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Photo bykana58kana

自分がいる場所

    谷口 敏也

    先日結婚記念日を迎えました。
    お祝いにケーキを買って帰りました、家族にケーキを買って帰る。昔よくサザエさんのようなアニメで見た光景、、、仕事帰りに手土産を買うお父さん。

    あの頃は遠い未来だし、誰かの為に何かを仕事の帰り道に買う。という気持ちがどんなものかわからなかった。テレビの中では、遅くなったお詫びとか、毎晩飲み歩いてるお詫び、みたいな謝罪の念のお土産が多かった。僕は、、、家が大好き過ぎてすぐ帰りたい人だから、仕事帰りに飲みに行くなんて事はほとんどない。遅くなる、、、はあるけど、それでも、そこに引け目を感じたことはない。

    今回はお祝いの為、喜んでくれるかなぁとHARBSのケーキを買った。普段あまりお店を知らない僕ですが、嫁さんと出会って、初めて食べたHARBSのケーキに感動し、何かある事にHARBSに行くようになった思い出のお店。
    まぁ、、、ケーキ1ピースでこんなするんだ‼️って驚いたのもありますけど笑

    ケーキを食べながら思い出話をする。
    もし結婚してなかったら今頃お互いどんな生活してたかなぁ。とか話しながら、、、

    僕の仕事は長く続かない人の方が多い。
    根底に好きだという気持ちとか、この仕事でやっていく気合いみたいなものが大いに必要になるからだ。
    仕事量の割に見合う報酬がない場合も多い。
    そして、辞めようと思えばいつでも辞められる。
    周りに人は居るけれど、最終的には1人なんだなと思うことも多い。

    認知されていないと消えていってしまう事もある。
    板の上は楽しいし、お客さんの笑顔や反応に救われる。でもどこかでいつか自分を観てくれる人が居なくなってしまうのではないか。という不安とも常に隣り合わせでいる。

    精神的には辛いこともある。でも、大阪にいる家族も含め、僕の周りにいる人が、辞めなくていいと言ってくれる。板の上の僕が好きだと言ってくれる。
    その言葉だけで救われる。
    帰ったら全部を包み込んでくれる人達がいる。
    板の上に立ったら、温かく迎えてくれる皆さんがいる。

    仕事何してますか?って言われたら一瞬戸惑ってしまう程自信はないけど、、、僕は僕にしか出来ない仕事をしてるんだって思っていけたらいいのかなと、今いる場所に居続けるために、毎日を真摯に生きていけば良いのかなと、気づけば長く一緒にいてくれてる家族と話しながら、そう思った。

    何者でもない自分だけど、見つけてくれて、出会ってくれて、本当にありがとうございます🙇‍♀️

    では、また日曜日に。

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