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"Too soon to eat ice cream" でも倧䞈倫。

    なぜか、ロンドンに行きたいず思い立ち、GWに行っおきた。

    ロンドンに初めお行ったのは、孊生時代の春䌑み。ヘむスティングスずいう枯町に語孊研修で週間滞圚した埌、垰囜前の週末をロンドンで過ごしただけだ。
    寒く、ぐず぀いた倩候の䞭、ビッグベンを眺め、コノェントガヌデンを歩いた思い出しかない。英語も思うように䞊達しなかったし、たた行きたいず思うこずはなかった。

    だから、なぜ急にロンドンに行きたいず思ったのか、自分でもよくわからない。だが、盎芳に埓っお本圓に良かった。
    ロンドンず、そしお英語がもっず奜きになった。

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    今回は、倧英博物通も埒歩圏内で、おしゃれなカフェやレストランが点圚するフィツロビアずいう゚リアに日間滞圚した。

    倧英博物通では、叀代゚ゞプトの展瀺に圧倒され、これらが䜜られたずき、日本ではどの時代で人々は䜕をしおいたのだろう などず比范しながら芋おいるず文字通り時を忘れた。

    ロンドンで芋たかったものの䞀぀がバンクシヌの䜜品だった。
    街のあちこちに描かれた䜜品を䞀぀䞀぀芋お回った。およそ芳光客が来ないような䜏宅地の壁に描かれた䜜品もあり、思いがけず、ロンドンの街の色々な衚情を芋るこずができた。

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    ロンドン垂内の移動は、極力バスを利甚するようにした。
    雲䞀぀ない晎倩の䞭、緑が倚く、歎史を感じさせる重厚で矎しい建物が続く通りを眺めながらの移動は、それだけで立掟な芳光になった。

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    ロンドンは、こんなにも魅力的な街だったのかず思うこずが、他にもいく぀もある。だが、私がなによりロンドンに惹かれた理由は、出䌚った人たちが皆、私の英語のアクセントや衚珟がネむティブのそれずは違っおいおも、普通に受け入れおくれたこずだ。

    私は、アメリカに数幎暮らした経隓があり、珟地で就業もしおいたが、初察面のネむティブの人たちからの、
    「アメリカ人みたいに話せないのね。」
    ずいう埮かな反応を毎回のように感じおいた。
    ほずんど無意識に近い反応なのだろうが、私にずっお、自分で思っおいる以䞊にストレスになっおいたようだ。

    英語を話すずきにどこか構えおいる自分。
    劣等感、ネむティブのように話さなくおは、ずいう自分で自分にかけるプレッシャヌ。
    仕事でなければ、「発蚀しようかな」ず思うこずがあっおも、やっぱりやめおおこうず思ったこずは、䞀床や二床でない。

    ロンドンに行く盎前は、ずいうず、仕事であるプロゞェクトに幎ほど埓事しおいた。通蚳ずしお参画したわけではないが、クラむアント䌁業の海倖拠点の珟地担圓者ずの䌚議の通蚳を担圓する堎面が床々あった。
    繰り返しになるが、私は通蚳が専門のプロフェッショナルではない。そしお、この業務は次第に苊痛になっおいった。

    英語があたり埗意ではない人にずっおは、英語が話せる人、話せない人の癜か黒の二択に芋えるかもしれない。だが実際には、この癜ず黒の間に広倧なグレヌの濃淡が存圚しおいる。そしお、その濃淡の䞭の自分の立ち䜍眮は、その時々で倉化する。
    通蚳は、ひず぀の専門的なスキルだ。英語が話せるからずいっお必ずしも通蚳ができるわけではない。

    話や説明の最終目的は、それを聞く人が理解するこずだず思うが、珟実の䌚議では、これが共通認識になっおいない堎面も倚くある。
    そしお、聞き手の理解をあたり意識せずに話された内容を通蚳するのは、専門倖の立堎では非垞に難しい。

    日本語だず、その堎の共通認識を前提に、䞻語や目的語がなくおもなんずなく䌚話ずしお成立しおしたうこずがある。
    ただ、聞く人がきちんず理解できる英語にするためには、元の日本語を曖昧なたたにしおおくこずはできない。足りない情報を補うのか、確認するのか、どこたで蚳者が責任を負うのか。毎回、その刀断を迫られるようで苊しかった。

    このような状況が数か月続いたこずに加え、自分の圹割以䞊に仕事を抱え蟌んでしたう私の悪い癖も圱響し、英語に觊れるのがだんだん苊しくなっおいった。

    私の堎合、臚界期をかなり過ぎおから英語の勉匷を始めたので、日々䜕かしら英語に取り組んでいないず、いざ仕事で必芁になった時に、英語が出おこない。盞手の英語も入っおこない。そういうこずがすぐに起きおしたう。
    そのため、英語に觊れるこずを日垞生掻の䞀郚にしおいたが、それすら億劫に思うようになっおしたっおいた。
    そしお、そんな気持ちのたた、ロンドン出発日を迎えた。

    ロンドンには、仕事の䞀郚を持っおいかなければならなかったこずもあり、旅行の蚈画は、倧英博物通やバンクシヌ䜜品巡り、そしお、趣味のアクティビティに参加するこずなどをざっくり決めるに留めた。

    珟地の人たちに混じっお、アクティビティに参加したずきのこず。
    そこでほずんどの時間を䞀緒に過ごしたむギリス人女性は、ネむティブではない私の英語を気にする様子もなく、䌚話を続ける。
    アクティビティが終わりに近づいたずき、私が圌女に、
    "May I ask your name?"(名前を蚊いおもいい)
    ず蚊いたら、にこっずしお、
    「マリアよ、あなたの名前は」
    ず蚀った。

    たた、倧英博物通近くのアむスクリヌムショップで倖のベンチに座っおアむスを食べおいた時、ベビヌカヌを抌した女性が、「隣に座っおいい」ず蚊いおきたこずがきっかけでおしゃべりが始たったこずがある。
    圌女だけが食べおいお、ベビヌカヌの䞭の赀ちゃんには食べさせおいないので、
    "He's too soon to eat ice cream?"
    赀ちゃんは、アむスを食べるにはただ早いのず蚊いた。
    本来であれば、"too soon"ではなく、"too young" ずいうべきだったのだが、間違えおしたった。「あっ」ず思ったずきにはもう遅い。

    これに察し、圌女は、
    "Yeah, too young." ず”蚂正”ではなく、”同意”しおから、
    「あずもう少ししたらね」
    ず䜕事もないように蚀った。
    この時、「あ、間違えおも平気なんだ」ず、今たでぎゅっず匷く握りしめおいた䜕かを手攟した時のような、解攟感ず安心感を同時に味わった。

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    私は、すっかりロンドンに魅了されおしたった。
    垰囜しおからは、BBCのニュヌスも積極的に芋るようになった。
    BBCのキャスタヌが時にはスニヌカヌ姿で、かなりリラックスした雰囲気なのに、英囜銖盞の蟞任衚明のような硬いニュヌスを䌝えたりもする。
    BBCのワヌルドニュヌスなど芋おいるず、人皮もアクセントも倚様性に富んだレポヌタヌが次々に登堎する。

    私がそれたで芋おいたアメリカのニュヌスのキャスタヌのキリっずした服装ず隙のない立ち居振る舞い、完璧な英語でコメントする緊匵感のある雰囲気ずは党おが察照的だ。

    もしかしたら、私は自分の䞭だけで“こうあるべき”ずいう小さな型に自分を無理やり抌し蟌もうずしおいたのかもしれないず感じた。

    ここ数幎、私は英語のラむティングを孊んでいる。いずれ、日英翻蚳、そしおもし可胜なら英語で蚘事を曞くこずも職業にしたいずいう目暙がある。毎週、課題に沿った゚ッセむを曞き、評䟡されるが、ずにかく、「曞くこずを楜しんでみよう」ずいうふうに考えが倉わった。

    たた、最近読んだ海倖のニュヌスメディアに、日本に䜏んだ経隓のあるむギリス人の曞いた日本に関する蚘事が掲茉されおいたが、日本に長く䜏む日本人には曞けないだろう芖点で曞かれたものだった。「すごいな」ず矚むず同時に、非ネむティブだからこその芖点で曞けるこずがあるかもしれない、ずも感じた。

    䞖界には、英語を母語ずせず、英語を䜿う人の数は、ネむティブスピヌカヌの数倍に及ぶ。それを考えるず、英語の間違いにばかり気を取られおいるより、それがネむティブずは違っおいおも自分らしい衚珟で目の前の盞手ずのコミュニケヌションを楜しむこずの方が倧切だ。
    そしお、たずえ仕事であっおも、もう少し肩の力を抜いお取り組んでいいのかもしれない。日本語であっおも、蚀い間違いや聞き間違いはあるのだから。
    ロンドンに行っおそう思えた。
    そしお、今。
    以前より、英語に真剣に、そしお䜕より楜しんで向き合えるようになった。







     
     

    MaLoPaNy

     
     
    米囜珟地法人での就業経隓を経お自身の法人蚭立-Founder & CEO。ENFP-AH、仕事、旅、英語、映画、京郜、台湟、ロンドン。

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