
「駅カレー」の思い出。エキナカグルメ、エキチカファーストフードとしては、駅そばと同じくらい食べてきているかもしれません。忘れられない記憶が、カレーの味に深みを与えている可能性も
駅構内のお店や、駅の近くにあるお店で「あまり待つことなく、さっと手軽に食べられるメニュー」といえば、「駅そば」を思い浮かべる方が多いでしょうか。
私も「時間が限られている状況で、何か食べておきたい」という場合には、駅そばをチョイスすることが多いのですが、実はそれと同じくらい、「駅カレー」にもお世話になってきたような気がします。
最近はそうでもなくなってきたのですが、昔は「朝昼晩三食、絶対に米を食いたい!」「駅そばだけだと物足りないので、セットでご飯ものをプラスしたい」というような考えでしたから、「駅カレー」を口にする機会は、結構多めでした。

なお、「駅カレー」という言葉で一くくりにしておりますが、ここでは「駅構内で営業されている店舗にて提供されているカレー」のほか、「駅から至近距離にあるカレー屋さんのカレー」も、それに含めております。
記憶をたどってみると、私が初めて「駅カレー」に接したのは、JR田町駅近くの「田町センタービル ピアタ」1階にあった、「カレーショップいずみ」のカレーライスでした。
カウンター席のみのお店で、注文してすぐに提供され、価格もリーズナブル。
突き抜けた個性は無いのですが、昔ながらのカレーといった味わいで、福神漬けや食器にも、そんな雰囲気が感じられました。
大盛+ゆで卵トッピングの組み合わせで、お願いしていたことが多かったですね。
ラーメンのトッピングは半熟卵でもよいのですが、カレーのトッピングは固ゆでタイプであってほしい、というのが個人的な考え。
こちらのお店のゆで卵は、しっかり固ゆでで、加えてスライスされた状態で出てきたのがポイント高かったです。
数年前までは営業されていたようですが、残念ながら現在はピアタのウェブサイトのフロアガイドに掲載が無く、閉店されてしまったのでしょうか。
また、「チェーンブランド別の食べてきた回数ランキング」は
1位 CoCo壱番屋(ココイチ)
2位 カレーショップC&C
3位 ゴーゴーカレー
なのですが、これはそのまま、「自宅および自宅最寄駅から近いところにある(あった)チェーン店の数のランキング」でもあります。
どこに住んでいたときでも、ココイチの店舗は大体、近所に1軒はありましたので、やはりカレーチェーン店としては、抜けた存在という印象ですね。

ゴーゴーカレーのお店で、行ったことがあるのは八王子駅前スタジアムと西新宿店だけなのですが、一時期、相当リピートしていました。
(※なお、西新宿店は2021年6月をもって、閉店されたとのことです…。)

「金沢カレー」特有の、どろっとしたルーや千切りキャベツ、薄めながら存在感のあるカツ、金属製の器などは、他のチェーン店と比べて、かなり個性的なものとなっていますよね。

それから「カレーショップC&C」は、ご存知ない方もいらっしゃるかと思いますが、京王電鉄グループの「レストラン京王」が展開されているブランドで、京王線の沿線にお店が多いです。
創業は1968年とのことで、再来年には60周年を迎えるという、実はココイチよりも長い歴史を持つカレーチェーン店。
そして私にとっては、人生の節目節目でCCカレーを訪れてきたこともあり、過去の記憶と結びついて、一段と印象深いお店になっていますね。

自分にとって「地獄」だった環境から、抜け出せることが確定した、その日の夜に向き合ったのもCCカレーでしたし…
親族の四十九日法要が終わり、喪主としてひとまず、肩の荷を下ろせた日にいただいたのも、CCカレーでした。
ちなみに、CCカレーではかつて、来店時に「トッピングサービス」の券が配布されていたのですが…
「今日はカレーの気分」となったときに、ふらっと立ち寄るというケースが多いため、「前にもらった券を持参していない」となりがちで、手元には有効期限の切れた券が、大量に溜まっていました。

なお、個人ランキングトップ3のカレーチェーン店はいずれも、ゆで卵が「固ゆでタイプで出てくるお店」でもあります。
ココイチ、CCカレー、ゴーゴーカレー以外のカレーチェーン店にも、足を運ぶこと自体はあるのですが…


どうしても、店舗数や訪れやすさ、味へのなじみ度合などが影響してまいりますので、今回挙げた個人ランキングの、三巨頭の座が揺らぐことは、なかなか考えにくそうです。
