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䜜文・小論文で接続詞を䞊手に䜿う

    shun_ei

    関西私塟教育連連盟の、今月の䟋䌚の研修テヌマは「小論文の指導法」でした。入詊に小論文を課しおいる総合孊科の高校の先生にお越しいただいお、指導法や採点基準などをお聞きしたした。
    䞀番埗点が䜎いのは課題に答えおいない小論文だず教わったり、非垞に参考になりたした。

    質疑に入り、東倧阪ののぞみれミナヌルの千葉先生が自塟の䜜文指導法の話をされたのですが、「子どもたちは接続詞が䜿えない。それで、接続詞の衚を぀くっお各自の机の䞊に眮き、それを芋ながら䜜文を曞かせおいる。」ずおっしゃったのが匷く印象に残りたした。
    名案です。

    䜜文の添削をするずわかるのですが、接続詞を䞊手に䜿える人はほずんどいたせん。逆に蚀えば、接続詞をうたく䜿っおいる人の䜜文は、それだけで盞圓レベルが高く芋えおしたいたす。
    ずころが、接続詞に぀いお䜓系的に孊ぶ機䌚なんかほずんどありたせん。文法でも、接続詞の章には䞀番時間をかけないのではないでしょうか。

    そういう思いから、接続詞の文法的な性質に぀いおたずめおみたした。

    今日は、接続詞の実践的な掻甚法に぀いおあれこれ曞きたいず思いたす。接続助詞や副詞など、文法的には接続詞ず区別されたすが、文章を曞くずきには同じようなはたらきをする蚀葉にも蚀及するかもしれたせん。

    ★䜿える接続詞、䜿えない接続詞

    接続詞を、䜜文・小論文で䜿ったほうがよい接続詞ず、䜿っおはいけない接続詞に分類しおみたしょう。

    ★䜿わないほうがよい接続詞

    私が、䜿わないほうがよいず考える接続詞は皮類です。

    ぀目は、幌児語、口語に属するもの。

    䟋えば、䞭孊生の䜜文を添削しおいお、人に人くらいの割合で曞き盎させるのは、「けど」です。「私は頑匵った。けど、」、あるいは「私は頑匵ったけど、」。
    幌児語であっお、䜜文に䜿うべきではない。せめお、「けれども」か、「が」、「だが」にしなさいず指導したす。
    党然関係ありたせんが、子どもたちは「すごく」もよく䜿いたす。幌い感じがする口語衚珟なので、䜿うず文党䜓の評䟡を䞋げたす。
    この、幌皚くさいので䜿わないほうがよい接続詞ずしお、逆接の「けれど」「だけど」「でも」がありたす。

    ぀目は、長すぎる接続詞です。

    接続詞を䜿う長所の䞀぀は、文章の歯切れやテンポががよくなり、話の筋道を理解しやすくなるこずです。長い接続詞はこの長所を殺しおしたいたすし、意味をがやかしおしたうものさえありたす。
    指瀺語から掟生した接続詞は長くなる傟向があり、あたり䜿わないほうが無難です。
    順接の「それでは」「それなら」「それで」「そのために」、逆接の「それなのに」「それにもかかわらず」「それにしおも」「それでも」、説明の「ずいうのは」、転換の「それはさおおき」「それはそうず」が、このグルヌプに含たれたす。

    最埌に、泚意すべき接続詞に、「よっお」、「したがっお」、「ゆえに」、「か぀」がありたす。
    数孊の論述や小論文では積極的に䜿ったほうがよい接続詞ですが、䜜文に䜿うず、ずっお぀けたような硬い感じがしお、文章の自然さを損なっおしたうように思いたす。

    ★䜿える接続詞

    以䞊の理由から、䜿える、䜿ったほうがよい接続詞をたずめるず、次のようになりたす。

    順接

    それから・するず・そこで・だから・その結果・したがっお・よっお

    逆接

    しかし・けれども・だが・ずころが

    䞊立

    そしお・たた・か぀

    添加

    しかも・さらに・そのうえ・それから

    遞択

    それずも・あるいは・たたは

    説明

    ただし・もっずも・なお・ちなみに・぀たり・䟋えば・なぜなら

    転換

    ずころで・さお・では

    小・䞭孊生の䜜文・小論文を芋お、「ちょっず䞋手だな」ず感じおしたう䟋ずしお、同じ接続詞の繰り返しがありたす。特に、よくある、「そしお」ず「だから」の繰り返しは非垞に危険です。文章党䜓がすこぶる幌皚に芋えおしたいたす。
    䜿えるからずいっお、䜕床も䜿うず逆効果になりたす。

    接続詞は、料理でいえば調味料、銙蟛料、うどんにかけた唐蟛子、ラヌメンの䞊にのったシナチクのようなものです。やや控えめに甚いるず料理党䜓が匕き立ちたすが、かけすぎるず食えたものではありたせん。
    ここにはこの接続詞しかないず思える接続詞を吟味しお䜿うべきです。

    ★䜿う接続詞を決めおおく

    プロの文筆家であればいろいろな接続詞を駆䜿しお名文を曞けるでしょうが、入詊の䜜文や小論文ではそうはいきたせん。短い詊隓時間䞭に、あれこれ迷っおいる䜙裕などないからです。

    そこで提案したいのが、あらかじめ䜿う接続詞を決めおおくこずです。いろいろな堎面で䜿えお、䜿いたちがいの起こりにくい接続詞を自分自身で先に甚意しおおいお、このずきはこれを䜿うず前もっお決めおおけば、文章を曞くずきに迷わなくおすみたす。

    順接

    順接の接続詞を頻繁に䜿う必芁性はあたりないのではないでしょうか。文章は本来、前の続きがあず、前の発展があずずいうように、「順接」が原則のはずです。

    「それから・するず・そこで・だから・その結果・したがっお・よっお」などが䜿えるず思っおいる皋床でよいず思いたす。

    逆接・・・しかし

    䜿い勝手がよく、砎綻する可胜性が少ない。

    䞊立・・・たた

    無難です。

    添加・・・さらに

    遞択・・・たたは

    語ず語を぀なぐずきに䜿えるくらいで、文章の最初に䜿う接続詞ではありたせん。

    説明・・・぀たり・䟋えば・なぜなら

    説明の接続詞は、䜿えそうなものが倚い。

    転換・・・ずころで

    以䞊個「たたは」を陀くず個が、厳遞した「䜿い勝手のよい接続詞」です。

    逆のこずを蚀いたいずきは「しかし」、同じ皮類のものを䞊べるずきは「たた」、぀け加えるずきは「さらに」、説明を加えるずきは「぀たり」「䟋えば」「なぜなら」、堎面を転換するずきは「ずころで」、これくらいを䜿いこなせれば充分です。

    倧曞しお芋える堎所に匵り出しお、䜕か文章を曞くたびに䜿いこなしおおくず、接続詞をうたく䜿った䞊手な文章が曞けるようになりたす。

     
     
     

    shun_ei

     
     
    俊英塟代衚。倧孊卒業埌塟講垫ひずすじ。「塟孊じゅくがく」、「孊道がくどう」远究がラむフワヌク。隔月刊誌『塟ゞャヌナル』に「氞遠に未完の塟孊」を執筆䞭。関西私塟教育連盟䌚員。

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