
昇華のプロセス:綺麗事から確かな足跡へ
華やかな招待状と物語に描かれるような清々しい様子にワクワクしながら足を踏み入れた場所。
まさか自分の心をすり減らす場所だったなんて、思いもしなかった。
気づけば、誰かの都合に合わせるための
「都合のいい存在」
として扱われ、日々を重ねていく度、
自分らしさを少しずつ削り取られていくような
感覚が増すようになっていった。
上から目線で
「もっとこうしなさい」
「これからはこちらがいったとおりに
やっていただきます」
なんて言われると、息が詰まりそうになる。
そこにあったのは、
新しい変化を嫌い、
違うものを排除することでしか成り立たない、
停滞の空間。
どんなに心を配って、一生懸命がんばった
としても、個人の力ではどうにもできない
理不尽な流れや、納得のいかない悲しい世界が
確かに存在した。
けれど、その空間がどんな仕組みで成り立っているのかが分かった。
自分を抑え込む痛みや強い疲労を伴う、決して
良い経験ではなかったけれど、私にとっては
大きな学びになった。
新たに確信したのは、
どれだけ過去を振り返って悔やんでも、
どんなに優しい言葉で自分をなぐさめても、
起きてしまった理不尽な事実は消えない
ということ。
どんな出来事も、その瞬間を境にすべて「過去」になっていく。
大切な時間は取り戻せない。
これまで、何度も何度も足を踏み外してきた。
そのたびに、またあの暗い底へ落ちていくような感覚にのみ込まれていく。
ここで抗わなければ、底のない暗闇でずっと
彷徨ったままになってしまう。
でも今度は、思い出した。
かつてこの暗闇の中で
「自分の言葉」を見つけ、ほんの少しだけど
光の方へ這い上がることができた。
あの時の実感の破片が、私の中にはちゃんと
残っていた。
今、また落ちていく途中にいるかもしれない。
けれど今回は、絶望している場合ではない。
何かに引っかかった感覚があるうちに、ここを
足がかりにして、もう一度這い上がらなきゃ。
そうしないと、自分自身をあきらめてしまうことになるから。
大切にしたいものも、世界を見るレンズも、
人によって全く違う。
だから、他者とわかり合えない部分があるのは
当然のこと。
それなら、違和感ばかりの場所にいつまでも
心と体を縛り付けておく必要なんてない。
そんなことをしていたら大切な時間がどんどん
なくなり、痛みと不安に心が乗っ取られてしまうのは目に見えている。
自分が大切にしている価値観を守り、
成長させる場所にたどり着くまでは、
失敗し傷ついて、学び、一歩進む。
小さく小さく進んでいくしかない。
綺麗事のように聞こえるかもしれない。
でも、本当に大切な真理って、いつもこういう
シンプルな言葉の中に隠れているもののようだ。
暗い底から抜け出すために必要なのは、
誰でも知っているような当たり前の基本を
ただ愚直に、真っ直ぐにやっていくことだけ。
これからは、自分の価値観をしっかりと見つめて居場所を見つけ、周りの人を大切にできるよう
成長したい。
周りの状況がどうであれ、起きてしまったことは変えられない。
誰かのせいにしたり、嘆いたりして立ち止まっている場合ではないのだ。
経験したいこと、会いたい人、行ってみたい場所はたくさんある。
実現させるのは自分。
自分を甘やかさず、時にはいとおしみながら、
変わっていくことを決めている。
自分が呼吸できるたどり着きたい居場所、
それは幼い頃から好きだった
クリエイティブな世界。
イラストやデザイン、アートが好き。
美しいものにとても心を惹かれる。
今は、
「自分ではなにかしら形にしきれないもの」
を表現する為、AIを活用し、勉強、試す事
で実現可能な状態になりつつある。
その実現したいことに向けて
行動を起こしていくことが大切なのだと思う。
「やってみればいい」
言ってくれた人がいた。
今はその人の言葉と声を思い出しながら、
また少しずつ前進している。
