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中古CDをお店で買う楽しみ

中古CDをお店で買う楽しみ、それは、欲しいものを、欲しいタイミングで、適正な値段で買うということとはちょっと違います。欲しい候補の中から、あまり欲しいというタイミングではなく、適正価格からかなり安く購入するということなのだろうと思います。

ここで、重要なことは欲しい候補であります。もちろん、そんなリストを作っているわけでは全くありません。潜在的に買えたらいいなと思っている、もしくは、思っていたことがかつてあったアルバムということになろうかと思います。そういったアルバムはネットでも大体の値段を知っているわけですから、この値段だったら、買いだよね、自宅に帰ってSNSにアップしようということで、気分も上がり、多幸感を得る脳内ホルモンが放出されるわけです。

私がブックオフやレコード屋で中古CDを買おうと思ったのは、先月末からです。それから、毎週、仕事休みの日は一日使って、中古屋巡りをしています。お店で買うという行為については、私には波があります。一定期間、中古屋巡りで買うことにハマったかと思うと、ぴたりと止め、それ以降はネット購入しかしない時期がずっと続きます。実店舗で中古CDを買おうという波は3年振りとなります。

この3年間、ヤフオク、メルカリ、などで中古市場での相場知識を溜め込んだ中で、巡る中古CD屋巡りはなかなか楽しいものであります。レコード店は、店主の好み、得意分野、こだわりが値段に反映されたりします。全国チェーンのブックオフは、店員の仕事の丁寧さのようなものが値段にきっちり現れていることが伝わってきます。

つまり、両者ともに、ネット上での相場は知ってはいて、大体、同じか、やや高め、時には少し安めというところに落ち着いています。これだとジャケットをただ眺めて、元の陳列棚に戻すだけなので、わざわざ中古CDをお店で買う必要もありません。予測の範囲の値段であれば、自宅で寝転がりながら、購入ボタンを押せば事足りるわけです。

レコード店の店主の盲点、リユースショップ店員の仕事の隙をくぐり抜けたところに、お宝は存在しています。


つまりは、売り手の落ち度を見逃さないということです。これはある意味、売り手と買い手の見えない闘いと言っても良いのかも知れません。レコード店店主がこれくらいの値段でいいかと付けたその価格、値札を貼る前に、市場価格を調べなかったリユースショップ店員の仕事の詰めの甘さ、そこからこぼれ落ちたものの中にごくたまに価値のあるものが見つかります。今はそれを探すことが楽しいのです。その楽しみはしばらくは続いていくと思います。

中古CD屋ならではの楽しみは他にもあります。


昨日、立ち寄ったお店では、Mogwaiが何枚かあった後で、The Twilight Sadが500円コーナーに置かれていて、同じ人が売ったのだろうなと予測したり。そう言った同系列の流れの中で、やっぱりこのバンドもあったかということは結構あります。

これを買おうか迷うなと思って買わずにいたアルバムが後日、すでになかったりすると、見えない敵(購入者)に対して、やるなあと思い、よくぞこれを見つけてくれたものだと賛辞を送りたくなったりもします。それと同時に、あいつ(買われた中古CD)行ってしまったなあ、新天地で達者でやれよと、なぜか親心のような気持ちを抱いたりすることもあります。

私が居住している県は地図の半分より下の部分が大雪に見舞われたりします。だからかどうかわかりませんが、英国のバンドが中古店舗の棚に並んでいることがよくあります。Travis、Keaneなど冬、雪を想起させるバンドです。この1ヶ月で私の感触で、どのお店にもほぼ漏れなく陳列棚に並んでいたのが、プライマスでありました。我が県民は、プライマルが好きなのだなあと。

最後に私がこのひとつきで、中古CDで購入した何枚かのアルバムをご紹介して終わりとさせていただきます。


Codeine “Frigid Stars LP” 800円 【市場価格 ¥2,000〜¥4,000】


Minutemen “Double Nickel on the Dime” 990円 【市場価格 ¥2500〜¥6,000】


Sparklehorse “Dreamt For Light years in the Belly of a mountain” 330円 
【市場価格 ¥1,400〜¥2,300】


Mineral “The Power of Falling” 693円 【市場価格 ¥2,000〜¥4,000】

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