
電気羊は他人の文章の夢を見るか
私は中学生から大学生まで、誰にも公開せずに紙のノートに自分の思考を書いていた。
文章を書く目的は、自分の思考を深めるためである。
私は社会人になってこのノートを書かなくなった。
文章を書く目的
私が文章を書く目的を考えてみる。
自分の中で何が起こっているかを、より正確に把握する
自分の中にある相反する気持ちを、平等に扱う
複数の観点で物事を見る
頭の中だけで考えて、思考が堂々巡りになることを防ぐ
自分の考えから距離を置けるようにする
自分の考えを手放せるようにする
なぜ社会人になって文章を書かなくなったか
中学生から大学生までは、自分の人生がかなり切迫しており、自分の考えをどうしても文章にする必要があった。
考え続けることによってのみ問題を解決できると信じていたし、考え続けるために自分の考えを文章にしていた。
社会人になってからは学生時代に抱えていた問題に一区切りをつけ、その切実さから距離を置くことにした。
思考を停止するために、私は意図的に文章を書かなくなった。
40歳になった今、文章を書く意味
ワーママとなり、家事・育児・仕事で自分の生活が埋め尽くされ、また自分の人生を考える必要が出てきた。
人生をどうしていくか、それは紙のノートに書いてもいいのだが、noteで発信することにしたのは、この試行錯誤が誰かの役に立ってくれればという思いがあった。
だが、一番大きいのは、私にとってワーママの生活があまりに孤独だったからだと思う。家事・育児・仕事のすべてにおいて、自分が中途半端な気がしたし、友達はライフステージが違っていて相談しづらい。
ママ友とは子どもを通じた関係性があり、踏み込んだ話ができるほどの間柄ではない。
時短勤務で給料は減るし、家事も最低限で、初めての育児に自信は持てない。
孤独な状況であるからこそ、自分の考えを書くことによって、同じ苦境にある人や社会とつながりを持ちたいと思った。
今後の抱負
社会人になって以降、自分の考えを掘り下げることは意識的に避けてきたので、文章を書くことや、自分の考えを深めることは、まだまだぎこちない。
しかし、またここに戻ってきたという感覚を持てた。
自分の考えを可能な限り正確に書きたい。それが誰かに届いてほしいと心から思う。