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【元回避型の婚活体験談】28歳で初彼氏

「好き」が分からないまま28歳で初彼氏ができるまで

恋愛感情への戸惑いと、自身の性格

学生の頃、周りが当然のように恋愛をする中で、私は「好き」という感情が分からず、アラサーになってもその感覚に確信を持てずにいました。ドラマや漫画の知識はあっても実体験がなく、真面目すぎる性格やコミュニケーション苦手意識、そして一人の時間を好むことや、プライドの高さが災いし、婚活をしても異性と楽しい時間を過ごすことができませんでした。

25歳を過ぎる頃には、「この先、人を好きになり、相手からも好かれることなんてあるのだろうか」と半ば諦めていました。元々友人も少なく、一人で生きていく人生設計を考えるほど、恋愛や結婚を遠いものと感じていました。

婚活を始めた理由:焦燥感と「普通のレール」

それでも彼氏が欲しいと思ったのは、人生の伴侶を求めていたからです。社会人になり周囲が結婚し始めると、自分を認めてくれる存在や、共に歩める存在への憧れが強まりました。同時に、自分だけが「普通のレール」から外れ、欠陥があるのではないかという不安に駆られたことも事実です。

独身率が高い現代において、そんな風に思い詰める必要はないと頭では理解していても、真面目さゆえに「結婚して当たり前」という価値観から逃れられずにいました。

試行錯誤の婚活:アプリとパーティーの使い分け

25歳で仕事が落ち着いてからは、1年周期で意欲が湧いた時に婚活を行いました。主に利用したのは婚活パーティーとマッチングアプリです。

当初、アプリはメッセージのやり取りが手間に感じて自然消滅が多く、数人と会うだけで疲弊してしまいました。一方、一度に多くの人と会える婚活パーティーは効率が良いと感じましたが、最終的に初彼氏と出会ったのはアプリでした。

成功の鍵は「吹っ切れた精神状態」

なかなか結果が出なかった私が、なぜ初めての交際に至ったのか。その勝因は二つあります。
一つは、とにかく多くの人と会ったこと。もう一つは、婚活に疲れ果てて「もうどうにでもなればいい」と吹っ切れたことです。

それまでは相手から積極的に来られると懐疑的になり引いてしまっていましたが、精神的に追い込まれたことで、逆に自分から積極的に動けるようになりました。この姿勢の変化が、大きな転換点となりました。

条件と「フィーリング」の難しさ

年齢を重ねるにつれ、結婚相手への条件はシビアになりました。特に女性は将来的なライフイベントを考えると、経済力や安定性を重視せざるを得ません。数年間身体的・精神的に、経済的にも弱者となる可能性があるからです。少しでも何かあったときに守ってもらえなさそうと感じると魅力的に感じませんでした。しかし、そうした条件以上に難しかったのが「フィーリングの合う人」を探すことでした。

もともと学校のような狭いコミュニティでさえ気の合う人を見つけるのが苦手な私にとって、相当な数の人と会わなければ理想の相手に出会えないのは、当然のことでした。

28歳というタイミング

初めて出会った彼は、いわゆる「ビビッときた」相手ではありませんでした。ただ、今まで会った誰よりも違和感がなく、嫌だと思う点がなかったのが決め手です。

「好き」という感情は、付き合っていく中で徐々に芽生えていきました。若い頃に無理をして恋愛をしようとしても、当時の未熟な私では回避的な行動をとって失敗していたでしょう。28歳になり、さまざまな経験を経てようやく、私は恋愛を受け入れる準備ができたのだと思います。今では、このタイミングでよかったと心から思えています。

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