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河村悠里さん/kano

大学在学中にシェアキッチン「Little Setouchi」と出会い、カフェ開業という夢への一歩を踏み出した河村さん。現在は「カフェ&Q(アンク)」の店長として、デザートピザという独自のスタイルでお客様を迎えています。何気ない一言から始まった挑戦と、その歩みを支えた想いについて伺いました。


ー現在のお仕事について教えてください
河村:現在は「カフェ&Q(アンク)」で店長をしています。

ーどのようなメニューを提供されていますか?
河村:デザートピザをメインに、ドリンクやランチ用のピザも提供しています。

ーデザートピザとはどんなものでしょうか?
河村:例えばレモンのピザは、自家製のレモンの砂糖漬けを使っています。代表のご実家がレモン農家であったことから、瀬戸田のレモンを使用しています。そこにクレームダンジュというレアチーズを合わせていて、さっぱりしつつもコクのある味わいに仕上げています。

ー種類も豊富ですよね
河村:定番が4種類ほどで、そこに季節限定メニューが加わります。月によって変わるので、その時々で楽しんでいただけるようにしています。

レモンを使用したクレームダンジュのピザ(提供:&Q)

ーシェアキッチンはどのくらい利用されていたのですか?
河村:大学4年生の頃から約1年半利用していました。

ー当時はどんなメニューを提供されていたのでしょうか?
河村:タルトを中心に、ガトーショコラなどのケーキを出していました。ドリンクはコーヒーに詳しい方と一緒にやっていて、分担しながらカフェをしていました。

ータルトはどんなものが多かったですか?
河村:旬のフルーツを使ったものが多かったです。キャラメルナッツなど、定番の味も出していました。

抹茶のガトーショコラ(提供:kano)
いちごを贅沢に使用したタルト(提供:kano)


ー大学生活との両立は大変ではなかったですか?
河村:卒業論文の時期だったので比較的自由がきいて、日曜日に営業しながら平日に試作するような流れでした。

ータルトを選んだ理由は何だったのでしょうか?
河村:もともとクッキーを作っていたのですが、価格面での難しさを感じていて。ケーキの中でもタルトが好きだったことと、クッキー生地の延長で作れるので始めやすかったんです。

ーカフェに興味を持ったきっかけは何ですか?
河村:高校生の時に作ったお菓子を友人に渡したら「買いたい」と言ってもらえたことです。その言葉がずっと残っていて、いつかやってみたいと思うようになりました。

ー当初から独立を考えていたのですか?
河村:はい。カフェをやりたくて大学に進んだので、その気持ちはずっとありました。

ー就職との間で迷いはありましたか?
河村:ありました。周りは就活をしていたので、自分も就職しながらやるべきか悩んでいました。

ー最終的に決断できたきっかけは何だったのでしょうか?
河村:メンターの方に「なぜ就職しながらやるのか」と聞かれて、「お金がないから」と答えたんです。そこから「じゃあお金があればやるのか」と言われて、「やりたい」と気づいて。思い切ってカフェ一本でやることに決めました。


ー実際にシェアキッチンを使ってみてどうでしたか?
河村:一人ではできなかったと思います。一緒にやる仲間や常連のお客様に支えられて、安心して挑戦できました。

ー今に活きている経験はありますか?
河村:たくさんあります。食材の原価や旬の知識、保存方法など、実際にやってみないと分からないことばかりでした。ロスを出さない工夫もその時に学びました。

ーこれから挑戦する人へメッセージをお願いします
河村:Little Setouchiは「はじめるを試せる場所」です。失敗してもいいからやってみることが大事です。私も友人の一言をきっかけに始めましたが、その“勘違い”が今につながっています。やりたいと思ったら、まずは一歩踏み出してみてほしいです。

高校時代の何気ない一言から始まった河村さんの挑戦。シェアキッチンでの経験を通して得た学びと人とのつながりが、現在の店長としての姿を支えています。「やってみたい」という気持ちを信じて行動すること。その積み重ねが、今の彼女のかたちをつくっています。


&Q(アンク)
広島県福山市今町30-1D
定休日:火・水
※詳細はインスタグラムよりご確認ください。

instagram:https://www.instagram.com/andq.cafe/


株式会社umika
umika HP

シェアキッチン Little Setouchi

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