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芋出し画像
Photo bykomaki_kousuke

晎れた日に 字

     晎れた日に青空を芋䞊げるず、盎感が解攟される。倧きな空に私の感性がすべお吞い蟌たれる心地がするの。心身がのびのび出来おうれしい。私の感性が無意味ず思えおうれしい。

     青空から芖線を䞋ろすず、途端に盎感が働き出す。倚くの情報が波のように抌し寄せお、心身は委瞮しお、自分の感性に蓋をしおしたう。珟実ず名付けお。

     䞖の䞭、いい事も悪い事もあっお、フラットな物を求めお、お花だったり朚だったりを探す。ニュヌトラルな私を探す旅。

     バンプ・オブ・チキンの歌詞を思い出す。生きおいる、堎所を取る。あるいは、宇倚田ヒカルの歌詞を思い出す。誰かの願いが叶う頃、あの嚘が泣いおるよ。

     私の䜓の容積ず、心の倧きさの倉えられる可胜性に感謝する。生きおいいのだ、ず信じる事で、珟実ず遊ぶ芚悟を決める。

     垌望は誰のためにあるのだろう。

     昚日の倕方、私は垰宅しお、自転車を抌しお自分のアパヌトに入ろうずした時だった。メヌトルほど先の䞊びの家の玄関前で、郵䟿局の配達員さんがバむクを止めお、䜕やら片付けをしおいる暡様だった。散らばった怍朚鉢の割れた砎片などを。

     私は瞬時に、『ああ、おそらく運転しおいたバむクが怍朚鉢に圓たっおしたったのだろうな』ず盎感した。私には関係ない、このたた自転車を駐茪堎に止めお、階に䞊がっお家に入ろう。玄関たで来お、もう床だけ、珟堎を芋た。するず斜め向かいの家から、初老の男性が䞀軒家の玄関からのそのそず出お来お、玄関先に釣っおある箒を持っお、そちらぞゆっくり歩いおゆくのが芋えたのだった。

     『ん、あの兄さん、チリトリ持っおないな』。私は思い盎しお、家の鍵を開けお、䞭から小さな箒ずチリトリを取り出しお、珟堎に向かうこずにした。郵䟿局の配達員さんに「お困りですか」ず尋ねるず、「いやね、バむクで怍朚鉢の棚にぶ぀けおしたっお」ず仰る。初老の男性は、黙っお散らばった怍朚鉢の砎片や土を箒で掃いお、䞀か所に集めおいた。
     おそるおそる、その男性に「チリトリ䜿いたすか」ず尋ねるず「いや、いいです」ず仰った。倕方時台で、珟堎の家の人は垰っおいないよう。留守のようだった。

     配達員さんは、その日の内に配達しなければならない仕事が残っおいるだろう。携垯電話を取り出しお、おそらくは配達元の郵䟿局に電話をしおいるようだ。連絡をしお、䞊叞にも刀断を仰ぎたい旚を䌝えおいた。家の人に䌚えない限り仕方が無い。たたのちほど、再びその家に䌺わなければならない事にするしか無いようだった。
     初老の男性は、簡単に片づけを終えるず、黙っお自分の家の方に垰っおゆく。私はしばらくその堎に残ったけれど、そこでじっずしおいるず寒くなっお来た。私が居おも拉臎はあかない。「䞀旊垰りたすね。寒くなっおきたので」。配達員さんは「ありがずうございたす」ず仰った。家に入ろうずする男性に「ありがずうございたす」ず告げお、私も垰るこずにした。しばらく配達員さんは仕事に戻るだろうから、珟堎の家の人が垰っお来るのを、時折芋れたらず思った。私の家の玄関先から珟堎は芋える。

     いったん銖を突っ蟌むず、自分事のように思えおきお、気になる。ずりあえずは、自分のすべき事をする。家に垰っお、荷物を片付けお、少し䌑む。今日も䜕かず疲れた。い぀もなら家の䞭でホッずする時間だけど、どうにも気になっお仕方が無い。分埌に、玄関先に出お様子を䌺うこずにしよう。午埌時も過ぎれば、家の人も仕事などから垰宅しおいるかも知れない。珟堎を目の圓たりにする事になるだろう。

     こた぀に入っお暖を取る。note を眺める。今日の事を曞きたいが、ただ私の䞀日は終わっおいなくお、すっきりしないたた曞けないのだった。
     䟿意を催しお、トむレでゆっくりする。その間も気になっお仕方が無かったけれど、自分の生掻ペヌスを意識しお、お手掗いをゆっくり枈たせた頃に、玄関先ぞ出おみようず思った。䞁床、小時間は経っおいる事だろう。

     お手掗いをゆっくり枈たせお、たさか、なんお思いながら玄関先ぞ出おみた。倖はもう真っ暗だ。家々の明かりがぜ぀ぜ぀ず光っおいお、道は芋えない。珟堎の方に目を遣るず、そのたさか、䞁床若いお姉さんらしき人圱が、その珟堎の家に垰っお来る事のようだった。
     しばらく芋぀めおいるず、やはり珟堎にずどたっお䜕かしおいる。おそらくは家の人だろうず決めお、私は珟堎に向かった。

     暗い道から、玠性の知らぬ私が若い女性に話し掛けるのは䞍審者がられるずは思ったけれども、お知らせする以倖に無い。意を決しお「ごめんください。あの、この状態に぀いお、郵䟿局の方から䜕か連絡ずかありたした」

     論理だおお順序良く説明が出来ず、いきなりそういう聞き方をしおしたった。しかしながらお若い女性は萜ち着いた声で「いいえ」ず答えた。

     私はかい぀たんで、自分の芋た事、した事を説明した。倧方はご理解くださったようで、私は䌝えるべき事だけは䌝えたず思い垰る事にした。しどろもどろだった私は、なんだかバツが悪かったけれど、「ありがずうございたす」ず蚀われお。女性はひずたず、初老の男性の家に向かった。呌び鈎を抌しお「ありがずうございたした」ず仰っおいた。おそらく普段から芪亀のあるようだ。倚分、あずは䜕ずかなるするだろう。配達員さんのお名前も䌝えおある。

     私は自分の家に入り、やっず䞀日を終えた気分になった。もやもやが消えお、ホッずした。

     倕飯を食べ終えたら、疲れがどっず来お、今日もすぐ寝おしたった。目芚めるず午埌時になろうずしおいた。今日も䞞いお月さん芋えるかな。玄関先ぞ出おみる。倜空のおっぺん、およそ午前時の方向に䞞い月が芋えた。おずずいの倜に芋た月よりは、少しがやけた月だった。私はお月さんに感謝した。ありがずうございたした、ず心の䞭で぀ぶやいた。

    おしたい、字

    ☆圡

     シロクマ文芞郚にお䞖話になりたす。぀る です。今回のお題は『晎れた日に』から始たる詩歌や゚ッセむ、小説などを曞くこずのようです。

     気が付いたら、䞀所懞呜に昚倕あった事を逐䞀曞いおおりたした。今は早朝ですけれども、疲れたしたのでもう䞀床寝たす。それではたた。みなさたのご無事を。ご自愛くださいたせね。日々感謝、ありがずうございたす。

    #シロクマ文芞郚

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