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Photo bynodakaori

心理孊を孊びたいず思っおいた人に、領域暪断で「心」が䜕か説明したす蚘憶の海をなぞる私たちの意識1/2

    長すぎお読み切れないず思った方は、目次の䞀番䞋、「蚘憶の海をなぞる私たちの意識」ずいうずころで面癜い結論をお䌝えしおいるので、そこたでずんで読んでみおください

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    内容が早芋できる図解

    私自身が心に぀いお関心を持ったきっかけは二぀ある。

    䞀぀は、昔、孊校の長期䌑みに人ずの䌚話が少なくなるずメンタルが病むようなこずがあったずき。

    もう䞀぀は、本を読んでいお、特定のシヌンや蚀葉がずおも心の機埮に觊れたり、日垞の些现な出来事に心動かされたりしたずきである。

    自分の心がどこにあっお、どのように働いおいるのかずいうこずを知るために、色々調べおみたし、倧孊進孊でも心に぀いお孊べるような孊郚に行きたいず考えたこずもある。

    しかしながら、結局心理孊郚にも進たなかったし、うわべだけの情報にしか觊れおこなかったので、「心っおなんだ」の答えがわからなかった。

    だが、だんだんず領域暪断で孊びを埗おいくこずで、今回曞いおいくような知識の果実を埗られた。少しず぀理解が深たっおきたのだ。


    それでは、心ずはなにか。

    たず、心理孊ずいうのは心の謎を解明しようずする孊問だ。

    心理孊史の䞭で、行動䞻矩、すなわち人の内的過皋に぀いおは研究察象ずしないで、最終的な行動のみを実隓の察象ずする䞻矩が存圚したが、のちの認知䞻矩では、人間が意識的・無意識的に行なっおいる情報凊理の仕組み、぀たり内的過皋に぀いおも研究察象ずするようになった。

    人間の内的過皋においお、環境の情報を受け取り、情報凊理を行なっお、最終的に行動がアりトプットされるずいう䞀連の流れに぀いお研究されおきたずいうこずだ。

    日本心理孊䌚のサむトに、心の境界に぀いおの蚀及があり、

    ・心がどこにあるのか、堎所を探すずいうこずはそもそもできるのか
    ・堎所ずいうよりも、機胜ずしお働いおいたり、ただ「心」ずいう珟象が起こっおいるず理解すればよいのか
    ・心が物理的䜜甚だずするず、物理的䜜甚は脳内郚にずどたらず、脊髄、末梢神経、感芚運動噚官ぞ、さらに皮膚からそれず接する環境ぞず぀ながっおいる
    ・脳科孊者の倧谷さんは、「こころずいう感じはからだず環境にたたがっお発生、存圚しおいる」ず説明をしおいた

    心はどこにあるのですか日本心理孊䌚

    ずいうような蚘述がなされおいた。

    たた、粟神科医の益田裕介さんによるず、内郚刺激ず倖郚刺激により、脳で起こる珟象が「心」であるずのこずだ。

    これらが䜕を意味しおいるのか、知芚心理孊の知芋を玹介するこずで説明したい。


    意識䜓隓の基瀎ずしおの知芚心理孊

    知芚心理孊は、人䜓の噚官、现胞などがどのような掻動をしおいるのか研究する生理孊ず密接に関わっおいる分野で、感芚情報から内的な知芚を぀くりあげる過皋を研究する孊問である。

    のちのち認知心理孊に぀いおも説明するので、知芚ず認知の違いを簡単に蚀うず、「認知」は知芚によっおむンプットした情報を、自分自身ずの関係、経隓に䜍眮づけながら掚論・刀断するような過皋のこずを指す。぀たり、認知は知芚よりも耇雑で高次な情報凊理だ。

    知芚心理孊の䞭身に぀いお詳现に説明するために、人間内郚の情報䌝達がどう行なわれおいるのかずいうこずを现かく芋おいく必芁がある。

    たず、感芚受容噚、すなわち「目・錻・舌・耳・内耳・皮膚・筋肉等・内臓」などの【䜓内/䜓倖の情報を受け取る郚分】から情報䌝達が始たり、そのような内受容感芚ず倖受容感芚が、䟋えば皮膚からの感芚であれば、感芚神経から䞭枢神経を぀たっお、最終的に脳が情報を受け取るこずで「意識感芚・知芚䜓隓」が生じおいる。

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    そしお、䜓内倖から情報を受け取る郚分である感芚受容噚ず、そこから生じる感芚には次のようなものがある。

    「局所的な感芚受容噚による感芚特殊感芚」
    芖芚・嗅芚・味芚・聎芚・平衡芚からだをたっすぐに保ったり、傟いたり回転したりしおいるのを感じるもの

    「からだに党䜓的にある感芚受容噚による感芚䜓性感芚」
    【皮膚感芚】觊芚・圧芚圧迫される感芚・枩冷角・痛芚
    【筋肉等の感芚】運動芚動かしおいる感芚・重量芚リンゎが重い・抵抗芚壁を抌そうずするず抵抗感じる・䜍眮芚目を぀ぶっおいおも自分の手の䜍眮を感じ把握できる

    「臓噚から来る感芚内臓感芚」
    内臓の炎症や拡匵、痙攣などの感芚内受容感芚
    空腹感や喉の枇き、尿意などの感芚物理・化孊的刺激

    これらの感芚が、以䞋で説明するように今の私たちの䞀぀䞀぀の「気づき」ず呌べるような意識感芚・知芚䜓隓ぞず統合されるこずで、私たちは「◯◯な感じ」ずいうクオリア感芚質を持぀こずができる。


    物である脳から物でない心が生じるのはなぜか

    少し知芚心理孊の話からは離れるが、私が神経䌝達による意識䜓隓に぀いおむメヌゞを掎むこずができた膚倧な数の神経现胞がどのように連関しお情報を䌝えおいるのかずいう芖芚的理解ができた瞬間は、YouTubeでNHKの「数理科孊者が語る脳から心が生たれる秘密」ずいう動画を芋たずきだった。

    この動画では、芖芚的に分かりやすく、脳の倖偎寄りのずころで、神経现胞が連続しお発火し、党䜓を巻き蟌んでいくずころが説明されおいた。

    䟋えるなら、膚倧な数の神経现胞ニュヌロンが、「倜のお花畑でむルミネヌションが連続で点灯し、光が移動しお党䜓ずしお秩序を圢成しお動いおいる」ように芋えるような神経现胞の掻動が脳では行なわれおいる。

    掻動しおいる郚分を光らせるず、ぶわあっず党䜓を巻き蟌んで现かな现胞が流れおいるように芋えおくるずいう話である。

    倧脳皮質を党䜓的に巻き蟌むようにこれが起こるず、「気づき」が秒間に回ほど人の意識に䞊がっおきお、これが連続しお起こるこずで私たちの意識䜓隓が生じおいるのだずいうこずだ。

    以䞊のように、「物である脳から、物ではない心が生たれるのはなぜか」

    ずいう問いに察しお、「WHY」、すなわち意識の起源に぀いおは明らかになっおいないが、䞀方で「HOW」、぀たり人間の身䜓の内郚で意識䜓隓に䞊行しお䜕が起こっおいるのかずいうこずは芖芚的理解によっお倚少分かる。

    たた、ここも重芁な郚分なので、少しだけ、小さな小さな神経现胞同士がどのようにしお情報を䌝え合っおいるのかを説明させおほしい。

    感芚受容噚から䌝えられた情報を䌝達するべく、䞀぀䞀぀の神経现胞では電䜍が倉化し、それに䌎っお、神経䌝達物質を次の神経现胞に察しお攟出し、それが次の神経现胞の受容䜓に結合するこずでたた電䜍が倉化しお ずいうこずが連鎖的に起こっおいる。

    この䞭で、化孊的に情報が䌝達されおいる箇所、぀たり神経䌝達物質の働きで情報が䌝達されおいる郚分に泚目したい。

    今から述べるこずは、この動画から埗た情報だ。

    神経䌝達物質には興奮性のグルタミン酞次の神経现胞に情報を䌝えようずする、抑制性のGABA次の神経现胞に情報を䌝えさせないようにする、モノアミン脳内のドヌパミン・ノルアドレナリン・セロトニンなどが代衚的なものずしおあり、それぞれがそれぞれ固有の圹割を果たすこずで情報䌝達を成り立たせおいる。

    特に説明したいのは、脳内の情報䌝達においお調節的な圹割を持っおいるモノアミンに぀いおだ。これらは、グルタミン酞ずGABAずは攟出される神経现胞の圢が異なっお、脳内に広く攟出されるようになっおおり、グルタミン酞ずGABAによる情報䌝達を修食し、脳の状態を調節しおいるずいう。

    䟋えば、ドヌパミンは脳内の報酬系ず呌ばれる領域で「嬉しい出来事を期埅・予想しおいるずき」などに攟出されこれ自䜓は意欲・やる気などを起こし、それに䌎い倚幞感をもたらすオピオむドが生合成される、セロトニンは恐怖や䞍快などに関係する扁桃䜓の眰系においお「負の蚘憶」の過剰な圢成がなされるこずや「䞍安」を抑制する圹割を持っおいるずのこずだ。

    この報酬を远い求める報酬系ず、眰を避ける眰系のせめぎ合いで、あるこずをするかしないかずいう意思決定のせめぎ合いが起こるが、この䞭で報酬系のはたらきにより孊習した特定の䟡倀の远求が、習慣化した行動ずなるらしい。

    ずいうように、気分・情動・泚意・睡眠 / 芚醒などに関わる、脳内の情報䌝達の調節的な圹割をしおいるのがモノアミンだ。぀たり、神経䌝達物質が、私たちの意識䜓隓の鮮やかさを぀くるスパむスのようなものになっおいる。

    他にも、脳における神経䌝達物質は癟皮類はあるであろうず考えられおいるらしい


    以䞊、簡単に芁玄するず、心理孊史においお、「認知䞻矩人の内的過皋぀たり心に぀いお研究する䞻矩」が出おきおから、感芚・知芚の機胜ずしお、「感芚受容噚」からの神経䌝達により脳たで情報が䌝えられ、その䞭で質感をずもなった意識䜓隓クオリアが生じるずいうこずがわかっおきたずのこずだった。

    心ず意識を解き明かす認知心理孊


    次は、認知心理孊特に蚘憶に぀いおず無意識・意識に぀いお説明する。

    先に説明したように、認知ずは、察象を知芚したあずにそれが䜕であるかを刀断・理解したりする凊理のこずで、認知凊理のプロセスを明らかにするこずを目指すのが認知心理孊である。

    認知のメカニズムを明らかにするために、様々な領域で研究がなされおおり、泚意・意識・無意識・感情・蚘憶・思考・蚀語・意思決定・知識・掚論・問題解決などがその察象になっおいる。

    そこで、最も泚力しお考察したいのは、意識ず蚘憶の関係に぀いおだ。

    実のこずを蚀うず、意識に぀いおも、蚘憶に぀いおもわかっおいないこずがたくさんあるず蚀うし、私も本などでできるだけ情報収集をしおきたただの䞀般人なので、ここでの考察がどれほど正しいかはわからない。ただ、かなり面癜いずは思っおいただけるず思う。

    私の考察はどんなものかずいうず、

    蚘憶の海を぀たっお神経情報䌝達がなされるこずで、意識䜓隓が生じおいるずいうものだ。

    ぀たり、感芚受容噚からの神経䌝達で内受容感芚ず倖受容感芚が脳たで届いお、感芚䜓隓ずしお意識にのがるずきに、今たでの経隓・蚘憶が貯蔵されおいる身䜓に圱響を受けおいる。ずいう話をしたい。


    たず、認知心理孊の蚘憶の理解に぀いお軜く玹介する。

    以䞋が蚘憶に぀いおの抂芳である。

    たず芖芚情報や聎芚情報などを受け取っおから1秒皋床等の短い時間保持する「感芚蚘憶」から、その情報の䞭で泚意を向けられた情報が「短期蚘憶」ずしお䞀時的に保存され、さらにそれが匷い情動の䌎ったものであったり反埩リハヌサルされたりするず「長期蚘憶」ずなる。

    長期蚘憶のうち、

    「い぀」「どこで」ずいった情報をも぀昚日公園でカップラヌメンを食べたみたいな「゚ピ゜ヌド蚘憶」ず蚀葉や抂念による知識を蓄える「意味蚘憶」は、蚀語化できる【宣蚀的蚘憶】であり、

    自転車の乗り方をからだで芚えおいたり、からい食べ物を芋るず自然ずよだれが出おきたりするのは蚀語化しにくい【非宣蚀的蚘憶手続き的蚘憶】ずされる。

    そしお、短期蚘憶を単玔な貯蔵庫ずしおではなく䜜業をする蚘憶ずしお捉えたのが「ワヌキングメモリ」であり、ここでは今知芚したこずず、すでに蚘憶しおいるこず長期蚘憶を組み合わせた総合的な刀断ずしおの認知凊理がなされおいるずいう。

    ・たずは情報を蚘憶にたくわえる「蚘銘笊号化」
     このずき䟋えば音声情報や光の情報が意味に倉換される
    ・保持貯蔵され、蚘銘した内容の䞭で䞍芁な情報は忘华し、事前に持っおいた情報蚘憶を合わせお線集される
    ・保持した情報を思い出す「想起怜玢」

    この蚘銘・保持・想起ずいうプロセスのうち、情報を蚘憶にたくわえ敎理する凊理は脳の海銬ずいう噚官で行なわれ、そこで認知凊理されお必芁だずされた情報は倧脳皮質に「長期蚘憶宣蚀的蚘憶」ずしお送られ、保存される。

    長期蚘憶のうち非宣蚀的蚘憶手続き的蚘憶に぀いおは、運動などに関する蚘憶ずしお、海銬を介さずに、より末梢神経に近い身䜓の神経で蚘憶されおいるず考えられる。


    蚘憶の海をなぞる私たちの意識


    ここたで、退屈な説明に感じられおいたら申し蚳ない。が、

    蚘憶の海を぀たっお神経情報䌝達がなされるこずで、意識䜓隓が生じおいる

    ずいう考察に぀いおやっずここで説明ができるので、ここからは少し面癜くなる。

    前半の話では、心理孊史においお、「認知䞻矩人の内的過皋぀たり心に぀いお研究する䞻矩」が出おきおから、感芚・知芚の機胜ずしお、「感芚受容噚」からの神経䌝達により脳たで情報が䌝えられ、その䞭で質感をずもなった意識䜓隓クオリアが生じるずいうこずがわかっおきたずいうこずを説明した。

    ここで、神経䌝達によっお脳たで情報が䌝えられたずきに、もずもず自身が持っおいる蚘憶・経隓ずの兌ね合いで豊かな意識䜓隓が生じおいるずいうこずもわかっおくる。

    海銬のワヌキングメモリから、倧脳皮質の長期蚘憶宣蚀的蚘憶に蚘憶が貯蔵され、そしお意識䜓隓クオリアが生じるずきにも神経现胞の掻動が倧脳皮質たで到達しお、発火の連鎖が起こっお知芚・認知をしおいるのだから、ここで「おそらく倧脳皮質の神経系になんらかの圢で保存されおいる蚘憶」を、珟圚の知芚䜓隓が走っおいっおいるのではないか。

    膚倧な数の神経现胞ニュヌロンが、たるで花畑のむルミネヌションのように、連続で光っお、脳党䜓を巻き蟌んでいるのに䞊行しお「気づき意識䜓隓」が生じおいるず説明したが、

    自分が现胞ほどの倧きさになっお、人間の脳の䞭に入っお䞭から神経䌝達を芋るこずができたずしお、そこには「高校生のずきの思い出」や「最近芋お面癜かった動画」など、倚くの蚘憶が貯蔵されおいるようで、そのような蚘憶の海を、珟圚の意識の流れ膚倧な数の神経现胞の連鎖が瞊暪無尜に走り回っおいる光景が芋れるかもしれない。いや、蚘憶ず意識䜓隓がどうなっおいるか知るためには、自分が神経现胞そのものになっおみなければいけないが、そのようにしお脳に人間の蚘憶ず意識の関係があるのだず考えるず、なんずも面癜い。

    たた、「目・錻・舌・耳・内耳・皮膚・筋肉等・内臓」から倧脳皮質に情報が䌝えられおくるその過皋で、末梢神経/䞭枢神経系を神経现胞が情報䌝達しおくるわけだが、非宣蚀的蚘憶手続き的蚘憶に限らず、脳の倧脳皮質/海銬以倖の身䜓、䟋えば皮膚や筋肉などの身䜓における倚くの神経现胞の状態や、内臓・血液での化孊的な状態や心臓の掻動これは䟋えば内臓からの神経䌝達による情報䌝達ず同じように内受容感芚をもたらすものずしおホルモンや心拍などもあるからなど、党おにおいお神経䌝達に関わりのある「蚘憶・情報」が動的に倉化生成されおいるず蚀うこずもできるかもしれない最終的に意識にのがるのに関係するのは脳での掻動だが。

    たた、認知ずは察象を知芚したあずにそれが䜕であるかを刀断・理解したりする凊理ずいうこずで、泚意・意識・無意識・感情・蚘憶・思考・蚀語などが関わるずのこずだったが、この䞭で「泚意」ずいうのは意識を向ける先を決めるこずであり、情報の取捚遞択を行なっお意識䜓隓にのがる察象を遞択するこずに他ならない。

    今芋えおいる䜕か、聞こえおいる䜕か、思考の䞭の䜕か、蚀語的凊理をしおいる単語・文章などに察しお、泚意資源日の䞭で酷䜿しお枯枇するずかなり疲れおしたっお認知機胜が䜎䞋するを䜿った「遞択的泚意」をしおいくずいうこずを日々私たちは行なっおいる。耇数の察象や思考の流れの䞭から、ある぀のこずを明瞭に、そしおむキむキずした圢で心のなかにずらえるこずが「泚意」なのだずいうこずだ。

    合わせお、「思考」に぀いお考えるず、私たちは蚀語思考の道具ずしおの蚀葉を甚いお䞖界の意味を抜出し、認知凊理思考をしおいるずいうこずが蚀えるサピア・りォヌフ仮説。私たちは生きおいる䞭で、珟実䞖界にあるものに぀いお、䟋えばマグロずレタスずキャベツずいうそれぞれのものを、魚ず野菜ずいう異なるラベル察象に該圓する蚀葉で抂念ずしお分け、さらに野菜の䞭でもレタスずキャベツずいう二぀のラベルに貌り分けお、その蚀語的理解を通しお日々の認知凊理を行なっおいる。

    そのように抜象的に抂念を敎理した蚀語による理解で、思考をしおいるのが人間だ。圓然、この蚀語を通した䞖界やものの捉え方ずいうものも「蚘憶」や「意識䜓隓」に関わっおきお、内受容感芚や倖受容感芚ずしお受け取った情報をどう感じお、どう蚘憶ず合わせお意味に倉換するのかずいうのも蚀語に䟝存するずころが倚い。

    突然だが、奜きな数字を぀心のなかで唱えおみおほしい。

    その数字を圓おるなどずいったマゞックをしたいわけではなくお、
    このずき、意識䜓隓にのがっおくる蚀葉の感芚ずいうのも、クオリア感芚質ずしお意識にのがる䜓隓である。

    これは、人の認知凊理ずしおの思考が、他の感芚神経の情報を受け取る神経䌝達やその他の神経现胞の掻動ず連鎖しお起こっおいるのか、倧脳皮質においお自分の自由意志のようなものから内臓感芚脳ずいう内臓感芚受容噚からの刺激の䞀皮ずしお神経䌝達されおいるものなのかは分からないが、いずれにせよ蚀葉の響きや意味の鮮明なむメヌゞを感じながら私たちは思考をしおいたりする。

    しかしながら、私たちの意識䜓隓を蚀語的な芁玠が占めおいるのかずいうず、それはおそらく違う。

    ここで「感情」に぀いお考えおみたい。

    Emotion刺激に察する恐怖などの䞀過性の反応のこずで、情動ず蚳されるこずが倚いずは区別しお、Feeling䞻芳的経隓を広く蚀うを「感情」ずしお考えるこずずするが、感情ずいう蚀葉の定矩に぀いおはコンセンサスがなく、あいたいに䜿われおいるこずが倚いようなので、今回は感情は私たちの䞻芳的経隓に生き生きずした鮮明さ、鮮床を䞎えおくれる芁玠、認知的機胜だず定矩しおみたい盎感的にわかりやすい感情のむメヌゞずしお。

    情動に぀いおは、ゞェヌムズ・ランゲ説ずいうものずキャノン・バヌド説ずいうものが有名だ。簡単に蚀うず、熊ず遭遇しお、「怖い」ずいう情動が生じたから心拍数ず血圧が䞊がるのか、先に心拍数ず血圧が䞊がるから脳が「怖い」ずいう情動を生じさせるのかどっちなのかずいう話だ。

    これは、情動の二芁因論によっお、状況の認知ず身䜓の生理的倉化がどちらかが先ずかではなく、身䜓の興奮状態から恐怖を感じたり、熊がいるずいう状況の認知的解釈から恐怖を感じたり、盞互䜜甚になっおいるのではないかずいう説明がされおいる。

    生理孊的には、䞻芳的経隓に生き生きずした感芚を䞎えるのは前半で玹介した神経䌝達物質などではないかず私は考えおいる。

    先に述べたように、脳内の情報䌝達においお調節的な圹割を持っおいるモノアミンドヌパミン・ノルアドレナリン・セロトニンは、適切に働くこずで、気分・情動・泚意・睡眠 / 芚醒などに関わる、脳内の情報䌝達の調節的な圹割をしお、私たちの意識䜓隓の鮮やかさを぀くる。

    ドヌパミンは意欲・やる気・達成感などに繋がり、セロトニンは心の萜ち着きや安定に繋がり、ノルアドレナリンは集䞭力や緊匵、䞍安に繋がるが、これらは、適切に働くこずで私たちの人生の豊かさに寄䞎し、過剰に攟出されたり䞍足したりしすぎるず、様々な症状を匕き起こすのだずいう。


    ここたで、感情的芁玠は、蚘憶の圢成やそれを螏たえた意識䜓隓に圩りを䞎え、より立䜓的な人間の感芚を぀くっおいるずいうこずを考察しおきた。

    膚倧な量の文章を曞いおきたが、そろそろ結論を䌝えたい。

    ・心がどこにあるのか、堎所を探すずいうこずはそもそもできるのか
    ・堎所ずいうよりも、機胜ずしお働いおいたり、ただ「心」ずいう珟象が起こっおいるず理解すればよいのか
    ・心が物理的䜜甚だずするず、物理的䜜甚は脳内郚にずどたらず、脊髄、末梢神経、感芚運動噚官ぞ、さらに皮膚からそれず接する環境ぞず぀ながっおいる
    ・脳科孊者の倧谷さんは、「こころずいう感じはからだず環境にたたがっお発生、存圚しおいる」ず説明をしおいた

    心はどこにあるのですか日本心理孊䌚

    ずいう冒頭で觊れた匕甚に぀いお、ここたでの内容を螏たえお考察するず、

    「心」ずいう珟象の本質は、人間の内的過皋における情報凊理であり、その䞭で感芚受容噚からの情報を脳たで神経䌝達しお認知凊理をする過皋で「意識」が生じおいるこず、意識・無意識の蚘憶をたよりに倖郚環境から受け取った情報を認識したり、思考などの耇雑な認知凊理を行なっお倖郚環境に働きかけるこずで倖に向かっお情報の流れを衚出したりするこずなども「心」の機胜だず蚀えるのではないか。

    ぀たり、情報凊理の過皋ず情報の流れが、「心」ずいう珟象・機胜を理解するための鍵ずなる。

    そしお、最埌に䌝えたいのは、このような心理孊にもずづく人間知の理解を深めおいくこずは、私たちの生掻の䞭で䞖間には無意味ず蚀われるような、個人的には「意味のある経隓」が、䞻芳的䜓隓ずしお意味を倱わない、鮮やかな䞖界ずしお目の前に珟れおくるこずに繋がるずいうこずだ。

    私たちの意識䜓隓は、私たちの内郚からの刺激ず、倖郚からの刺激を神経䌝達によっお知芚・認知しお、蚘憶の䞊をなぞるこずで生じおいるので、私たちは䞀人䞀人ナニヌクな偎面を持ち合わせおいる䞭で、この䞻芳的な芖点で䜓隓しおいるこの䞖界が私たちにずっおの党おである。

    ぀たり、私たちにずっおの生きる意味・目的ずいうのは、私たちの内偎に玔粋な意欲ずしお存圚しおいる。「走りながら、毎日色々な気持ちず経隓を埗お、知っお、泣いお、喜んで、ある時来た道を振り返っお、たた走り出す」ずいう日々の䞭で、埌ろ向きなこずも前向きなこずも党お含めお、立䜓的な意味のある感芚ずいうものを掎んでいくこずが必芁だ。

    もし満足しおいただけたなら、今回の内容を螏たえた、意識䜓隓を目的に据えたポゞティブ心理孊などの知芋を次の倧䜜ずしお曞いおいくので、そちらもご芧いただきたい。

    今回の内容は、個人的な考察なので怜蚌されたものではなく科孊的でない郚分も倚いかもしれないが、盎感的に劥圓な内容になったず考えおいるので、参考にしおいただいおみなさんの充実した人生に寄䞎できたら幞いだ。

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