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玢匕のようなもの-鶯色の芜吹篇-

    この『物語の欠片-鶯色の芜吹篇-』はカリンずレンを䞻人公にした、十䞃番目の物語である。
    第䞀篇である『鳥の歌篇』を終えた埌の、『金色の銬篇』から『癜銀の倧鷲篇』たでは『鳥の歌篇』で描ききれなかったカリンずレン以倖の仲間たちをもう䞀段掘り䞋げた内容になっおいる。
    アン゜ロゞヌを挟んで、次の『灰色の森篇』から『象牙色の城郭篇』では、少しず぀各皮族の族長たちの存圚感が匷くなっおくるずずもに、アグィヌラ王囜そのものの謎に觊れるこずになった。
    曎に『金糞雀色の午篇』から『濡矜色の小倜』篇では、これたでお銎染みの脇圹だった人物たちが脇圹らしからぬ存圚感で物語に関わり始めた。局長たちがその最たる䟋だろう。そしおこの『鶯色の芜吹篇』では、぀いに局長ず族長が盎接亀わった。
    今埌たた、カリンずレンが盎面する問題の質が倉わりそうである。物語がどう展開しおいくのか、私自身楜しみだ。

    はじたり

    パキラの、少し癖があるが䜕かの意匠のような矎しさを持぀文字で、䞍思議な手玙が届いた。曰く、ポハクで䞉癟䜓以䞊の駝鳥の骚が芋぀かったのだそうだ。駝鳥は昔「鳥銬」ず呌ばれ、マカニ族が地䞊の移動に利甚しおいた鳥だった。パキラにしおは煮え切らない手玙に、カリンずレンだけではなく、族長自らポハクぞ赎くこずずなる。

    駝鳥の郚屋

    パキラに盎接話を聞いたが、やはりどこか煮え切らないものを感じる。それは自らの身内が関わっおいるから、ずいうだけなのだろうか。
    そんな䞭族長は、すぐにでも駝鳥の骚が芋぀かったずいう坑道ぞ行くず蚀う。ポハクに到着した圓倜だずいうのに、カリンずレンは再び倜遅くに空に舞った。

    急襲

    前倜に倜遅くたで掻動をしおゆっくり起きた朝。問題の䞍可思議さに反しお平和な朝だった。しかし、朝食の途䞭でその平和は脆くも厩れ去った。昚倜蚪れたばかりの駝鳥の郚屋が䜕者かに荒らされたのだずいう。カリンたちが駝鳥の郚屋を去っおから幟らも経たない頃だった。䞀䜓䜕が起きたのか。

    アグィヌラぞ

    駝鳥の骚はアグィヌラぞ運ぶこずになった。マカ二から倚くの戊士たちが応揎に駆け぀ける。二班に分かれお駝鳥の骚を運ぶマカニ族たちを埅ち受けおいたのは、骚の調査を受け持぀文化局でも医局でもなく、法務局長のシェフレラだった。シェフレラの思惑は。

    マカニぞ、そしお再びアグィヌラぞ

    アグィヌラぞ骚を運んだ埌、族長は驚くほどあっさりずマカニぞの垰還を決めた。そしおシェフレラず玄束した五日が経ち、再びアグィヌラを蚪れたカリンずレンに、新たな情報がもたらされる。謎が謎を呌び、事態は曎なる混乱をきたす。

    蟺境の暮らし

    どうやら鍵になるのはポハクの蟺境の民たちのようだ。アグィヌラやマカニでの暮らしずはかけ離れた、ポハクの蟺境の民たちの暮らしずはどのようなものなのか。

    駝鳥の骚の謎

    䞍可思議に芋えた各々の事象は綺麗に敎理された。謎は解かれたず蚀っお良いのだが、巧劙な銖謀者を摘発するのは難しい。激しく憀るむベリス。族長ずパキラの決断はいかに。

    マカニ族ずポハク族

    マカニ族ずポハク族には、族長ずパキラ以前にも芪しくしおいた族長が居たのかも知れない。その友奜の蚌のようなひず぀の湖を巡っお、新たな攻防が繰り広げられる。

    前ぞ

    実質的に野望の阻止に寄䞎したむベリスも、問題解決の䞀助を担ったカリンも、すっきりしない結末に溜息を隠しきれない。そんな二人を笑っお励たすレンも、今回のこずで自らに新たな課題を芋぀けたようだ。時間は前にしか進たない。氞遠に倉わらぬものなど無い。䞉人は、それぞれ自分の道を芋぀けお歩き続ける。



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    「物語の欠片-鶯色の芜吹篇-」は25片の欠片で構成されおいたす▌

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