
【朝野家のすみっこ】4コマ漫画集 | 創作大賞漫画部門
「新聞」と「4コマ漫画」に心からの敬意を込めて!








<あとがき>
今回、新聞に掲載されていたような4コマ漫画を書こうと思ったきっかけは、長く続いていた4コマ漫画の連載が、ひとつの区切りを迎えたというニュースでした。
そのニュースを見たとき、ふと思い出しました。
昔の新聞には、いつも4コマ漫画がありました。
政治、事件、経済、不景気、災害。
新聞には、朝から少し身構えてしまうようなニュースが並んでいました。けれど、その紙面のすみっこには、家族がいて、子どもがいて、おじいちゃんやおばあちゃんがいて、猫がいて、ちょっとした勘違いや、ささやかな笑いがありました。
大きな社会の横に、小さな暮らしが置かれていた。
そのことが、今になってとても大切なものに思えました。
新聞漫画の奥には、風刺の歴史があります。
風刺とは、社会の矛盾や人間のおかしさを、怒鳴るのではなく、笑いによって見つめる表現です。風刺画は、難しい政治や時代の空気を、一枚の絵で伝えてきました。
新聞4コマ漫画も、その流れの先にあるものだと思います。
ただし、私が今回描きたかったのは、強い政治批判ではありません。
もっと小さな、生活の中にある風刺です。
物価高を、スーパーの値札で描く。
猛暑を、玄関を開けた子どもの沈黙で描く。
時代の変化を、町内会LINEを使いこなすおばあちゃんで描く。
家族の力関係を、ソファの真ん中で寝ている猫で描く。
大きなニュースを、そのまま説明するのではなく、家族の暮らしの中に置いてみる。
暗い現実を笑い飛ばすのではなく、少しの笑いで包み込んでみる。
それが、新聞4コマ漫画が担っていた役割のひとつだったのではないかと思います。
『朝野家のすみっこ』は、新聞のすみっこにあった4コマ漫画の精神に、2026年の今から返事をしてみた作品です。
ニュースは暗い。
暮らしは軽くない。
でも、今日も家族は朝ごはんを食べる。
子どもは外で遊びたがる。
お父さんは理屈を言う。
お母さんは値札を見る。
おじいちゃんは新聞を読む。
おばあちゃんは意外と時代に強い。
そして猫は、いつでもいちばんいい場所を知っている。
その小さな日常を、4つのコマに置いてみたかったのです。

著者名:
【可児波起:海辺の部屋CEO】
ラップミュージシャンとしてメジャーデビュー=STAND WAVE。障がい者の介護職をするラッパー「介護ラッパー」としてフジテレビで2度特集。ビジネス領域では、「デジタルマーケティング」「Webマーケティング」のスペシャリストとして「ナショナルクライアント(東証プライム)企業」で、戦略コンサルタントなどを行う。高速のキャッチアップ、PDCAで、「確実に成果を出し」続けている。
「マーケティングは『愛』である」という、「人の優しさ」を大切にしている
海辺の部屋ホームページ
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STAND WAVE web site
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