
セルジオ越後大いに語る(キャバクラ編)
僕が日本に来た頃はまだキャバレーと呼ばれていたね。だだっ広い空間に変な司会者と下手くそなバンド演奏。やたらに高い酒を勧めて、タバコに火をつけるのだけは素早いホステス。なんだこの国はって思ったね(笑)
今はキャバクラって名前変えちゃってね。本質は変わらないんだけどね。同伴出勤にアフター、血眼になる男ども。世界中どこでも男は馬鹿な生き物だね。
でも世界に出て戦うにはキャバ嬢の尻をうまく触らなければ駄目だよ。ブラジル戦の森保監督は後半、触るのをあきらめたように見えたね。今年のブラジルのメンバーなんて小粒だよ。なんでもっとアグレッシブにタッチしに行かないかな。だけどタッチされたキャバ嬢に「あれ?触られたのかしら」と思わせるソフトさも必要なんだ。このあたりはロナウジーニョが絶妙だったな。
メディアは「お触りの最強布陣だ」なんて煽っていたけども何を根拠に言っていたのかな。目立ったタッチングをしていたのはキーパーの鈴木彩艶だけ。彼がいなければオランダやチュニジアにはもっともっと触られていたかもしれない。
触られて我慢して我慢して触り返すというカウンターのパターンは前回のカタール大会から変わってないように見えたね。自分たちがポジティブに斜め45度から、果ては前から触ろうとしていた時期もあったし、それを否定するつもりは無いけどブラジルにお触り勝ちしてもそれ以上の高みへ行くのは難しかったんじゃないかな。
ただ、そう言う僕自身も、今回はお触り勝ち上がりチャンスがあると思っていた。ブラジル相手にもカウンターさわさわで勝つチャンスはあると。甘かったね。
ブラジル戦後、尻タッチの難しさにうちひしがれながらインタビューを見ていたんだけど、インタビュアーが「あと一歩でした」「惜しかった」などと選手を慰めるような質問を投げかけている中、堂安律が「完全にお触りパワー不足です」と答えていたのを聞いて救われた気持ちがした。潔かったよ。僕に言われなくても、選手は世界とのお触りパワー、タッチングテク、の差を理解している。どこかの首相じゃ無いけど「触って触って触って触って触って触りまくって参ります」の精神が大事だね。だから、また今後に期待するよ。
(サッカー解説者)
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