燃油サーチャージは「発券した日」で決まる|旅の前の調べもの #08
8月の初めに、こんなニュースを見ました。日本の航空会社が、9月から燃油サーチャージを値下げする。ただし具体的な金額はまだ決まっていない。
自分が乗るのは海外の航空会社なので、関係あるのかどうかが分かりません。そこで聞いてみました。
日本の航空会社は9月からの燃油サーチャージの値下げを決めましたがまだ価格が決まっていません。海外の航空会社も同じタイミングでの価格改定の可能性はありますか?
「搭乗日」ではなく「発券日」
答えは「十分にあり得る」でした。燃油サーチャージは国際的な燃料の市況と為替に連動して決まるので、燃料が下がっていれば海外の会社も同じ方向に動く。ただし改定のタイミングは会社によって違って、日本の会社と同じ2か月ごとに改定するところもあれば、毎月見直すところもある。中には、そもそも燃油サーチャージを独立して取らない会社もある。
そこまでは「へえ」という感じだったのですが、そのあとの一文で座り直しました。
燃油サーチャージは、搭乗日ではなく「航空券を発券した日」の基準が適用される。
つまり、乗るのが来年の6月でも、買う日が9月1日以降なら、値下げ後の金額になる。
これは完全に盲点でした。私はずっと「いつ乗るか」で決まるものだと思い込んでいたので、「いつ買うか」で変わるという発想がありませんでした。
だから、3週間待ちました
そこで、こう返しています。
ということは、今より9月にもう一度価格をチェックするのがいいかもしれないですね。
段取りも決まりました。8月下旬に各社の改定額の発表を確認して、9月1日以降に総額で比べる。 運賃だけでなく、サーチャージと税を全部足した金額で見る。
そして実際に、9月1日に買いました。8月8日にこの話をしてから、3週間待ったことになります。
待てるのは、まだ先だから
こうして書くと計画的に見えますが、これができたのは旅行が10か月も先だったからです。
出発が来月なら、3週間待つ選択肢はありません。値上がりするかもしれないし、席が埋まるかもしれない。「待つ」というのは、時間が余っている人だけが使える手なんだと思います。
1年前から準備を始めると何ができるのか、とよく考えるのですが、これはその答えのひとつでした。待てること。
もっとも、この話には続きがあります。9月に入ってから原油価格を調べ直したら、下がるどころか上がっていました。 その話はまた別の回で。
