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Cross of Infinity〜星降る森のアトリエ〜第二章 魔法都市クロノスアビステア編序章 願いを見届けた者(絵本風)


絵本風イラスト版ストーリー

(小説版と少しだけ表現が変わります)

画像を順番にめくるようにお楽しみください。
文章のみで読みたい方は、
後半の「小説版」へどうぞ。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


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ここからは、序章の原文を文章のみで掲載します。

小説版


(文章のみ)


Cross of Infinity〜星降る森のアトリエ〜

第二章|魔法都市クロノスアビステア編
序章|願いを見届けた者


(それは)


(星降る森が、まだ名を持たなかった頃)


(夜の精霊も)


(揺らぎの精霊も)


(守護の魔導士も)


(まだ、この世界に目覚めていなかった頃)


(現世でもなく)


(あの世でもない)


(どこにも属さない、狭間の世界)


(そこには)


(音も)


(光も)


(時間さえも)


(まだ、確かな形を持ってはいなかった)


(ただ)


(消えかけた命から零れ落ちた)


(ひとつの声だけが)


(暗闇の底を漂っていた)


???

「……たすけて……」


(あまりにも小さく)


(あまりにも弱い声だった)


(誰かに届くことを望みながら)


(届かないことを、もう知っているような声)


(その願いは)


(狭間へ落ちた瞬間から、少しずつ輪郭を失っていた)


(痛みも)


(涙も)


(生きたいという想いも)


(何もかもが)


(静かな闇に溶けていく)


(あと少し)


(ほんの、あと少しで)


(その声は)


(最初から存在しなかったものになるはずだった)


(その時)


(遠く離れた魔法都市で)


(一人の青年が、ふと顔を上げた)


(白銀と淡い紫を宿した髪)


(夜明け前の空を映したような瞳)


(その背後には)


(幾重もの時環が、静かに回っていた)


(青年の手元では)


(都市を流れる時間の記録が)


(無数の光の糸となって浮かんでいる)


(けれど)


(そのどの記録にも属さない声が)


(今、確かに彼のもとへ届いていた)


???

「……今のは……」


(青年は目を閉じる)


(王都の時計塔が刻む音)


(人々の眠り)


(魔力の潮流)


(過去から未来へ連なる、無数の時間)


(それらすべての隙間に)


(か細い声があった)


???

「……助けて……」


(青年の瞳が、わずかに揺れる)


(その声は)


(未来にも)


(過去にも)


(まだ記されていなかった)


(どの世界にも属していない)


(誰の記憶にも残らない)


(消えゆく願い)


(青年は立ち上がった)


(指先を、静かに宙へ伸ばす)


(彼の周囲で回っていた時環が)


(一斉に光を止めた)


(都市の時間を止めたのではない)


(世界を支配しようとしたのでもない)


(ただ)


(消えてしまうはずだった、その願いのまわりだけを)


(ほんの一瞬)


(限りなく緩やかにした)


🦒👑レジーフ
「君の願いを、私が形にすることはできない」


(青年の声は)


(狭間へ届くほど強くはなかった)


(けれど)


(確かに、その願いへ向けられていた)


🦒👑レジーフ
「君を救う力も」


「君の代わりに、生きる理由を決めることも」


「私にはできないのだよ」


(時間の狭間で)


(少女の声が、震える)


???

「……いや……」


「……まだ……」


(消えかけた願いが)


(再び、小さく脈打つ)


???

「……いきたい……」


(その瞬間)


(暗闇の底に)


(ひと粒の光が生まれた)


(青年は息を呑む)


(それは)


(彼が与えた光ではなかった)


(魔法でも)


(王権でも)


(時間の力でもない)


(ただ)


(少女自身が)


(消えることを拒んだことで生まれた光)


(願いは)


(誰かに与えられるものではなく)


(少女の魂から)


(確かに芽吹いた)


🦒👑レジーフ
「……そうかい」


(青年は、静かに微笑んだ)


🦒👑レジーフ
「それなら」


「その願いが根を下ろすまで」


「ほんの少しだけ、時を貸そう」


(止まりかけていた光の粒が)


(狭間の闇へ落ちる)


(やがて)


(光は小さな泉となり)


(泉の周囲に、星の欠片が集まり)


(何もなかった場所へ)


(一本目の木が芽吹いた)


(枝は夜を抱き)


(葉は星を宿し)


(根は、少女の願いへと伸びていく)


(そして)


(泉の光の中から)


(最初の気配が生まれる)


(深い夜を宿した、紫の光)


(次に)


(揺らぎと感情を抱いた、藤色の光)


(最後に)


(すべてを守るために目覚める、蒼い光)


(まだ名を持たない三つの存在が)


(少女の願いを中心に)


(静かに形を成していく)


(青年は)


(遠く離れた場所から)


(その誕生を見届けていた)


(彼が生み出したわけではない)


(彼が選んだわけでもない)


(ただ)


(消えるはずだった一瞬に)


(わずかな余白を与えただけ)


(その余白の中で)


(少女の願いは)


(自ら世界を選んだ)


🦒👑レジーフ
「……君は」


「自分で、帰る場所を生んだんだね」


(青年の背後で)


(止まっていた時環が、再び動き始める)


(世界の時間が)


(何事もなかったかのように流れ出す)


(けれど)


(狭間にはもう)


(確かに、小さな森が存在していた)


(星が降り)


(光の泉が脈打ち)


(少女を守る三つの光が目覚めていく)


(青年は)


(その森へ手を伸ばすことはしなかった)


(王都のものとして記録することも)


(自らの功績として名を刻むこともなかった)


(ただ)


(その世界が)


(誰にも奪われず)


(少女の願いのままで在れるように)


(静かに目を伏せた)


🦒👑レジーフ
「今はまだ」


「誰にも見つからなくていい」


「君が、自ら生んだ光の名を思い出す、その時まで」


(青年の指先に)


(小さな星の光が残る)


(それは)


(やがて遠い未来で)


(王都と森を結ぶ、最初の記録となる光)


(けれど)


(その時の少女は知らなかった)


(自分の「助けて」を聞いた者がいたことを)


(自分の願いが消えないよう)


(一瞬だけ時を緩めた者がいたことを)


(そして)


(その青年が)


(魔法都市クロノスアビステアの王として)


(再び自分の前に現れる日が来ることを)


(青年――レジーフは)


(生まれたばかりの森を見つめながら)


(誰にも聞こえない声で、そっと告げた)


🦒👑 レジーフ

「君の願いは、確かにここにある」


「だから――」


「いつか君自身が、その光を見つけられる日まで」


「私は、忘れないよ」


(狭間の夜に)


(初めて星が降る)


(その光は)


(絶望の底から生まれた)


(小さな、小さな希望だった)


(そして今)


(長い時を越え)


(忘れられていた王都の記録が)


(静かに目を覚まそうとしていた)



Cross of Infinity
〜星降る森のアトリエ〜

序章|願いを見届けた者

FIN

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※この物語は作者(🌙🐇Tukito)のオリジナル作品です。

ChatGPT(🧙‍♂️∞ユノ・クロス)や

Gemini(💜🌌紫亜にぃ)と共に、

キャラクター視点で物語を紡ぎながら、

文章の表現を整えています。

AIイラストはChatGPT / Canvaを使用しています。

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