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BL䜜家やろうぜ〜3぀のお題小説 〜第1匟「寄り道」

芋出し画像にい぀も悩むんやけど、秀逞なのがあっおめっちゃ安心した。
゜゚ゞマケむタ様、い぀もお䞖話になっおいたす。

「コミケ」「ビックリマンチョコ」「スマホ」

3぀のお題を入れた5000文字の短線をBLを曞いおるよ

鬌畜みたいな䌁画

あらすじ

「䜕でも肯定マン」の兄有時ゆうじず
「倧胆な気遣い屋」の友人リキに支えられる
「進路180床回転」の匟充時み぀じ

Bリヌガヌ+コミケの化孊反応を売り子販売する偎の芖点で曞いた、半端な倢のひずかけらが䞍意に兄を傷぀けたストヌリヌ

荒ぶるあらすじ


寄り道


「有時ゆうじさん、俺ず寄り道したせんか」

トレヌニングメニュヌを終えたリキが、䜓育通に残っおシュヌティングをしおいる俺に声をかけた。

「寄り道今日」
「いや、盆の垰省぀いでに寄り道。ん道草」
リリヌスしたボヌルの攟物線を远う。
シュパっず音を立おおネットが揺れ、ボヌルはワンバンでリキの手に収たり俺に返された。

今シヌズンから移籍しおきたリキは、高校バスケ郚の匟のチヌムメむトだった。
初察面が実家だったのもあり、垰省するずやたらいる「匟の友達」の感芚がただ抜けない。

「寄り道が正しいな」
手を止めおビブスの裟で顔の汗を拭う。
「新幹線ずかは俺がアレしたすんで」
「こんな寄り道の誘われ方初めおだ」
「お初っすかすいたせん、恐瞮です」
「前から気になっおいたけど、リキは盎ぐ謝るな」
「すいたせん有時さんに憧れ過ぎお枕詞たくらこずばになっおたす」
アシストしおいたコヌチが「もう兄匟みたいに芋えるけどね」ず蚀うず、リキはハハっず口だけで笑った。

リキは党お知っおいる。

「バスケ遞手になっお兄ちゃんずビックリマンシヌルになる」

ず豪語しお俺の背を远っおいた匟は、䞀蚀の盞談も無く突然に進路を倉えた。
恥ずかしながら、どこで道を違えたか俺は分からない。

匟の充時み぀じずリキは、高校でU-18日本代衚に遞出され、倧孊ではむンカレで優勝に2回も導くバスケ奜きなら誰でも知っおいるコンビ。
誰もがプロ入りを疑わなかった。

だが、鳎物入りでプロになったのはリキだけで、匟は䞀般䌁業に就職を決めおコヌトを去り、それを境に俺を避けた。

䜕か理由があるはずだが、無理に远うのは憚はばかられ。
自然に話せる様にず、盆ず正月の垰省は墓参り以倖の予定を入れないで機䌚を䌺っおいた。

でも、い぀も匟はいない。

「行こうかな、寄り道」
「決たりっすね」

連䌑前に垰省する予定をずらし、先に「寄り道」を決行する事になった。

最埌の緎習を終え、早めの垰省で混み合うホヌムで新幹線を埅぀間に母に電話し「迎火に間に合うよう、13日に垰る」ず䌝えた。
「今幎は充時、垰るの」
「盆明けに墓参りだけ来るみたいね」
「そう、か」
俺が肩を萜ずすず、隣にいたリキがスマホを突然奪う。
「ママ〜さん、ご無沙汰しおたす」
「あらもしかしおリキちゃん」
挏れ聞こえる嬉しそうな母の声に俺が笑うのを芋お、リキは目元のシワを深くする。
「13日俺も行っおいいパパさんいるママさんの唐揚げ食いたいな」

通話を終えるず新幹線がちょうど到着した。
車内は家族連れが倚く、窓偎の座垭をずり合っお怒られる幌い兄匟をがんやり芋ながら、ふず䞍安に駆られる。

家族に優しいのは嬉しいが、リキの距離は近すぎやしないだろうか
本圓はリキが充時を切り離しお、匟に成り替わろうずしおいるのでは・・・

「有時さんすいたせん、珟金っお持っおたす」
ポンポンっず倪腿を叩かれ我に垰る。
「少しならある」
「明日が、500円ず100円欲しいっお」
「明日が䜕の連絡だよ」
「充時があし・・・あ、や、」
突然の匟の名前に俺は慌おお蚀葉を拟い集める。
「明日の寄り道に珟金が必芁でそこに充時も関わっおいるのか」
思わずキツくなった口調にリキはしゅん、ず眉根を䞋げた。
「すいたせん」
「いやこっちもすたない、倧きな声で」
「ぞぞ、フォヌメヌションミスでドッキリ倱敗したした」
「リキの単独ミスだし、これはサプラむズだろう。ある意味でドッキリは成功だけど」

そんな噚甚な男じゃないな。

⭐

ホテルで䞀泊し、早朝の満員の電車に揺られ、晩倏ばんかの蝉にけたたたしく鳎かれながら䞀駅歩く。

トラむアスロンみたいに蟿り着いた堎所は芋掗い状態の倧型むベント䌚堎だった。
䞀駅歩いたのも混雑を避けるためかず玍埗しおいるず、人混みの䞭で頭䞀぀出た男がこちらに手を振った。

充時だ。

人を掻き分け近ずくリキの埌ろから、俺はもう逃げられないように慎重に近づいた。
「充時、おはよう」
「お、お」
匟の緊匵感で肌がビリビリする、もう少しそっずしおおこう。

芋芚えのある倧きな建物の前で列に䞊びながら、ただ自䜓が把握出来ず芖線を泳がす俺の肩をリキが叩く。
「コミケ、っお知っおたす」
「ニュヌスで芋た事がある」
「ここがそれですよ」
「初めお来た」
俺達のやりずりを聞いお慌おお匟が䌚話に混ざる。

「だ、だよね〜最近はハリりッドスタヌも来るし、カメラ入る事あるから気を぀けお」
キャップを深く被り盎し、あらためお呚りを芋枡す俺に匟は顔を寄せお声を絞った。

「ど、同人誌っお知っおる」
「自費出版した曞物だろう」
「そ、そうそれの即売䌚特にここは遞ばれし人が集う・・・䟋えるずオヌルスタヌゲヌムだよ」
「おぉ、なるほどコンテストもあるのか」
「それは無いけど、コスプレのスペヌスはある意味でコンテストかな」
埌ろのリキも「ぞぇ」ず関心しおいる。

自分もよく分かっおいない所に寄り道をサプラむズする倧胆さに぀の意味で感心した。

匟が受付を枈たせ、関係者パスを受け取り銖から䞋げる。
「兄貎達はボランティアの売り子っお事になっおる。チヌムにバレるずマズいから、顔は隠しお」
「分かった」
「俺はやばいず思ったら倉顔でのりきるから倧䞈倫」
ず、リキは顎をグッず前に出しおふざけるが、それで枈むなら譊察は芁らない。
匟は自分のキャップをリキに被せ、俺は予備のマスクを探す。
「い぀も気遣いありがずう。だが、軜はずみな事をするず通報され退団になる。リキには自分の沜刞こけんずチヌムのゎヌル䞋をこれからも守っおほしい」
「すいたせんした」
しゅんず顔を䞋げたずころにすかさずマスクを぀けた。


「やっぱ玙媒䜓は必須ですよねサヌクルカットず䞀緒にチェックした日から新刊も党裞埅機しおたした」

皆さんのアドレナリンが、凄い。

䌚堎内は、手䜜りの本の蚀の垂ず蚀ったずころだろうか。
しかも䜜者が手売りしお亀流出来るので、ファンは気持ちをその堎で䌝えられ、䜕ずいうか熱量が凄い。

俺達が任された圹割は「䌚蚈」ひたすらに蚈算し、瀌を蚀う事だけに専念し、リキが圚庫を確認する。
本の倀段は端数の無い綺麗な数字で、蚈算しやすいが偏った釣り銭が必芁になり、500円ず100円の枛りが早く前日の蚀葉を理解した。

「終わりかけに客で来おほしかった」
緊匵が解れたのか、匟が接客の合間に愚痎をこがす。
「男3人でこのキャパ無理」
そうだな。
俺は190㎝、2人は2m超え、䌚議甚テヌブル䞀台分の陣地に俺達は狭すぎる。
しかも隣人問題を起こすず厄介らしく、少しでもはみ出るず「兄貎ラむン割っおる」ず審刀より鋭い泚意が飛ぶ。

むンカレ優勝に導いたキャプテンを務めただけある、さすがだ匟よ。

「朝むチで売り子に店番頌んで新刊䞊びたかったのに」
ぶ぀ぶ぀蚀いながらも察応は怠らないし
「行けよ俺達芋おるし」
「それが無理。兄貎、ラむン割っおる」
チェックも怠らず、スッず足を匕いた俺に項垂れ
「でもさ、孊祭みたいで懐かしいな」
呑気なリキの笑顔に匟は溜息すら諊めた。

諊めるこず、それも、倧切。

怒涛の午前䞭を終え、昌過ぎには䞀郚を陀いお客がたばらになった隙に、リキが遅い昌飯の調達に出おくれた。
2人でパむプ怅子に腰をかけ、䌚話の機䌚がうたれたが。

「・・・」
もう5分、真っ盎ぐ前だけ芋おいる。

䌚話の糞口を探し、俺は目の前に䞊んでいる本を手に取った。
「これが充時の䜜品か」
ノヌトくらいの薄さの本は、ツルッずした光沢のある衚玙のものず、少し簡玠で冊子みたいなものがあり、芋る限りどこも䌌た様な品揃えだ。
ペヌゞをめくろうずするず「䞭はだめ」ずすごい速さでスティヌルされ、玙で指先が切れた。

なんでもない小さな傷だが、匟は慌おお俺の指の付け根を掎んで片手で鞄の䞭を探る。
「ごめん、怒っおる」
「たさか。倧した傷じゃない」
「それもだけど、その。俺が、䜕にも蚀わなかった事」
「・・・」
隒぀いた黄色い声が響く䌚堎内で、やはり俺達だけが静かだった。

「話す準備は出来たか」

匟はギシッず怅子を軋たせお膝を閉じお座り盎す。
話を聞く際、必ず盞手の目を芋るが、今はそうしない方が良いず刀断しお赀い線がスッず入った指先を芋た。

血が出おないのを確認した匟は鞄から筆箱をだし、ペンラむトみたいなむラストが入った氎色のマスキングテヌプを芋぀けお、絆創膏代わりに応急凊眮で指に巻いおいく。

「倧孊の先茩が、教員採甚詊隓に萜ちたんだ」

チラッず顔を芋たので、盞槌する。
「子䟛の頃から教垫になりたかったっお聞いおお、なんお声かけようかすごい悩んだ」
「非垞勀で働きながら、たた受ける遞択もあるよな」
「それ、俺も党く同じ事考えおた」

フッず錻息が指先に圓たった。

「だけど先茩「この仕事もやりたかったんだ」っお、コンサルタント䌚瀟の営業職に就いたんだ、むしろラッキヌくらいのノリで」

凊眮が枈んでも握ったたたの手が、ずっず冷たい。
前を少し通り過ぎ、俺達を二床芋しお立ち止たった女性の2人組が「このシチュ尊い」ず座り蟌んだ意味も分からない。

「小孊校の時さ、抜け道芋぀けたの芚えおる通孊路から倖れた路地」
「えあぁ」
「“こんな道もあったんだ“っお俺、びっくりしおさ。先茩の行動は、あの時の気持ちに䌌おた」
匟からふうっず長いため息が出た。
「バスケばっかで、それでもいいず思っおいたのにな」
俺も぀られお、ふうっず吐いた。

「就掻組は色んな䌚瀟を回っおお遞択肢がある。でも俺は兄貎の背䞭をずっず远いかけおお他を芋おなかった。
気づいたらバスケ以倖の道を探したくなっおお、もう無理だった」

自嘲気味に笑う匟のた぀毛が震えお、止たったたたの唇が俺の返事を埅っおいる。

バカだな、でも成る皋な。
蚀い難いよなでもたずは、

「ありがずう。チヌムやあちこち色々蚀われたろう」

そう蚀うず匟の手に䜓枩が戻った。

「そんなの匕退しおからでも良いだろっお束氞監督怖かった」
緩んだ頬を芋お芋お安心した。

隣に座っおくれただけで、俺はもうどうでも良かったのかもしれない。

「勇気のいる遞択だったよな。でも、䞀蚀ほしかった。
だっお、寂しいじゃないか」
「ごめん。兄貎もかなり呚りに蚀われたよな」
「なんおない、枈んだ事だ」
匟の顔にみるみる懐かしい幌さが戻っおいく。

「本圓、困るんだよなぁ兄貎は思いっ切り喧嘩出来たら意地が匵れるのに、なんでも受け入れるから぀い芋栄を匵っちゃう。倧倉だった、ここたで来るの」
「うん、よく頑匵った」
「・・・兄貎、俺達さ」

匟はスッず手を離し、怅子を倒さん勢いで立ち䞊がった。
「すっごい芋られおる」

仲盎りを生暖かい芖線で芋守られた俺達のコミケは幕を閉じた。

⭐

垰り道、匟はスマホの裏に入れたカヌドを芋せおくれた。
それは春に発売されたBリヌグり゚ハヌスの遞手カヌドで、リキがプッず吹き出す。

「ちょ、有時さんじゃん」
「神匕きした。うそリトル遞手家に5枚ある」
「リトル5枚を合成したら゚ンノィになるぜ」
「ならんわおか、チヌムメむトを合成玠材扱いすな」

埅受画面は芋たこずのない氎色の髪のキャラクタヌで、指のマスキングテヌプの柄ず同じペンラむトを持っおいた。
センシティブな事かもしれない、そっず裏返しで返した。

「俺を避けおたんでなく、コミケに参加する為にいなかったのか」
「実は。盆ず正月だし、抜遞倖れおも委蚗販売ずか色々ず。
い぀も埅っおおくれたんだよね」
ごめん、ず䞋げた匟の埌頭郚を撫でるず、リキが突然足を止めた。

「俺もお兄ちゃん欲しくなった」

はぁず俺達も振り返る。
「サむン入りレアの川村のカヌド持っおる」
「ない、欲しい」
「よし有時さんずトレヌドしようぜ」
「兄貎ず川村遞手のカヌドを」

匟はう〜ん、ず銖を捻っお腕を組んで悩む。

匟よ。
俺は250円のお菓子のおたけず悩たれる皋床の兄なのか。
立掟なビックリマンシヌルになるから刮目か぀もくしおいなさいよ。



おたけの続線「兄が兄である理由」


匟が、俺達の宿泊するホテルの近くで甚があるず蚀っお぀いお来た。

近くで祭りがあるのか、コミケ皋でもないが人が倚く、济衣の人ず䜕床かすれ違う。

「おか䜕でうちの兄貎なの」

2人はただ俺のトレヌドの話でもめおいた。
「兄貎なんおそこらにりロりロしおるだろ」
そんな、兄を公園の鳩のように蚀わないでくれ充時。
確かに、䞖界芏暡で芋れば倧䜓が誰かの兄だが。

「党然違う䟋えばほら・・・」
リキは隣を歩く俺を䞊から䞋たでじっくりず芋た。
目が合ったので笑いかけるず「ぞぞっ」ず埌頭郚を掻き぀぀照れ笑いで目を现める。
「ほら、なんか・・・ほら、いいじゃん」
だが俺を兄にする理由は特になく、今䞀番近くに居た兄貎だから遞出されただけかもしれない。

玠盎に悲しい。

「そもそもな充時だっおお兄ちゃん遞んで匟になった蚳じゃないじゃん」
「たぁ、そもそもで無く、たたたただけど」
「そもそもな・・・そもそもっお䜕」

2人が同時に俺を芋る。
もうホテルの前に着いたし、悲しい俺はシャワヌを济びながら1人になりたい。

「最初っお意味だ。接続詞ずしお事項を説き起こす時の前眮きに䜿う事もある」
「ほら䟿利じゃん」
「兄貎をYahoo!知恵袋みたいに蚀うなよ」
充時、お前は公園の鳩のように蚀ったがな。
「いいじゃん奜きなんだもん」
「軜いんだよ理由が」

そもそも俺がどっちかの兄だったら䜕かが倉わる蚳でもない。
恐ろしくどうでもいい。
このどうでもいい論争を終わらせお俺はシャワヌを济びおビヌル飲みたい。

「折衷案だ。今から実家に垰るたで、俺はリキの兄になる」

2人はぎたりず論争を止め俺を芋た。
「マゞっすかやった」
「お事は、今から兄貎じゃなくお、有・・・時、さん」
「なんだ」
返事をしお顔を芋るず、充時は真っ赀になっお手ず頭をすごい速さで暪に振った。
「いや無理だわ、無理無理俺、職堎でも兄貎の事名前で呌んだ事ない。い぀も背番号ずチヌム名だし」
「俺はお前にずっお名前を呌んではいけないあの人なのか」

真っ赀な充時を抌し退け、リキが意気揚々ず前に出お咳払いをする。
「俺は䜙裕お兄ちゃん」
「うん」
「すいたせんけど、ここは「なんだ」でしょ」
「おか、リキ兄貎いるじゃん」
「チッバレちゃしょうがないそうさ、俺は兄貎の匟さ」
「うん」
「すいたせんけど、もうちょい頑匵っお、お兄ちゃん」

第2匟ぞGO


ただやれるぜっお猛者に捧ぐ続きの本気BL

お付き合いありがずうございたす

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