ひと握りの得意
まだ2日目ではあるが、noteを書き始めてから思い出したことがある。
私は少しだけ、イラストを描くことが好きだった。
物語に触れることが、大好きだった。
幼い頃を、小さな田舎のすみっこで曾祖母と過ごした私は、物語の中で世界を知り、頭の中に友達を作っていた。
だから、私が物語を創る仕事に憧れるのは、きっと必然だったと思う。
母からの猛反対に会い、小学3年生頃にはもう絶対に本当の夢を話さないと決めてしまったけれど、私は漫画家になりたい子供だった。
今思えば母が止める気持ちも少しわかるけれど、幼い私にはとても悲しく、寂しい記憶で。
もうとっくに成人を越えた今の今まで、あれから母に本当の夢を話したことは一度も無い。
頑固だから。
だけど、幼い頃の私は、まだ心の中で鉛筆と自由帳を握りしめている。
もう絵なんて長いこと描いていないけど、高校で美術の選択すらしなかったけど、もう一度なにか描いてみたら、きっと少しは楽しいかもしれない。
今日は雨。
最近外に出ると暑いのに、白いモコモコのフリースを未だに片付けられないでいる。
