メインコンテンツへスキップ
見出し画像

趣味という名の「生涯の伴侶」〜私と友人と、迷える夫たちの話〜


    趣味って 自分に合うものをあちこち探してマッチングアプリ並みに吟味する人もいるだろうし
    ある日突然、雷に打たれたように「ビビビッ!」とくる人もいるだろうし
    私のように たまたま『通りすがりに手に取った本から』って偶然の出会いからだったり

    趣味との出会いは、人生のパートナーに出会うことに似てるかもって思います。


    先日、我が家にクール便が届きました。
    送り主は、2年前に少し遠くへ引っ越してしまった職場の元同僚であり、私の唯一無二の親友。
    箱を開けた瞬間、いつも思います
    「彼女、前世はパティシエに違いない」と。
    そこにあったのは、娘が大好物のビスコッティと、私仕様の塩バタークッキー。なぜ私仕様かって?……お察しください、最近ちょっと歯が弱くなってきた私への、涙ぐましい優しさ(配慮)です。
    もうね、完全にプロの犯行。今すぐ駅前にお店を出せるレベルの上級クオリティです。

    彼女の趣味はお菓子作り
    彼女はお菓子作りにその時々の全感情を込めています
    嬉しい時はウキウキと生地を膨らませ、落ち込んだり嫌なことがあったりした時は、その怒りや悲しみをこれでもかと生地にぶつけて練り上げる(笑)。
    そして、誰かが凹んでいる時には「元気にな〜れ」と全力の祈りを込めてオーブン点火するのです。


    一方はアート系趣味。
    「大人の塗り絵」や「色鉛筆画」を嗜み、その制作過程をYouTubeに晒しています もとい✋️ 配信しています(笑)

    お菓子と色鉛筆。ジャンルは真逆ですが、やってることは驚くほど同じ。
    私もその日の気分(あるいは世間へのささやかな不満)を色鉛筆にギチギチに握り込ませて紙にぶつけていますし、自己満足で始めたYouTubeも、どこかの誰かの暇つぶしや癒やしになればいいな、なんていう健気な下心を募らせています。

    ジャンルは違えど、私たちは自分の感情を合法的にぶつけられる最高の「相棒」に出会えた、幸せ者同士なのです。

    問題は我が家の「もう一人の相棒」である

    私たちには、偶然にも同い年の夫がいます。
    定年を迎えた後の「継続雇用ループ」に突入している点も同じ。
    そんな彼らですが、一応「薄く広く、趣味っぽいこと」には手を出しているものの、これといって人生を捧げるレベルの「本命」にはまだ巡り合えていないご様子。
    探してる様子はあるのですが、、、
    あと数年もすれば、いよいよ毎日が日曜日になる本格的な「隠居生活」が始まります。
    「ひとまず、ちょっとゆっくりしようかな」
    なんて言ってます💦

    「頼むから、そっちの相棒(趣味)を早く見つけてくれ……!」
    これが、妻たちの切実かつ密やかな願いです。
    一緒に旅行や山登りも勿論楽しみですがね。

    第二の人生を共にする「運命の趣味」に出会って、早くそっちに夢中になってほしい。そんな浮気なら大歓迎です(浮気じゃなくて本気でお願い(笑))

    今日も夫たちはのんきに過ごしています。彼らの胸に「ビビビッ!」とくる稲妻が落ちる日を、私は誰よりも(切実に)心待ちにしているのです。


    読んでいただき ありがとうございました🍀

     
     
    50代主婦 夫 娘 姑 猫との4人と一匹家族。昨年息子夫婦に孫が生まれてババになりました。色鉛筆が大好きな持病持ち(リウマチ) 日常、気づき、エッセイ、趣味など記事にしていきたいです。 2026年5月 90歳の姑が転倒、骨折…介護生活の始まりの予感。

    あなたへのおすすめ