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50代、ご機嫌に生きる私のマッチングアプリ奮闘記〜17人の男たちを経て「おひとり様最高!」にたどり端くまで〜

「もしも、4人のワンオペ育児を終えた52歳の関西女性が、マッチングアプリを開いたら?」

――これは、パートナー探しの旅ではなく、自分で自分をご機嫌にするための、笑いと涙の『脱皮』の物語です。

「私の人生、このままでいいんかな」
ふとそんな漠然とした不安が胸をよぎったのは、50代を迎えた頃でした。
振り返れば、これまでの半生は逆境の連続。
離婚当時、子どもたちは中1、小5、小1、年中。私は4人の子どもを養育費なしで育てるため、京都でワンオペ育児に奔走していました 。
絶対に誰にも頼らへん!」と突っ走ってきたけど、強がりの裏にはいつも小さな不安がありました。
その後、「子どもたちが手を離れたら再婚しよう」と心に決め、43歳で憧れの東京へ移住。
しかし、そこで待っていたのは「休みの日は絶対に一緒にいなあかんの?私の大好きな野球やライブ、子どもたちとの時間は?」という強烈な違和感でした。大切なものを犠牲にしてまでする再婚はかなん。とお別れを選んだものの、部屋にポツンと残された私は自問自答しました。

「再婚するつもりで東京に来たのに、私は一体、何しに来たんやろ?」
その失意の底から、ポッカリ空いた心の隙間を埋める「リハビリ」として始めたのが、マッチングアプリでした。
それがまさか、個性的すぎる17人の男性たちとの「修行」の幕開けになるとは、当時の私は知る由もありませんでした。

これまでnoteで連載してきたこのシリーズは、ありがたいことに読者の皆様からたくさんの熱い応援コメントが寄せられています。
アプリの世界で出会った男性たちは、一癖も二癖もある強烈なキャラクターばかり。
たとえば、こんな驚きの出会いの連続でした。

• 優しさが「おにぎり」になって襲ってきた彼
記念すべき1人目は、究極の世話焼き男子。
彼のペースに合わせているうちに、私の体重はまさかの3ヶ月で6キロ急上昇!恋の始まりかと思いきや、まさかの肉体改造からアプリ修行がスタートします。
• 1円単位のメンチカツと、右折ループの彼
デートの注文で1円単位まで細かくワリカンを要求してくる消防士や、高級焼肉・叙々苑ランチデートの帰りに、車の運転で「右折ループ」の迷宮に迷い込んで切なく消え去っていったハーフ顔イケメン。
• 暴走する阪神ファンおじさんと、野球トークで意気投合したはずが、初対面で同棲話を勝手に進め、我が家に巨大テレビを送り込んできたスピード違反男。極めつけの競馬場デートでは、馬が1位に入った瞬間、持っていた新聞で私の頭をバシバシ叩いて大絶叫!「ほんまこいつないわ‼️」と私の中のシャッターがガラガラと閉まりました 。

強烈な個性の波に揉まれ、何度もアプリを閉じてはため息をつく私に、子どもたちからは「おかん、そんなん多少は妥協しなあかんて(笑)」と突っ込まれる始末。

しかし、このドタバタ劇こそが、私にある最高の奇跡をもたらしてくれたのです。
それは、霧が晴れるように明確になった、私自身の「自分軸」でした。
私は誰かに経済的に頼りたいわけでも、誰かの色に染まって生きていきたいわけでもない。
大好きな阪神タイガースを全力で応援し、ライブで跳ね、バイクで風を切る。何が起きても「自分の捉え方次第」で、悪いこともいいことに変えていける 。
自分で自分をご機嫌にする高い自己肯定感に気づいたとき、胸の奥の不安は綺麗さっぱり消えていました 。
子どもたちが遊びにきたとき、実家で誰に気を遣うこともなくのびのび笑っている姿を見る。
ねこちゃんたちとゴロゴロ過ごす。
LINEの通知も気にしない。
「あ、私、誰かに幸せにしてもらう必要なんてない。自分で自分を幸せにできるおひとり様が、最高に自由で愛おしい〜」
出会った男性たちは白馬の王子様ではなかったけど、私に「本当の幸せ」を教えてくれた最高のナビゲーターだったのです 。

理想のパートナー探しのつもりが、いつの間にか「本当の自分」を見つける旅になっていた、大人の女性の成長エンターテインメント。
52歳、おひとり様最高!私の前には、まだまだワクワクするような未来がどこまでも広がっています。
(おわり)

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