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期待に全力で応えてきた『コタツがない家』

    何ですか、何ですか、何ですか?
    『コタツがない家』めちゃくちゃ面白いじゃないですか〜!!!

    さすが脚本、金子茂樹。
    『俺の話は長い』以来の好きな感じのホームドラマきました!!!やっぱり金子茂樹のホームドラマは最高。

    いや、ホームドラマじゃない有名な作品もいっぱいあるんですよ?
    『プロポーズ大作戦』
    『きょうは会社休みます。』
    『世界一難しい恋』
    『コントが始まる』etc…
    どれも面白かったです。ラブストーリーも群像劇もなんでも書ける。

    でもでも、私の中ではやっぱり『俺の話は長い』なんです!なんてことのない日常を、なんてことのない会話を、うまく組み合わせて面白くするのがうますぎる!

    まず、主題歌、石川さゆりですからね。
    冒頭からどえらいパンチかましてきました。
    タイトルは「ダメ男数え唄」。
    なんとこちら歌詞は金子茂樹の書き下ろしです。
    「だめな男よ背中に乗りな アタシが食わせる心配するな」と主人公を表したかっこいい歌詞です。

    個人的な話なんですけど、今、私異動したてで毎日きついんですよ。
    前の部署が長かったんでね、周りに知り合いがいない状況とか、仕事で役に立てない状況とか。
    前の部署や、果てや番組制作の仕事をしてた独身の頃まで思い出して懐かしく思ったり重症。

    そんな中での『コタツがない家』です。

    ありがとうございます。楽しみが増えました。
    喜ばしい。しばらくは『コタツがない家』を密やかな楽しみとして生きていきます!

    さて、ドラマの概要はこんな感じ。

    小池演じる主人公・深堀万里江は、上司・部下問わずみんなから頼りにされ、「彼女に頼めば離婚しない」という伝説のやり手ウェディングプランナーにして会社社長。仕事はバリバリだが、家には、廃業寸前の売れない漫画家の夫と、アイドルを夢見るもオーディションで脱落し、人間不信になってしまう息子、さらに熟年離婚を言い渡され一人になった父親も来てしまい、3人のダメ男を養うハメに。

    『コタツがない家』公式サイトより


    夫役の吉岡秀隆、それはそれはしょうもない感じが全身から出てます。この人ほんとにDr.コトーだった?

    廃業寸前の漫画家でほぼ無職、小池栄子からお小遣いをもらって生活しているくせに、家事をするでもなく、息子が学校に行ってないのを気にかけるでもなく、植木屋が来るから家にいろと言われているにもかかわらず散歩にでかけてます。

    …散歩だと?植木屋くるって言ってんじゃん!!!
    信じられない!何で留守番すらできないわけ?!
    と、こっちが怒り狂いそうになりました。
    この吉岡くん演じる夫が、いーーーーーっつも!リビングのソファーにいるんですよ。ソファーでゴロゴロし、ソファーで寝て、ソファーでテレビを見てる。もはやソファーに生息してる生き物です。

    夫の吉岡くんがダラダラ過ごしてる間に、妻の小池栄子はカリスマのウエディングプランナーとして大忙し。打ち合わせに取材にとめちゃくちゃ働いてます。
    吉岡くん、ほんとなら家事もやってほしいところだぞ。私なら、ご飯も作って欲しいし、部屋も綺麗にしてほしいし、なんなら子供の進学についても考えてフォローしてほしい。
    でも小池栄子はそこについてはもはや何も望んでないんですよ。ただ、植木屋が来るからその対応だけしてほしいと頼んだだけです。

    それを…それをこの男は……

    ばかやろーーーーーーーー!!!!
    植木屋の対応くらいしろ!散歩なんていつでも行けるだろうが、暇なんだから!!!
    しかも何で息子が高校行ってないのに放っておいてんだよ!「学校は?」くらい聞いてくれよ。植木屋に払う出張代はお前の来月のお小遣いから引いてやるからな!!!

    と私がハッスルしていると、高校を無断で休んでいる息子からとんでもない事実が明かされました。
    吉岡くん、植木屋の対応を頼まれている時間になんとマッサージ行ってたらしいんです。

    …ああ?マッサージだと…?

    息子にバラされた吉岡くんはご立腹。
    高校を休んだ理由も言わずに出て行ってしまった息子を呼び止める小池栄子に「もういいよ、あんな馬鹿放っておけば」と言い放ちました。

    ………。
    馬鹿はてめーだよ!!!!!!!
    人が働いたお金で何マッサージ行ってんだよ!
    マッサージ行きたいのはこっちなんだよ!
    もうお小遣い来月はなし!再来月もなし!
    と、気持ちだけは「小池栄子の親友」となりまして、吉岡くんのお小遣いカットを私は固く決めました。

    朝起きたら旦那が飲み散らかして死んだように寝てて、そのまま死んでないか一瞬でも期待した!
    と豪快に笑う小池栄子が、かっこよくて惚れます。
    私なら朝からそんな姿の無職の夫を見たら、お尻に蹴りを入れてしまうかもしれない。
    でも、なんだかんだ吉岡くんのことを好きで、なんだかんだ言いつつ小池栄子は幸せそうなんですよね。
    吉岡くん、小池栄子と結婚したことを本当に心から感謝して!!!
    と思うのに、まさかのこの男、小池栄子と結婚したこと後悔してんですよ。

    おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい!!!!!!!!!

    もういっぺん言ってみろ!次にそんなこと言ったら家から追い出すからな!!!
    (小池栄子の親友の立場です)

    最後にはこちらもクセが強そうな小池栄子のお父さん(小林薫)登場。
    なし崩しに家に居座られてしまうことを避けたい吉岡くんに対してお父さんが最悪なカードをきります。

    「この家の頭金を払ったのは俺だ!」

    カーン!と響くゴング。
    お父さん、見なよ。あんたの娘(小池栄子)もドン引きしてるよ。

    私の中でも『コタツがない家』がスタートした軽快なゴングが鳴りました。

    来週を楽しみに、新しい部署での仕事がんばります。


    おしまい。




    他のドラマ感想(途中経過)はこちら。


     
     
    文学部卒の元TV番組ディレクター、現在はプロモーション業務。ドラマ、映画、小説などのエンタメ全般について書いています。 ※Amazonのアソシエイトとして、とっつぁんは適格販売により収入を得ています。

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