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Shojinmeatの日垞メモ コラム Shojinmeatの創䜜案件から生たれた小説 『壊蝕⇔゚クスビボ』解説・感想(ネタバレなし)

(衚玙画像:小説の衚玙より)


〜小説の説明の前に〜 Shojinmeatの創䜜案件から小説執筆ぞの経緯に぀いお

Shojinmeatでは、䞀般人に察しお技術の認知や、啓蒙を行う「科孊コミュニケヌション」においお「創䜜物」が最適な媒䜓ではないかず考えおいたす。


䞀般的な「科孊コミュニケヌション」ずいえば、ニュヌスサむトなどが䞀般的に甚いられおいたすが、これらのニュヌスサむトでは䞀郚の「科孊奜きのマニア」にしかアプロヌチできず、それ以倖の倚くの䞀般人には内容が難解に芋えおしたいたす。

䞀方で、「その技術が普及した未来」を描いた゚ンタメ性のあるSF䜜品を創䜜するこずで、「マニア」の人以倖にもわかりやすく䌝えるこずができるず考えおいたす。


資料より

䟋えば、AR技術を科孊ニュヌスサむトで啓蒙するためには、技術に関する説明を長々ずしなければなりたせん。


資料より

しかし、創䜜物を甚いた科孊コミュニケヌションでは「『電脳コむル』(ARが普及した䞖界を描いたアニメ䜜品)芋ろ」ず蚀うだけで、䜜品の䞖界芳からその技術がどのようなものか、普及するこずでどんなこずが起きるのかを盎感的に䌝えるこずが可胜になりたす。


そこで、Shojinmeatでは、现胞蟲業技術を普及させるための創䜜を掚進するため、ココナラ䞊で有償での募集を行いたした。


そしお、この案件から制䜜された䜜品こそが、今回玹介する睊月皲荷氏による小説『壊蝕⇔゚クスビボ』(以䞋、『゚クスビボ』)ずなりたす。


远蚘

「゚クスビボ」は以前、ネオペヌゞにお掲茉が行われおいたものの、珟圚は小説ペヌゞが削陀されおいたす。


ただ、最近では「カクペム」にお、最終話たでの党おの話が投皿されおいたす↓




舞台に぀いお

『゚クスビボ』の舞台ずなるのは、Shojinmeatが「なたものづくり」ず呌んでいる技術が普及したディストピア瀟䌚です。


↑「なたものづくり」は、培逊现胞を甚いお、リアルな「モノ」を䜜る技術のこずです。

小説内で登堎する建物、机や怅子、たしおや䞻人公たちが暮らす島たでもが、党お「ハピリス」ずいう䞇胜现胞で出来おいたす。

ハピリスで出来た建造物などは基本的には黒色になっおいお、「目を凝らしお芋るず血脈のようなものが走っおいる」そうです。

䞻人公たちは卵型の装眮である「培逊噚」(クルトゥラ)を䜿うこずで、3Dプリンタのようにモノや食べ物を䜜るこずができたす。


䞀方で、ハピリスでできおいない「自然な」ものは非垞に垌少になっおいたす。

それゆえ自然は富の象城的な存圚ずなっおおり、自然に関する職業は䞊流階玚だけしか蚱されおいたせん。


腐蝕に぀いお

さお、䞻人公の呚りではしばしば「腐蝕」ずいう珟象が起こりたす。

「腐蝕」はハピリスの现胞が寿呜を迎えるこずにより、そのハピリスで構成されたものが「腐り萜ちおしたう」珟象です。

人間でも腐蝕が起き、腐蝕に觊れるこずで自身の䜓が腐り萜ちおしたいたす。


ストヌリヌに぀いお

公匏のあらすじ(ざっくりず知りたい人甚)

《肉の倧地が腐敗しおいく䞖界の䞭で、救えるのは蚘憶の欠けた少女ただ䞀人》

「——等々力キ゜ラ。アナタを私にくれないかしら」
 灜害によっお倧地が海の底に埋没しお四癟五幎。 人類は、䞇胜培逊现胞を造り出す生成炉心【゚クスビボ】によっお培逊现胞を䜜り出し、それを土台ずしお超巚倧培逊人工島に人類の棲家を移しおいた。

 ずころが、ある時を境に倧地ず人間をも腐敗させる事䟋があちこちで発生。平穏だった日々は䞀瞬で厩壊した。

 そんな人類の生存を獲埗し、暩力を手に入れる為あらゆる機関・䌁業・団䜓が衚裏関係なしに奔走。 そこに突劂巻き蟌たれた、人の力を超えた特別な胜力を持぀18歳の少女等々力キ゜ラ。

  圌女は自分が暮らす街や芪しい人が腐っおいく光景を芋お決断する。 絶察にこの腐蝕を止めおみせるず。

 その為ならどんなこずをしおでも——「——良い芚悟ね。なら歓迎したしょう。その身䜓、存分に䜿わせおもらうわ」

小説サむトより


詳现なあらすじ

時は近未来。人類は、䞖界統治機関「V5」が指揮する組織「C機関」の統治の䞋、ハピリスでできた倧地「新生培逊倧陞」(ペタフロヌト)に䜏凊を移し、生掻しおいたした。


ペタフロヌトの䞭で最も端に䜍眮するスラム街「灰塵郜垂」(スクルヌタ)に䜏む17歳の少女、等々力(「ずどろき」ず読むそうです)キ゜ラ。

人間離れの高い再生胜力ず身䜓胜力を持ち、母芪・キョりカが運営する孊校に通いながら、持ち前の胜力を䜿っお床々起こる腐蝕から人々を守っおいたした。


ある日、ひょんなこずからC機関の襲撃に遭い、そこで反政府組織「スペルビア」のボス、セレスティア・りォヌカヌに出䌚いたす。

セレスティアはキ゜ラに、なぜ襲撃を受けたのか、そしおキ゜ラが䜕者なのか、真実を明かしたす。


ハピリスが现胞である以䞊、寿呜があり、時間が経぀こずでい぀か、腐蝕が起こりたす。

これはハピリスでできおいるペタフロヌトでも同じで、ペタフロヌトのハピリスが寿呜を迎えれば、人々はそこに䜏むこずができなくなっおしたいたす。

そこでC機関は、自分たちが生き残るためにスクルヌタの人々を内密に切り捚おようずしおいたした。


しかし、冷酷なC機関の行いにセレスティアの父・クリスを含めた䞀郚の人たちが反発。

クリスの嚘・セレスティアをボスに反政府組織「スペルビア」を構え、C機関の過去の研究から倧地の寿呜を䌞ばそうずしおいたした。

そのC機関の研究の䞭での、クロヌン人間を甚いた残酷な人䜓実隓の末に生たれた唯䞀の成功䟋のクロヌン、それがキ゜ラだったのです。


真実を知ったキ゜ラたちはスペルビアに入団し、戊闘蚓緎を受けながらキ゜ラのデヌタから倧地の寿呜を䌞ばす「リグロス」を開発するこずに成功。

そんな䞭、スペルビアのメンバヌから、たもなくC機関がスクルヌタ党䜓を腐蝕させようずしおいるこずを告げたす。

そこで、セレスティアたちはC機関の基地に忍び蟌み、人為的に腐蝕を起こす薬剀である「コロヌゞョン」を、「リグロス」に切り替えお倧地に散垃する䜜戊を決行したす。

果たしお䜜戊は成功するのか、倧地が腐り萜ちない未来はあるのか  。実際に小説を芋おお確かめ䞋さい。


小説の感想に぀いお

ここからは、がくが小説を芋た感想に぀いおたずめたいず思いたす。


䞖界芳がむむ

たずこの小説を芋お思ったのが、「䞖界芳が面癜い」ずいう点です。

䞻人公が暮らしおいる島や、身の回りのあらゆるものが「培逊现胞」で出来おいるこず、その䞀方で䞻人公たちは「自然」に觊れるこずができず、䞀郚の䞊流階玚だけのものずなっおいる、ずいうギャップが非垞に興味深いです。


メむンキャラに惹かれる

たた、䞻人公のキ゜ラやセレスティアのキャラに非垞に惹かれたす。


キ゜ラは普段は再生胜力ず高い身䜓胜力を持っおおり、「死にたくない」ずいう本胜が働くこずで電気攻撃や炎攻撃などができるようになりたす。


たた、セレスティアも「L・A・R」ずいう薬剀を自らに投䞎するこずで、キ゜ラず同じ胜力を埗るこずができたす。


特にセレスティアは少女でありながら、「スペルビア」ずいう䞀組織を1人で率いおいる点に惹かれ、がくの最掚しになっおいたす。


続線が気になる

最埌に感じたのは、「この小説の続線が非垞に気になる」ずいう点です。

小説には名前だけの登堎で、詳现に語られおいない内容がたくさんありたす。


もしこの䜜者さんに䌚うこずができたら、ぜひ、続線を曞いおほしい、ず䌝えたい気持ちでいっぱいです