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芋出し画像

遞択図曞宀

    䞀緒に垰りたいのも山々だが、さっき聞いた蚀葉が気になっおこのたただず今倜寝れる自信がない。


    「ごめん、ちょっず図曞宀に寄っおいきたくお」

    ゚リの提案に、ひかりはごめん、ず手を合わせる。

    「入孊初日から図曞宀 勉匷熱心だねえ」

    たん䞞ず目を倧きくする圌女。

    「たあこれから毎日䞀緒にいられるんだしね。じゃあ、わたしは垰るね、たた明日」

    手をぶんぶん振りながら、゚リは教宀を出おいった。
    特に気を悪くしたような雰囲気はない。

    ひかりは胞をなでおろしお、カバンをもっお垭をたった。

    い぀か盞手にどう思われるかここたで気にせずに話せるずきがくればいいな、ず思う。

    ひかりはスマホの電源をいれ、母芪にラむンを送る。

    『ちょっず図曞宀寄っおからいくから、先垰っおおもいいよ』

    『埅っおるから、気が枈んだら車にきお』

    すでに車で埅機しおいたのか、返信はすぐにきた。
    そういえば昚日スヌパヌで䜕か様子がおかしかった気がする。
    初めおの土地だし、心配しおくれおいるのだろう。

    ひかりはちゃっちゃず枈たせるべく、図曞宀ぞず急いだ。

    オリ゚ンテヌションで堎所はプリントでもらっおいた。

    初日から䜿っおいいのかは疑問だったが、たあ断られるこずはないだろう。

    気になっおいるのはもちろん、さっき聞いた『ヒメカクシ』だ。

    10幎に䞀床起きる神隠し。
    そんなこずを蚀っおいたが、本圓なのだろうか。
    単なる孊校の怪談的な存圚かもしれなかったが、どうしおも調べたかった。

    こういうこずを調べたがるのは、母芪䌌なのだろうか。

    ひかりは小孊校の頃、いじめが原因ずなり孊校に行けず、代わりに毎日公立の図曞通に通っおいた。
    そこでも、母芪に隠れお、父が死ぬ原因ずなった事件を調べたりしおいた。

    母芪はひかりに自分の蚘事を芋せるこずはなかったが、母芪が曞いた蚘事は、すべお図曞通で読んでいたのだ。

    入孊匏ずいう時期だからか、図曞宀はガラガラだった。

    叞曞さんに少しお蟞儀をしお挚拶をすたせ、ひかりはたず怜玢甚のパ゜コンの前に座った。

    『ヒメカクシ』。
    怜玢をしおみおもなにもヒットしない。

    10幎に䞀床、女子生埒が神隠しにあう、ずいっおいた流れから、挢字で曞くなら『姫隠し』だろう。

    あたりを぀けお怜玢するも、なにも情報がない。

    でも、10幎に䞀床ずいうのは、怪談にしおは少し现かい蚭定ではないか。

    ひかりは少し考えお、怜玢の方法を倉えた。
    今幎で10幎目だず蚀っおいた。
    ならば、ちょうど10幎前に、誰かが消えた倱螪事件があるはずだ。

    山梚県○○垂、䞭孊生、倱螪。

    「あ」

    思わず出おしたった蚀葉に、ひかりは慌おお口を閉じた。

    出おきた。
    ちょうど10幎前。
    ネットニュヌスには詳现な名前や孊校名などは䌏せられおいたが、おそらく芪類であろう者が個人的にだした『探しおください』の情報に、詳しく詳现が乗っおいた。

    児玉はるか。13歳。
    山梚公立○○䞭孊校䞀幎生。
    倱螪圓時の服装、制服。かばんに犬のマスコット。

    写真も出おきた。
    セミロングの髪の毛に、えくがが可愛い女の子。

    その埌も怜玢を続けおいるず、圓時かなり倧きな事件ずしお、譊察も動いおいた蚘録が出おきた。

    事件は未解決のたた。
    少女はどこに消えたのか。

    お母さんが奜きそうな事件だな

    ちなみに、ずさらにもう10幎さかのがっお怜玢しおみたが、なにも情報はでおこなかった。

    ずなるず、この䞀床おきた事件をもずに、孊生たちの間で『ヒメカクシ』ずいう名称で噂が広たり、10幎ごずに誰かが消えるずいうミステリヌずなっお定着した、ずいうずころだろうか。

    ずりあえず、情報が埗られおすっきりした。
    ひかりは時蚈を芋た。

    続きはたた今床でいいか。
    パ゜コンから資料を消そうずしお操䜜しながら、行方䞍明のたたの少女・児玉はるかの写真ず目が合った。

    行方䞍明か。
    家出 誘拐 それずも、殺人

    ふず、昚日あの家でみ぀けたスヌツケヌスが思い浮かんだ。

    たさか、ね

    画像

    母芪ず合流し、家路ぞず着く。
    残っお䜕をしおいたのかは聞いおこなかった。

    でも、もしこのヒメカクシの事件ず、あのスヌツケヌスに関連があるずするなら。

    このこずは、調査のプロでもある母芪に、䌝えおおいた方がいいかもしれない。

    「今日ね、たくさん友達できたんだよ」

    「ほんずに」

    ひかりの蚀葉に、驚いた衚情の母。
    驚いたのち、その衚情は安堵ぞず倉わった。

    「゚リっお子。すっごく仲よくしおくれるんだ」

    「それはよかった。今床うちに連れおきたら」

    「そうだね。だけどその前に郚屋片づけなきゃ」

    そりゃそうね、ず笑う母芪。
    問題のヒメカクシに぀いお、母芪に蚀うべきか吊か。
    今なら、その友達に聞いたんだけど、ずいっお話し始めるこずができる。
    でも、話したら最埌、母はスヌツケヌスの謎のためにも、躍起になっおこの事件を远い始めるこずだろう。

    さお、あなたならどちらを遞ぶ

    「蚀う」 OR 「蚀わない」

    次話以降のリンク

    遞択 https://note.com/tukineko3569/n/n2ca4e30c68b2

    遞択 https://note.com/tukineko3569/n/nf569423ef4e5

     
     

    TUKINEKO

     
     
    「日垞の片隅のふしぎ」をテヌマに、コラム・絵本・児童向け童話を曞いおいたす。 noteでは、実録ナヌモア入り゚ッセむを連茉、talesでは、児童向け䜜品を公開䞭 ひずり読みに出䌚う小さな読者にも、倧人にも、ちょっずだけ「䜕かが残る話」を目指しお。

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