【まちの空想倶楽部】ワークショップレポート前編
※本記事は2023年10月に作成された内容になります。
「ウォーカブル」なまちを目指して
福山市では2017年に開催された福山駅前再生協議会(全4回)を皮切りに、現在まで段階的に福山駅前やその周辺の活性化に向けて様々な取り組みが実施されてきました。
核となる考え方は、人が集まる「拠点」づくりと、その「拠点」を繋ぐための歩きたくなる「ウォーカブルエリア」の設定です。

それに向けた取り組みの1つが「リノベーションまちづくり」。まちにすでに存在している資源=人や歴史、建物などを活かすことで、そのまちならではの魅力や賑わいを生み出す方法です。実際に、まちづくり会社が設立されたり、空きビルをリノベーションした施設が誕生したりと、少しずつ、福山駅前に変化が見えつつあります。


行政・エリア・自分ごとをリンクさせる
その「リノベーションまちづくり」をさらに進めるものとして、「まちの空想倶楽部〜商店街・商店会の未来を描く〜」を行政からの委託のもと、umikaが実施しました。
umikaでは、2022年に一度、「やってみたいをカタチにする」というテーマで、一般市民を対象にした「まちの空想倶楽部」を実施。
(詳しくは:https://note.com/network_fukuyama)
今回は、駅周辺エリアの活性化に向けて、その中心的役割を担う商店街・商店会の皆さんを対象に開催しました。

行政からビジョンは打ち出されていますが、それを自分ごととして捉えるにはまだまだ大きすぎる。そこでまず、自分の「こうだったらいいな」からスタートし、各商店街メンバーで今後の課題や方向性を共有、それぞれの特徴を活かした各商店街のビジョンを作ります。そしてそのビジョンを行政とも共有することで、行政・エリア・自分事がリンクし、官民が連携しやすい土台を作ることができます。
特徴が異なるエリアが連続していることは、行政が掲げる「歩いて楽しい=ウォーカブル」にもつながります。

今回、「まちの空想倶楽部〜商店街編〜」を実施した商店街は4つ。
ここ数年で若いプレイヤーが増え、活動が盛んになっている「伏見町」
駅最寄りで、歴史的遺産もある「三之丸町」
グッドデザイン金賞も受賞した緑豊かな街路をもつ「本通」
市内の中でもたくさんのバラが咲き誇る「ローズナード霞本通+中央公園」
3回のワークショップを通して商店街の皆さんと一緒に「ビジョンイラスト」を作ることで、将来像を共有することに加えて、担い手となるプレイヤーの発掘・育成を目指しました。
(商店街のより詳細な情報は福山市中心市街地商店街マップを参照ください)
ワークショップでは、グラフィックレコードを用いて進行、さらに次回に向けた宿題を出すことで、積極的に議論に参加してもらう工夫をしました。各回の実施内容は次の通りです。
◎1回目
過去と現状を確認し、「将来はどうありたいか」のイメージ共有
【宿題】将来自分が「したいこと」「こうなりたい」を「空想をしてきてもらう」
◎2回目
宿題を発表し、イラストに入れたい要素やキャッチコピーを絞り込む
【宿題】イラストに入れたい絵を考えてくる
◎3回目
イラストのラフをもとに意見を出し合い、ブラッシュアップ

実際のワークショップの様子と出来上がったビジョンイラストは後編にて
株式会社umika
umika HP
シェアキッチン Little Setouchi
カフェ&Q(アンク)
instagram:https://www.instagram.com/andq.cafe/
