本人よりも周りが困っている
私は、母の最終目的が「子どもを実家崇拝にさせて支配する」ことだとずっと気づかなかったので、それに気づいたときはまさかという思いでした。
私や兄がまだ若いならともかく、家庭を持ちアラフォーアラフィフになってもなお、親の権威で支配しようと行動に移す母親なんて、聞いたことがありません。
よく老年の親が「あっちが痛い、こっちが痛い、さみしい」と言って依存してくるというのは聞いたことがありますが、母の場合はプライドの高さから、基本的には権威と威圧で"上から支配"しようとしてきました。
兄夫婦や私は、職場に来られたり呼びつけられて長時間説教されるということを経験しています。
他にも色々とありました。
私の離脱の理由が明確であっても、"揺り戻し"の際には、表面上だけでも謝ったり一時的に優しくなるということもなく、一貫して"強要"や
"挑発"や"他の家族を取り込む"という手段をとりました。
あくまで自分が”上”である力関係にこだわり続けているように見えました。
同性である私には境界線を侵入しやすく、そのような態度でくるのは百歩譲って理解できるとしても。
自立して働き盛りで家庭を持つアラフィフの男(兄)にたいし「親にむかって」と激怒している母には、ばあさんなのにどこからそんなエネルギーがわいてくるのだろう。と不思議でなりません。
母の望む家族関係を想像すると、中年の兄妹が自分の家庭をそっちのけで、老齢の母に尽くし崇拝する構造ができあがります。
そんなカルトみたいなのは御免だ!と思います。
母には、福祉や医療につながってほしいと考えたこともあります。
ですが本人は自分がおかしいとは微塵も思いたくないし、息子や娘など周りがおかしいのだと信じたいのです。そう思わないと生きていけないのです。そういう病理なのです。
関連に問い合わせたこともありますが、本人にかかる意思がないと何もできないとのことでした。
結局は、相手を変えることはできないので自分が関わりかたを変えて、自分の身を守るくらいしかできないのです。
