よく母親が子どもに向かって、
「あの子ったら、また部屋を散らかしたまま出かけてしまって…」
と愚痴をこぼしているのを耳にします。
一方で、MLBの試合終了後には、日本人ファンがスタンドに落ちているゴミを拾い集める姿が世界中で話題になり、多くの称賛を浴びています。
また、ドジャースの大谷翔平選手も、グラウンドに落ちている小さなゴミをさりげなく拾う姿がたびたび見られます。
あるとき、大谷翔平選手はメディアからこんな質問を受けたそうです。
「清掃スタッフがいるのに、なぜゴミを拾うのですか。」
それに対して大谷選手は、
「ゴミを拾っているんじゃないんです。運を拾っているんです。」
という趣旨の話をされたと伝えられています。
『機会があるたびに運を拾い、運を貯金する。』
そうやって自分を幸運体質にしているという考え方です。
何とも素敵な発想ですね。
そう考えると、日本人ファンも、ただゴミを拾っているのではありません。
運を拾い、幸運を【宇宙貯金】しているのかもしれません。
さらに感心するのは、大谷選手は周囲の人まで自然によい方向へ変えてしまうことです。
以前、ドジャースのダッグアウトには、ヒマワリの種の殻が床に散らばっている光景がよく見られました。
ところが大谷選手は、殻を紙コップに入れていたそうです。
大谷選手は「こうしましょう。」
とは言いません。
ただ、自分が行動で示すだけ。
その姿を見たチームメートも、自然と同じように紙コップへ入れるようになり、ダッグアウトは以前よりずっときれいになったと言われています。
このような周囲へのよい影響を、チーム内では「大谷化」と呼ぶ声もあるそうです。
また、大谷選手は練習でも誰よりも早く球場へ入り、最後まで努力を続けることで知られています。
そんな姿勢に刺激を受け、チーム全体の意識にもよい変化が生まれたと言われています。
もちろん、ワールドシリーズ連覇は大谷選手一人の力ではありません。
しかし、一人の行動が仲間に好影響を与え、チーム全体の雰囲気を高める力があることは間違いないでしょう。
私たちの日常でも同じです。
道にゴミが落ちていたら、一つ拾ってみる。
玄関の靴をそろえる。
使った物を元の場所へ戻す。
笑顔であいさつをする。
ほんの小さな善い行いの積み重ねが、「運の貯金」になります。
銀行の預金が少しずつ増えていくように、運もまた、小さな積み重ねによって育っていくのではないでしょうか。
今日から一つ、運を拾ってみませんか。
その小さな行動が、やがて幸運体質をつくり、幸せを感じる毎日へとつながっていくはずです。
運は待つものではなく、拾って育てるもの。
さあ、今日も「運の貯金」を始めましょう。
