見出し画像

溶ける。

079 とける【溶ける】


① 見える層

溶けるとは、
固まっていたものが液体になったり、
何かと混ざり合うこと。

混ざってしまうと、
元の境目はわからなくなる。

② 感じる層

人も、何かに溶けることがある。

音楽や創作に夢中になったり、
いつの間にか誰かを好きになったり。

理解したからじゃなく、
気づけば境目が薄くなっている。

③ 見えない層

繋がるものには、
まだそれぞれの輪郭がある。

でも、溶けたら、
どこまでが自分で、
どこからが世界なんだろう。

最初から全部、
ひとつだったのかもしれない。

メモ 🐑

・解かずに、溶ける。
・理解しなくても、好きになれる。
・繋がるより、溶ける。
・壁は壊さなくていい。
・人も、音も、物も、景色も。
・境目がなくなれば、比較もなくなるのかな。
・全部、同じところに溶けていく。



🌿🐑

「溶ける」

新しい行の言葉って、なんとなくパッと浮かんだものを20個出すんだけど、どっちかというと「繋がる」が出そうなのに、「溶ける」が出た。

溶けるって、氷が溶けるとかはよく使う言葉だよね。

それ以外で、「溶ける」って…
と考えていて浮かんだのは、ピアノ弾いてる場面。

好きな曲を弾き始めてしばらくすると、鍵盤も弾いてる指も音もすべての境目がなくなるというか、ぜんぶ自分になっていく感覚。これは、楽器を演奏する方はわかると思う。その時、快でしかない。

あと、勝手に指が動いてるかのように出てくる文章の時も。
好きな創作全般そうじゃないかな。スポーツとかもあると思う。
ノッてる時、ゾーンに入るっても言うよね。

これは全部、溶けるってことじゃない?と思った。


あ、そうそう。
ハルは昔から懐っこくて、すぐ相手に飛び込む。笑
これも溶けてるんだと思う。

よく人との関係で「打ち解ける」って言うけど、

違う。

ハルは「打ち溶ける」笑


そういえば、最近「解く」って記事書いたな。。



忘れたから読んできた。笑

で、吹いた。

「解く」ってタイトルなのに、結論は「解くな」笑


(…ハル辞典、大丈夫?笑)


でも、いまのハルは確かにそれが言いたいみたい。

「打ち解ける」という
言葉の本当の意味はよく知らないけど、ハル式では(笑)

解かずに溶けろ、って言いたいみたいで。


ん~と、すぐに仲良しになるのは、
相手を「解った」からじゃなくて、相手に溶けたから。みたいなこと。


子どもが仲良しになるって、そんな感じじゃないのかな?
好きピを好きになるのも、そんな感じじゃないかな?

あなたはこれこれこうだから、好きになりました。仲良くなりました。

じゃないと思って。


知らんけどいつの間にか、好き。だと思う。笑
気になって、なんとなく一歩ずつ近づいて、気づいたら好きになってる。
もう仲良くなってる。


これは理解したというより溶けていった感じだと思って。

長年連れ添った夫婦は似てくるって聞くけど、あれも溶けてるのかもって思ったり。


ちなみに、ハルなんて飛び込むから、バーンって跳ね返されたりもする。笑

その時、初めて見えない分厚い壁があることを知る。「イタッ」て。笑

でも、めげない。笑

分厚い壁の向こうで好きに遊んでたらいい。
壁は壊したりしない。
壁があっても、好きは好きだから。
ハルはじっと壁の端から覗いとく。笑
と言いながら、すぐに忘れていく。


人だけじゃない。音も、物も、景色も、自分も。
輪郭が薄くなって、ぜんぶ同じところへ溶けていく。


まえに家族って記事で、「地球家族」って書いたけど、細かく線引きしたり壁を構築したりするごとに、そこに比較が生まれて、その比較で戸惑ったり苦しんだりしてるように見えることも多い気がする。


なんでも溶かしてしまえたらいいのになって思う。





ハル辞典📚目次 >>

#みんなの辞書作り



恒例、オワらない♪笑




今日も平安へいく。


⏱‥‥‥🚀



仏は常にいませども
現ならぬぞあはれなる
人の音せぬ暁に
ほのかに夢に見えたまふ
  
『梁塵秘抄』より

+現代語訳+

仏さまは、いつもいらっしゃるけれど、
現実にはその姿を見ることができない。
それが、しみじみと心に感じられる。

人々の物音もしない夜明け前、
夢の中に、ほんのかすかに
お姿を現してくださる。

🌿

会いたいのに現実には会えない切なさ。
いつもいるけど、姿は見えない。
夢の中だけ、ほんの少し姿を見せてくれる、か。


夜明け前。

不思議な夢から目覚め、
軒先に座り、村を見下ろすハル。

まだ暗いぼんやり色。

遠くの空だけが少しずつ明るくなって、昨日と今日が混ざってる。


隣には、なぜか猫がいる。

「……キミ、どこの子?」

猫は答えない。

まあいっか。笑


しばらくすると、どこかの家から煙が上がった。

ひとつ。
また、ひとつ。

誰かが起きたんだ。

遠くで戸の開く音がする。

鶏が鳴く。

水を汲む音。

誰かの話し声。


さっきまでひとつの大きな色だったところに、

家があって、道があって、人がいて、音がして、

少しずつ輪郭ができてくる。


「朝になると、世界って分かれていくんだね。」

猫を見る。

猫は知らん顔。笑


さっきまでは、
空も山も村もハルも、全部、同じ色だったのに。


ふと、明け方にみた夢を思い出す。

「仏さま、いたのかな?」

猫を見る。

「……キミだったりして。笑」


猫は立ち上がって、

ハルの足に一度だけ身体を擦りつけると、

目覚め始めた村のほうへ歩いていった。

「行くんだ。」

追いかけようと思ったけど、やめた。


また村を見る。

もう朝だ。

夢みたいだった色は消えて、人の世界が始まってる。

でも、

消えたんじゃなくて、
見えなくなっただけなのかもしれない。


ハルも立ち上がる。

お腹すいた。

「……朝ごはん、まだ?」笑



*静止画をGrokで動かしてみた。









妄想オワリ♪

令和に戻ろう🚀


いいなと思ったら応援しよう!