
実家で見つかった猫の骨を海へ還すまで──海洋散骨という選択肢
【心の一区切り】
昨年、妻の両親がサービス付き高齢者住宅へ入居することになりました。
実家を整理することになり、片づけの大半は妻と義妹が担当。
私は少し手伝った程度でしたが、その中で小さな骨壺が出てきました。
中には、両親がかつて飼っていた猫の遺骨。
どうするのが一番良いのか──私と妻で相談した結果、海に還してあげようという結論に至りました。
海洋散骨という選択

実は、過去に記事でも紹介したことがあるのですが、
海洋散骨を専門とする会社を立ち上げた後輩がいます。
公務員時代の職場の後輩で、とても誠実な人柄。
小さな依頼にも丁寧に対応してくれて、サービスには真心が込められているのが伝わります。
今回、「なにかのついででいいから、頼める?」
という感じで軽くお願いしました。(もちろん正式に料金はお支払いしています。)
散骨証明書と写真が届いた

先日、大きめの封筒が一通届きました。中には、次のものが丁寧に梱包されていました。


海洋散骨証明書
CDケース(中に写真数点)
散骨場所の地図(葉山沖)

証明書には「故ポポくん」と記載されていて、実際の散骨日時や海上座標も記されています。

地図では神奈川県・葉山沖の海上が赤い十字で示されています。

黒い布で包まれた遺骨。見守るように、静かに海に送り出された瞬間です。

穏やかな海面に浮かぶ数輪の白い花。
どこまでも静かで優しい風景でした。

海の中へゆっくり沈んでいく様子が写っています。
空と海が溶け合うような写真です。
後輩が運営する海洋散骨会社
この海洋散骨をお願いしたのは、SEA product てのひら(株式会社PALMLOOP)です。
神奈川県を拠点に、人・ペット両方の散骨に対応しています。
ハワイプラン・貸切プランなどもあり、ご遺族の気持ちに寄り添った丁寧な対応をしてくれます。
必要な書類のサポートや、散骨後の写真・証明書の送付もあり、節度と真心を大切にした散骨が特徴です。
ご興味のある方は、ぜひサイトを覗いてみてください。
まとめ:お別れの形に「正解」はないけれど
ペットの遺骨をどう扱うかは、それぞれの家庭の事情や気持ち次第です。
手元供養、納骨堂、自然葬──いろんな選択肢がありますが、私たちは「自然に還す」方法を選びました。
実際に証明書と写真が届いたとき、妻がぽつりと、
「なんだか、ちゃんと見送ってあげられた気がするね」
とつぶやいていました。
目に見えない心の重さが、少し軽くなったように感じました。
同じように迷っている方の、参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。