🌙はじまりの旅③ 世界のはじまり
この物語は、チュチュ・テイルの世界を旅する記録です。
シルエットで描かれた猫たちや動物たちが暮らす世界✨
はじめての方は固定記事からどうぞ🌙
まだ森も街も、何も生まれていないころ。
雲の上の空には、ただ静かに太陽と月だけがありました。
太陽の名前は、ソレイユ。
月の名前は、ルーナ。

ふたりは、何もない世界を見つめながら、やさしい光で包み込むようにその空を見守っていました。
ある日。
ソレイユのあたたかな光と、ルーナのやわらかな月の光が、ひとつの場所にそっと重なりました。
その瞬間、小さなきらめきが生まれます。
それが、魔法の花園のはじまり。

静かなその場所で、やがてひとつの花が咲きました。
世界で最初の花。
「はじまりの花」。
その花は、やさしい光をまといながら、静かに、けれど確かに魔法を広げていきます。
その魔法は、風のように広がり、森を生み、街を生み、小さな村を生みました。
やがて花が咲き、動物たちが暮らしはじめ、こうして花と魔法の香る島、フルール島が生まれたのです。
今も、魔法の花園では「はじまりの花」が咲き続けています。
太陽ソレイユと、月ルーナに見守られながら。
その光は、きっと今も、この世界のどこかに
やさしく届いているのでしょう。

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