
【出産レポ】第二子を出産しました 〜経産婦による、計画分娩&無痛分娩のレポ〜
4月末の入院当日、朝からものすごい雨だった。
びしょ濡れになりながら、主人と一緒にテン様(第一子のあだ名)を保育園へ。
数日前からテン様には、
「ママは病院でねんねするからね」
「その間はパパとねんねしてね」
そう伝えていた。
テン様は「やだ」と言うこともなく、「うん」と頷いてくれた。
本当に分かっているのか、それとも当日になって実感するのか……。
保育園の先生にも、今日から入院することを共有。
最後にテン様をぎゅっと抱きしめて、お別れした。
1日だけ離れたことはあったが、5日間も離れるのはさすがに初めて。
テン様より、私のほうが寂しくなりそうだった。
その後は一度帰宅し、午後まで自宅待機。
私「出産したら一ヶ月はお風呂に入れないし、最高の風呂タイムを過ごそう!」
突然思い立ち、Uber Eatsでサーティワンを注文。

キャンドルを焚いて、サーティワンを食べて、私が思う最高の風呂タイムを過ごす。
ママ友からは「出産がんばって!」とLINEが届き、じんわり励まされる。
お昼ごろになると、朝の大雨が嘘みたいに太陽が出てきた。
入院中の5日間はほとんど太陽の光を浴びられないだろうと思い、ベランダで少しだけ日向ぼっこ。
そして時間になったので、主人に運転してもらい病院へ向かった。
病院に着くと、受付で主人とはあっさりお別れ。
助産師さんに荷物を持ってもらい、そのまま陣痛部屋へ案内される。
部屋は三人部屋。今日は満員とのことだった。
カーテンで仕切られていたので挨拶などはしなかったが、
「みんな……頑張りましょうね……!」
心の中でそっと、エールを送る。
体重と血圧を測り、NSTをする。その後に内診。
これがマジで激痛だった。
私「痛い痛い痛い〜〜ッ!!!」
先生「ごめんね〜もうちょっとだから!!」
助産師「はい、深呼吸〜!ふ〜と息吐いて〜」
私「(できるか〜〜ッ!!)」
そして内診が終わり、
先生「うーん、子宮が全然開いてないし、奥の方だわ。詰め物しましょう」
私「ひ、ひい……」
詰め物も中々の激痛。助産師さんに「息を吐いて〜」「力を抜いて〜」と声をかけてもらいながら、詰め物をしてもらう。
いや、なんだこれ。出産か?
3本の詰め物をして処置は終了。
冷や汗でパジャマがびっしょり濡れてしまったので、助産師さんが替えてくれた。
その後、助産師さんからさらなるお知らせ。
「詰め物したから、今日のシャワーはなしね。あと夜中4時にもモニターつけましょうね〜」
私「は、はい……」
計画分娩なら事前に予定も立てられるし、いいな〜と思っていた。しかし実際に始まってみると、4時間ごとにモニターはあるし、子宮は全然降りていないしで、なかなか大変。
私(これなら自然に陣痛を待つ感じでもよかったのでは……?)
ちょっとブルーになりながら、陣痛室へ。その後、食事が運ばれてくる。
ご飯おいしいと有名な産婦人科。期待を裏切らず、大変おいしかった。
入院して良かった〜〜〜〜!!!(現金)
大満足で夕食をとり、主人からテン様の動画が送られてくる。
「ママがんばって〜!」という応援動画。
窓から叫んでる姿を見て、普通にウルッときてしまう。なんていい子なんだ。
陣痛室の隣の人は何か異常があったのか、常にモニターをつけた状態。モニター画面の光がぼんやりと天井に光っているのを見つめながらウトウトする。
夜中0時と4時に助産師さんに起こされ、部屋を移動。
前回の出産の反省を活かして、耳栓をつける。
これがマジで大正解だった。これから入院する人、全員買ってほしい。
大きい音はシャットアウトしつつ、赤ん坊の泣き声などは聞こえます。今回の入院生活のMVPです。
しかし耳栓やめぐリズムの助けがあるとは言え、最長でも4時間しか眠れないスケジュール。
ね、眠い…!まさかの出産前日に細切れ睡眠……!!!
陣痛室へ戻り、気絶するようにしてベッドに倒れ込む。
さて、ここから出産レポです(前置きが長い)
▼ 8:00
出産開始
前日の詰め物のおかげで子宮口は3センチ開いていた。
点滴を刺したり、血圧バンドを腕に巻いたり、心電図を胸に装着したり、爪に酸素濃度計をつけたり……
私(この管だらけになる感じ、懐かし〜〜〜〜〜)
▼ 10:30
促進剤のおかげで、痛みが10分間隔になる。
お腹が少し痛いが、内診よりはマシ。100倍マシ。
私(順調そうだし、昼過ぎには生まれるかな〜?)
今考えると大変ナメてた。
▼ 11:30
再び内診。痛い。内診ホント痛いやだ。
先生「ん〜まだ3センチだね」
私「(絶望)」
陣痛を促すため、卵膜を剥がされる。
▼ 14:00
痛みが増してくる。申告したところ、麻酔を入れることに。
椅子の上であぐらをかき、助産師さんに前から押さえられる。
「いい!?絶対動いちゃダメよ!?」
私「は、はい…!!」
すごく脅されたが、全然痛くなかったので動くこともなかった。
だんだん麻酔が効いてくる。
これで一安心だとホッとしたのも束の間。
麻酔が効いているかのチェック。助産師さんが保冷剤を持って、私の体に当ててくる。
助産師「お腹どう?冷たい?」
私「冷たいです」
助産師「足の付け根は?」
私「……。冷たいです」
助産師「下腹部は?」
私「………………。冷たいです」
助産師「・・・うーん」
助産師「麻酔、入れ直しね」
私(ぎゃーーーーッ!)
「麻酔入れ直しとかあるんですか!?」と聞いたら、「よくある」とのこと。
内心しくしく泣きながら、麻酔の針を入れ直し。中々針が入らず、三回くらい入れ直した。
私(もし次も麻酔効かなかったら、普通分娩になるのかな…。心の準備が……!!)
妊娠中は育児や仕事の忙しさを言い訳にして、出産のことをほぼ考えていなかった私。
どんくらい考えていなかったかというと、
呼吸法を分娩台の上でググっていたレベル。
もちろん普通分娩になった時のことなんて考えていなかった。
皆さん、こんな妊婦にはならないでください。
心配してたものの、次は成功!
麻酔が効いていた部分は、全然冷たさを感じない。よかった…。
お腹のハリが2分間隔に。申告すると再び内診。
麻酔のおかげで全く痛くない。麻酔最高。
私(6センチくらいかなー?)
先生「んーまだ3センチだね」
私「(ウッソ、まだ!?)」
先生「破水しとこっか」
ピンポン玉が弾ける感じがする。違和感がすごくて「ギャッ」と声がでた。
主人に連絡してと言われたのでLINEする。
▼15:00
主人が到着。
名付けの話とか育休中の旅行の話とかする。
主人は昨日まで仕事してたし、私も寝不足。さらにモニターの心音で、2人ともウトウトしながら話し続ける(※陣痛中です)
途中、お尻に筋肉注射。
どうやら子宮の入り口を柔らかくするらしい。
筋肉注射だけど、麻酔のおかげで全然痛くない。
その後「重力で赤ん坊を下に下げようかー」ということで、座る。
私(座るだけで変わるのか…?)
すると、赤ん坊が降りてくる感覚がする。
重力ってすごい!!
だんだん下腹部が痛くなってきたので、ボタンを押して麻酔追加。少しずつ降りてくる。
そのことを報告すると内診。
助産師「お、全開だ」
私「え、はやい!」
助産師「注射がきいたのね」
注射ってすごい!!
お産はじめよう〜ということで、もう一度寝転がる。
助産師「レバーをひいて、固いウンチを出す感じで!」
私「はい!」
麻酔が効いてるおかげでそこまで痛くならず。
圧迫感はすごいけど、生理痛よりは痛くない。指示通り踏ん張る。
(多分おまたの方じゃなくて、お尻の方に力を入れるんだよな?こうか?)
みたいなことを考えながらいきみ続ける。
赤ん坊の位置も悪くないし、あとは踏ん張るだけ。
でも痛みがないせいか、中々気張れない。
いや頑張ってるんだけど、うまく力が入らない。
すると助産師さんがやり方を変えてくれる。
2回に分けて、踏ん張る方法に。こっちの方が相性が良かったらしく、どんどん下に下がっていった。
「上手だよー!!」とすごく褒められる。助産師さん3人くらいに応援される。
「あとちょっと!」
「がんばれがんばれ!!」
応援してもらう中、踏ん張る。
すると一人の助産師さんが感心した声を上げる。
「すごい伸びるね!!」
どうやら股がめちゃくちゃ広がってるらしい。どこで役立つんだその柔軟性。
助産師「お、頭見えてきたよ!見える!?」
私「見えないです!」
助産師「見える見える!ほら!!」
覗き込むようにお腹を持ち上げると、確かに子どもの顔が覗いてる。
もう一回踏ん張ると、ズルルッと赤ん坊が出てきた。
うわ〜〜懐かしいこの感じ!!!
「出たー!」よりも「懐かしい!」が勝った。お腹のあたりが軽くなる感じ。
「おめでとうございます!!」という言葉とともに、赤ちゃんが腕の中へ。
おぎゃあおぎゃあと声をあげてる。思ったより小さい!
血だらけの顔を見て、「あぁあなたも頑張ってくれたんだね」とちょっと泣きそうに。
早くテン様にも会ってもらいたいなと思いながら、髪の毛をそっと撫でる。
▼ 16:30
赤ん坊は助産師さんに渡し、主人はポイッと外へ(笑)
私の処置タイム。助産師さんたちの手際がすごく良かった。
赤ん坊は体を拭いたり、体重を測ったり。
私は先生に処置してもらう。
大量に使われるガーゼ、股を縫ってもらう感覚、どんどん足される点滴。
5人の助産師さんがスピーディーに行動してる。私は「す、すご…」となりながら呆然としたり、近くの赤ん坊を見つめたりする。
▼17:00
処置が終わって、主人も一緒に写真撮影!
赤ん坊は「むむ…ここはどこだ…?」みたいな険しい顔をしている。
「テン様と似てる〜」
それが二人の感想だった。
あと小顔で肌が白い。完全に主人の遺伝だ。
でも顔はテン様ぽいので、容姿は私なのかな。
主人が赤ちゃんと撮影したがってたので撮れてよかった。
そのままテン様の保育園のお迎えへと向かっていった。お疲れ様や。
私は3時間そこでひと休み。
前回は色んな人にLINEで報告してたけど、休んだほうがいいなと判断し、そのままウトウトする。
途中で助産師さんがやってきて「晩御飯たべれそう?」と聞かれる。
私「食べれます!!!!」
めちゃくちゃ食い気味で答える。
今日は水しか摂ってないため、大変お腹がすいていた。
食事を運んでもらう。約24時間ぶりの食事のせいか、米が輝いて見える。
夢中でかぶりつく。
一日ほぼ絶食 + 出産後
こんな状態で急なドカ喰いした私。気持ちが悪くなる(アホなの?)
お腹はすいてるのに、胃がびっくりしてご飯を受け付けなくなる。嫌だ食べたい!でも気持ち悪い!でも食べたい!!とぐるぐるする。
そのあと30分くらいゆっくり噛み締めながら完食。
出産後にドカ喰いするのはやめましょう。
▼ 18:00
胎盤を見せてもらう。
テン様の時も見たけど、やっぱりグロい(笑)
巨大なレバーみたいな感じ。内臓だから一緒みたいなもんか(?)
「触ります?」と言ってもらったので、触らせてもらった。ぷにぷにでやわらかい。見たまんまの感触。
それにしても胎盤を食べる人もいるって聞くけどすごいな…と思ったりする。
ちなみに私は病院に提供しました。薬になるそうです。
▼ 20:00
産後3時間経ったので、子宮の様子を見られる。特に問題なし。
助産師「じゃあ点滴抜いていきますね」
私「え、あ、はい!」
点滴を抜いてもらい、すっかり軽くなった体。
部屋を移動し、色々と説明してもらう。
そして「ゆっくり休んでくださいね」と言われ、助産師さんは部屋を退出した。
私は何も装着されてない腕を見ながら、感動していた。
体が 軽い!!!
テン様出産時は出血多量だった。1リットルくらい出血した。
出産後は車椅子で部屋まで移動。
寝る時は、尿道カテーテルをつけ、トイレが行けない状態に。
さらに点滴までつけていた。
そのため出産当日は寝返りが打てず、機械音もするし、初めての出産で興奮もしてて、ほとんど眠れなかった。
だけど今回は違う。
寝返りが打てる!
トイレにもいける!!
さらに前回の反省を生かし、安眠グッズ(耳栓やめぐりズム)も持ち込んでる!!
7時間寝ました。
いや〜〜〜最高でした。
臨月はずっと頻尿や腰痛で3時間ごとに起きてたし、出産前日もモニターチェックで細切れ睡眠だったし、こんなにまとまって寝たの久々すぎる…!!
以上が、二人目の出産レポでした。
麻酔の入れ直しなどはありましたが、全体的にスムーズに進んだ出産でした。何もなくて良かった。
計画分娩や無痛分娩の感想、妊娠期間を通じて思ったことなどは、また別記事にまとめようと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!