Palo Alto Networks、AIエージェントでIT窓口を自動化するConsoleを5億ドルで買収——「自律型セキュリティ運用」は実現するか
パスワードリセットやアクセス権限付与を人手なしでこなすAIエージェント企業Console。設立からわずか2年で、Palo Alto Networksが現金・株式合わせて5億ドルで買収した。
■詳細
Consoleは2024年創業、AIエージェントでパスワードリセットやFigma・Miroへのアクセス権限付与、トラブルシューティングなど定型IT業務を自動化するスタートアップ。Ramp、Flock Safety、Scale AIなどを顧客に持つ。買収前の評価額は1.57億ドルだったが、シード(Thrive Capital主導620万ドル)・シリーズA(DST Global・Thrive共同主導2300万ドル)を経て、今回5億ドルでの買収となった。Palo Alto NetworksのCEOニケシュ・アローラ氏個人も、エンジェル投資家として大きなリターンを得た。買収後はAI脅威検知プラットフォーム「Cortex」に統合される。
■今後の展望
アローラCEOは、Consoleのエージェント技術により「自然言語でアラートを調査・解決」できるようになり、企業全体で自律的なセキュリティ対応が可能になると説明する。同分野ではSequoia出資のServalが評価額10億ドルのユニコーンとして独立系の最有力候補に位置づけられており、Palo Alto Networksとの競争が今後の焦点となる。同社にとって2026年に入り7件目の買収。
参照リンク
https://techcrunch.com/2026/09/02/palo-alto-networks-paid-500m-for-thrive-backed-console-sources-say/

