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一日一易|今日の占い|まだ灯っている火はありますか?

    一日一易  

    凍った大地の下で、雷が小さく鳴る
    すべてを終えたと思った根に、またひと筋の命が通いはじめる

    途切れた流れが、静かに再生していくとき
    焦らずに歩を戻し、原点の呼吸を思い出しましょう

    (地雷復 五爻|之卦:水雷屯)

    断易:旧縁再来・初心回帰・動けば未成、静に吉。


    小さな解説

    復(ふく)は還ることです。

    五爻は、道を誤ったのち、正しき中心へ戻る段階。

    内に雷の動きが芽吹いています。
    屯(ちゅん)は「はじまりの苦難」。再出発にはまだ抵抗が多く、焦りは禁物です。


    今日のヒント

    やり直しを恐れず、まず立ち止まって戻る勇気を。
    古い関係・習慣・考え方の中に、もう一度息を吹きこむことで、次の流れが見えるでしょう。

    現実的にみると

    たとえばーーー

    ・人間関係では、誤解や断絶の修復期。
    ・仕事では、初心を取り戻す再構築のタイミング。
    ・感情を整理し、改めて「何を大切にするか」を確かめること。


    人との関係では、いったん離れた縁がもう一度つながる兆しです。
    すれ違いや誤解があったとしても、互いに少し冷静になれる時期ですね。

    仕事では、初心を取り戻して再び整えるタイミングとも言えます。
    勢いよりも「なぜ始めたのか?」を思い出すことで、流れが戻ってきます。

    感情の整理を怠らず、自分にとって本当に守りたいものを静かに見つめ直すことが大事です
    。
    それが次の一歩の方向を自然に示してくれます。

    あなたの中にまだ灯っている火はありますか?

    言い換えると

    ここで言う「灯」は、文字どおりの情熱や想いでもいいですし、かつて大切にしていた信念や愛情のことでもあります。

    失ったと思っていたけれど、よく見ると、まだ奥に小さく残っている。
    それを見つけて、もう一度温め直すことが復の本質と言えます。

    過去をやり直すのではなく、過去の中に生きている光を拾い上げるということです。
    それができると、「屯」が示す新しい始まりへ自然につながっていくのです。


    では、また明日の一易で🌙

    月の窓


     
     
     
    「お菓子の物語」など甘いものと記憶の間の哲学を綴るエッセイを展開。 古典の読解や易の感覚も手がかりに、美術の感性と静かな視点を織り交ぜ、言葉による心の回復を提唱しています。 大手エンタメ企業での制作、伝統文化の監修を経て、家系を継ぎ神職に従事。

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