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訪問リハをしていると、道に詳しくなる。


    春になってきました。

    暖かくなって、外に出るのも気持ちいい季節です。

    車で走っていても季節を感じるのでなんだかワクワクしてきます。笑

    その一方で、訪問リハをしている身としては、少しずつ“ある変化”を感じ始めています。

    それは、道路が混み始めることです…。

    自分の住んでいる地域は観光地にも近く、訪問範囲でもあるので、この時期になると人の動きが一気に増えてきます。

    普段はスムーズに流れている道でも、気づけば車の列ができていることが増えてきました。

    そんな時に思うのが、「ああ、この時期が来たなぁ」という感覚です。

    風景ではなく、渋滞で季節を感じているあたりが、少し職業病かもしれません。

    訪問リハは、時間との勝負でもあります。

    決められた時間の中で訪問先を回るので、移動のロスはできるだけ減らしたいところです。

    だからこそ、渋滞はできれば避けたい。

    そう思っているうちに、気づけば自然と体が反応するようになっていました。

    「あ、この流れは詰まりそうだな」と思った瞬間に、無意識にハンドルを切って裏道に入る。

    最初は少し迷いながら通っていた道も、今では当たり前のように選択肢に入ってきます。

    気づけば、頭の中に地図のようなものができていて、「ここが混んでいたら、こっちに抜ける」というルートがいくつも浮かんできます。

    もはやナビを見なくても、それなりに目的地にたどり着けてしまう。

    そんな自分に、少しだけ驚くこともあります。

    ただ、この“裏道スキル”にも落とし穴があります。

    あまりにも自然に裏道を選びすぎて、気づけば思わぬ落とし穴に出会うこともあります。

    スムーズに抜けられると思って入った道が、不意に工事中で通行止めになっていたり、片側通行で思った以上に時間がかかってしまったり。

    「ここで止まるのか…」と、少しだけ気持ちが沈む瞬間。

    せっかくの裏道が、逆に遠回りになってしまうこともあります。

    それでも、季節が変わるたびに少しずつ変わっていく道路の流れに合わせて、自分の動きも変わっていく。

    そんな日々の中で、知らないうちに身についていることがあるんだなと感じます。

    訪問リハをしていなかったら、こんなに道に詳しくなることもなかったかもしれません。

    そう考えると、これもこの仕事ならではの変化のひとつなのかもしれません。

    春はまだ始まったばかりです。

    これからさらに観光の人も増えて、道路も賑やかになっていくと思います。

    今年もまた、裏道を駆使しながら、安全運転で訪問に向かいたいと思います。


    #訪問リハ
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    #地方暮らし

     
     
    急性期から回復期、生活期を経験し、現在は訪問で働く15年目の理学療法士。 呼吸×動作×生活環境をつなぐ臨床が得意です。専門的な学びに加え、子育て・季節・暮らしの気づきなど日常エッセイも更新中。日々の小さな変化を大切にした視点を届けています。

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