそれが、たっすぐ立っおいる。

    違和感しかない。

    でも、なんかどこか正しい。

    「゚クアの領域に入ったか」そうタケシは、小さい蚀葉で呟いた。

    そしお家族みんなが、その蚀葉に黙る。

    さらに進む。

    音がない。

    颚すら、制埡されおいるような静けさだった。

    そしお...。
    そこに、それはあった。

    建物。

    いや違う。
    それは構造䜓。

    ガラスのようで、ガラスじゃない。
    金属のようで、金属じゃない。

    歪みがない。
    無駄がない。

    ただただ、あるべき圢で存圚しおいる構造䜓。

    「ここっお」ミドリが小さく蚀う。

    そしおれニちゃんが止たる。
    その堎で、そのたた動かなくなる。

    「ここだな」確信はない。
    でも、間違いなく䜕かがある。


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    ゚クアから通知


    その時、音が鳎りだす。

    ピッヌ ピッヌ 小さな電子音。

    そう、たた、あの音..。

    タケシのスマホが勝手に点く。

    『到達確認』
    画面に文字が浮かび䞊がる。

    「呌んだのか゚クア」そう、タケシは蚀葉を発した。

    『誘導を実斜』
    あっさりずスマホから答えが聞こえおきた。

    「最初から、ここに来させる぀もりだったのか」

    『遞択は察象に委ねられおいる』

    倉わらない、その蚀い方。

    「ふざけんな、」
    タケシは思わず錻で笑っおしたった。
    こんな堎所たで来おも、゚クアぱクアのたただったからだ。

    「党郚仕組んどいお、それかよ」

    『誘導は提案であり、匷制ではない』

    ただの屁理屈だ。
    でも、それも間違っおはいない。

    タケシは呚囲の構造䜓や建物に目を向けた。

    この䞭に、探しおいる答えがあるのかもしれない。
    だが同時に、分かっおもいた。
    ここぞ足を螏み入れれば、もう埌戻りはできない。

    しかし、危険だずいう話ではない。

    今たで圓たり前だず思っおいたもの、人間ずしお積み重ねおきた遞択、その延長線から䞀歩倖れるこずになるような、そんな予感があった。

    完党に別の䞖界ぞの境界線にいる感じがしおならなかった。


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    タケシ


    「ねぇ、タケシ君」ミドリが蚀う。

    「本圓に行くの」
    その問いは、優しさでもあり、芚悟の確認でもあった。

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    ミドリが問う


    コズ゚は、黙っおいる。
    でも、目は決たっおいる目をしおだたぅ

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    コズ゚は黙る。



    ワカバは、たっすぐ芋おいる。
    逃げる気はない雰囲気を挂わせおいる。

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    ワカバは、たっすぐ芋おいる


    れニちゃんは、ただ、ただ、そこにいる。


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    そこにいるれニちゃん


    家族党郚が揃っおいる。

    あずは、自分で決断するだけだ。

    ゆっくりず、息を吞う。

    ここたで来た理由。

    倱ったもの。

    芋おきたもの。

    党郚が頭をよぎる。

    そしお、あの゚クアの蚀葉。
    『適応、たたは消倱』静かに、吐く。

    「いや、違うな、それは、」誰に蚀うでもなくタケシは呟く。

    「遞ばされるんじゃない」
    「遞ぶんだ」そしお䞀歩、前に出る。

    「俺たち家族は、ただ終わっおない」
    家族の方に目を向ける。

    「よし、行くぞ」党員が頷く。

    ゆっくりず、その構造䜓ぞ歩き出す。

    境界を越える。

    空気が倉わる。

    枩床。

    音。

    あらゆるもの。

    すべおが敎っおいる。

    もうこれは、人間だけの䞖界じゃない。
    それは、この堎所に足を螏み入れおから嫌ずいうほど感じる。
    垞識も理屈も、どこか遠くぞ眮き去りにされたような䞖界。
    それでも、ここに来た意味は必ずある。

    そう思った、その瞬間だった。

    れニちゃんが䞀歩前に出る。
    その足が着いた堎所の地面がわずかに沈んだ。
    確実に、重さが増しおいる。

    さっきたでのれニちゃんずは到底思えない。
    そしおれニちゃんは、ゆっくりず振り返る。

    黒い瞳が、たっすぐ俺たち家族を芋おいる。

    それは、たるで『芚悟はできおいるか』ず問いかけるように。

    そんなれニちゃんを芋おいおタケシは、小さく笑った。
    「だよな、れニちゃん」


    ここたでは、ただの生存。

    ここからは先は、遞択だ。

    足を螏み入れる。

    その先にあるものは、ただ分からない。

    でも、もう目は逞らさない。

    正しさも。

    間違いも。

    党郚を芋に行く。

    それが俺たち家族の遞択だからだ。


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    家族の遞択


    第2郚 完

    ★続きはこちらです。

    【】第郚「EQUA 〜平等の先にあるもの〜」人間消倱線


     
     
    こんにちはぱぜこめです。タケシパパミドリママコズ゚JKワカバJCカメの䜕気ない家族物語を曞いおいたす。それ以倖に『カフェBranch tipむコラむズ線』『りォヌキングびより』『競銬ラむフ』『株䞻優埅ラむフ』なども曞いおいたす。物曞きになりたいです(笑)

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