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露見草の田舎暮らしの記録⑮|ホタルのいる里山

    梅雨のこの時期、アジサイが綺麗ですね。

    梅雨は洗濯物が乾かないし、なんだかじめじめして蒸し暑かったり寒かったりと、あまり好きな時期ではないのですが、この時期ならではの楽しみもありました。

    それが、ホタルです。

    今回はホタルについてつづります。


    🏡実家の沢とホタル

    これまでの記事でも触れてきましたが、私の実家は山裾に位置しており、田んぼや畑に囲まれています。

    実家の目の前にある田んぼ沿いには、山から続く小さな沢が流れています。
    この沢にはU字溝が入っておらず、自然な状態です。
    石をひっくり返せばサワガニがいる、そんな沢。

    ここにホタルがいます。

    この時期、20時頃になると、あの鮮やかな黄緑色の光をぽつぽつと見ることができます。

    こんなに美しく光る生き物が身近にいるなんて、と、いくつになっても感動します。
    理屈は抜きにして、なんだか嬉しいのです。


    💡2種類のホタル

    実家の近くでは、ゲンジボタルとヘイケボタルの2種類のホタルを見ることができます。

    先に出てくるのがゲンジボタル。
    実家周辺では5月下旬から6月上旬頃だったかと思います。

    体のサイズがヘイケボタルより大きく、光り方も違うようで、強く長く光るのが特徴です。
    好きな場所も違っていて、水の流れがある沢を好むようです。

    一方、ゲンジボタルの時期が過ぎた頃に出てくるのがヘイケボタル。
    実家周辺では6月中旬頃に見られたと思います。

    こちらはピカッ、ピカッと短く光ります。
    水の流れがない田んぼや池などを好むようです。

    実家周辺では2種類で出現する時期がずれていましたが、同時に見られる地域もあるようですね。


    🔦父と見た初めてのホタル

    ホタルの思い出はいくつかありますが、一番古い記憶は父・弟と一緒に見た夜のことです。
    おそらく、私が幼稚園の年長か小学1年生の頃だったと思います。

    夕飯を食べ終えお茶を飲んでいると、
    「そろそろホタルが見られるぞ。行ってみるか。」
    と父に声をかけられました。

    父に誘われるまま、玄関を出て3人で家の前の田んぼへ向かいました。

    田んぼの近くには薄明りの街灯が一つ。
    田んぼの奥は木々が生い茂る斜面となっていて、真っ暗です。

    最初は真っ暗で何も見えないのですが、だんだん目が慣れてきて、チカッ、チカッと何かが光っているのが見えました。

    「これがホタル!?」

    一瞬の光なので、何かの錯覚かもと目を疑うのですが、確かに光っています。

    近くまで飛んできたホタルを父が捕まえてくれて、おしりのところが光るんだ、と間近に見せてもらったことを覚えています。

    この年以降は、毎年のようにホタル観察をしました。


    🪄思いがけない生息地との出会い

    高校生になってからは、個人的な大発見がありました。

    ホタルがいる沢は、実家から50mほど下るとU字溝の区間になります。
    さらにしばらく下ると休耕田沿いに出て、この休耕田沿いの約50mだけはU字溝がなくなっています。

    実はここにもホタルがいることを、高校生になってから初めて知りました。

    この休耕田沿いは、中学校や最寄駅からの帰り道。
    中学・高校時代はいつも自転車で通っていたのですが、ホタルが光る時間帯にこの場所を通るのは高校生になってからのこと。
    部活終わりで暗くなってからの帰宅だったので、ばっちり時間帯が重なったことがこの出会いの巡り合わせになりました。

    このことを親に報告すると、
    「うそ!あんなところにもいるの!?」
    とすごく驚かれました。

    私も含めて、ホタルは実家より下流にはいないと思っていたからです。
    下流はずっとU字溝が入っているし、休耕田の近くには交通量の多い道路もあり、民家も何軒か並んでいるからです。

    家族みんなでびっくりしました。

    意外な生息地の発見者になって、すごく嬉しかったのを覚えています。


    🏞️子どもたちへ受け継ぎたい風景

    私にとって身近なホタルですが、子どもたちにとっては珍しい存在です。

    ホタルの時期に実家にいることが稀なので、なかなか出会えません。

    それでも、上の子だけは間近で見たことがあります。

    上の子が2歳だった頃、実家の庭まで飛んできたヘイケボタルを母が捕まえ、虫かごに入れて見せてくれました。

    部屋の電気を消して、「あ、光ったー!」と喜んでいたのを覚えています。

    実は実家周辺、夜になるとイノシシが出てきます。
    当時は、田んぼ周辺にもよく出てくるようになっていたので、小さな子どもを連れてホタル観察をするのは厳しいなと少し諦めていました。
    実家の庭までホタルが飛んでくるのは稀なので、本当にラッキーでした。

    この出来事は、上の子にとっては昔のこと過ぎて覚えていないようです。
    下の子はホタルを一度も見たことがありません。

    せっかく自然に触れられる環境があるのだから、いつか子どもたちにも見てもらいたいなと思います。


    画像
    Geminiにより生成

    ※記事冒頭の画像はChatGPTにより作成しました。


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    子どもたちと読んだ本、子育て・キャリアデザインを考えるうえで役に立った本、日々の暮らしで役に立った物を紹介しています。最近は、田舎の実家での思い出や体験も記事にしてます。 ※にゃん画像はAIで生成。 ※Amazonのアソシエイトとして、露見草は適格販売により収入を得ています。

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