【まちの空想倶楽部】ワークショップレポート後編
※本記事は2023年10月に作成された内容になります。
それぞれの「やりたい!」がスタート
(前編はこちら▶︎【まちの空想倶楽部】ワークショップレポート前編)
今回、ワークショップ実施にあたって、より多くの商店街・商店会の方々に参加いただくことを重要視しました。そこで、中心市街地ネットワークメンバーとの連携を図り、商店街・商店会の方々に参加を促してもらったり、LINEグループを作って常に情報共有をするなど、参加しやすい基盤作りに力を入れました。
結果、どの商店街のワークショップも、各回ともほとんどの商店の方々が参加してくださり、総勢40名近くのメンバーとともに、ビジョンイメージを考えることができました。

ビジョンイメージというと、「しっかりしたものを作らないと」と考えてしまいがち。ワークショップも、初めは「これがやりたい!」というアイデアが出ても「どうやるの?」「ちょっと無理じゃない?」と、話が行き詰まる様子が見受けられました。
ただ、「まちの空想倶楽部」の名の通り、今回のワークショップで体験して欲しいのは、そういったリアルを一旦置いておいて自由に想像してもらうこと。否定ではなく「それいいね!」と賛同する流れを運営側を中心に作ることで、だんだんと1つのキーワードからそれぞれができることを出し合い、盛り上がっていく流れに変わっていきました。

最終的に出来上がったビジョンイラストがこちら。
◎伏見町「懐かしいと新しいに出会えるネオい個商い商店街」

neo(ネオ)には、英語で「復活」という意味もあることが判明し「古き良きと新しいものが混在する伏見町にぴったり!」と満場一致で「ネオい」がキャッチコピーに採用されました。
◎本通「まちの森プロジェクト」

2016年のアーケード改修で通り全体が公園的な緑豊かなまちになった本通。今回は「まちの森」をキーワードに、さらに緑を増やすことでお店の人・訪れる人の笑顔が咲く空想をしていました。
◎三之丸町「ワン!だぁ三之丸」

wander:うろつく、wonder:不思議・驚き・好奇心、そして駅前に住む人たちがペットと過ごせる場所が増えたらいいなぁと空想から、「ワン!だぁ」に決定。
◎ローズナード霞+中央公園「Kasumi Library Park」

「ヤギ」というユニークなアイデアにも「図書館でヤギ肉のレシピ本を置く」「カフェでヤギチーズ作り」「商店街でヤギを飼う」と次々にアイデアが飛び出し、盛り上がりました。
それぞれのイラストは、各商店街にゆかりのある方々に製作を依頼。各商店街の個性がでた、ユニークな未来図となりました。
お互いを知ることでまちが動き出す
ワークショップは3回で一旦幕を閉じましたが、全体の報告会として「商店街ビジョンのトークセッション」を開催しました。各商店街で作ったビジョンを、今度は商店街同士で共有することでお互いのビジョンを尊重しあい、特徴ある面白いまちに向けてさらに一歩前進できれば、と企画したものです。

(写真:左から、谷田(umika)、柳川さん、倉田さん(伏見町)、塩出さん(霞+中央公園)、藤岡さん(本通)、安藤さん(三之丸))
特別講演として、まちづくりやコミュニティの分野で活躍されている柳川雄飛さんにお話いただき、ワークショップ参加者とのクロストークも開催。報告会という名目ですが、商店街・商店会の方々が、今後のアクションをイメージしやすいよう、イベントをデザインしました。

※柳川雄飛さんの活動についてはこちら▽
地域企業の持つ価値を新たな視点で掘り起こしていく『プロの素人』でありたい
嬉しいことに、ワークショップ後、すでにいくつかのプロジェクトが実施・進行中です
◎伏見町エリア
・デニム屋台:チャレンジができる場や賑わい作りとして、篠原デニムさんとコラボした屋台を作成

・伏見路地構想:「ほこみち(歩行者利便増進道路)」を想定した社会実験

◎霞+中央公園
・霞フィルムパークフェス:商店街主催で中央公園にて野外映画祭を開催

・ローズナード霞に芝生広場(企画中)
今回のワークショップによる機運の高まりを他のエリアに波及させていくと同時に、空想を実現させていくことで、各商店街・商店会メンバー自身がエリアマネジメントの観点をもって、まちづくりに携わる当事者の輪が広がることを期待しています。
株式会社umika
umika HP
シェアキッチン Little Setouchi
カフェ&Q(アンク)
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