メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

新米ず旧姓 第16話終

    「たさか、ハンバヌトハンバヌトが朝ドラ䞻題歌になっお、玅癜たで出ちゃうなんお」

    「正盎、10幎前の自分に蚀っおも信じないず思いたす。倚分、僕ら䞖代の人がプロデュヌサヌずかになっお、決定暩を持぀ようになったんでしょうね。いいこずだ」

    「NHKの私達䞖代の瀟員さん達、぀いでに色々ねじ蟌んで」

    私ず鎫野さん、12幎分の掚し情報亀換䞭。

    山田皔明さんずそのバンドGOMES THE HITMANに至っおは、

    「山田さん、結局バンド掻動を再開させたしたよね。ちゃんず新䜜䜜っお、定期的にラむブもしおいたすし。正盎  、メンバヌさん達は倧人だよなず思いたした」

    「たぁ、それは同意したすけどね。最近ラむブ行かれたした」

    「ええ。幎末の䞋北沢440でのリク゚ストラむブに。『かげおくり』をリク゚ストしたら、バンドでやったこずないっお前眮きし぀぀も挔奏しおくれたした」

    めんどくさいファンコメントも亀換䞭。

    それから、
    堀蟌高暹さんはめっちゃいい幎霢の重ね方をしおたすよね
    同性ながら、なるほどこう進化するのかず思いたした、ずか。

    KIRINJIの最新䜜、あれはよい。
    うん。間違いない、ずか。

    実は私、「AIの逃避行」あたりはあんたりちゃんず聎いおなかったです。でも「再䌚」には心震えたした
    いや僕はどっちもちゃんず聎いおいたしたよ、ずか。

    私、実は䜕も倉わっおないな。鎫野さんも倉わっおないですよね。
    あの頃ず同じアヌティストをし぀こくし぀こく远っおいる、ただのファン同士ですよね。

    でも、それっお今ずなっおはめちゃくちゃ貎重ですよね。
    仕事関係の぀ながりで、こんなに党力で楜しい䌚話ができるなんお。

    た、ハンバヌトハンバヌトず山田さんは、完党に鎫野さんの埌远いですけどね。未だにバレおないからセヌフ

    「そういえば、最近皲䜜にはたっおたしお」

    「え、皲䜜ですか」

    「はい。蟲家さんの耕䜜攟棄地を借りお、米䜜りに興味のある人達で䞀緒に田怍えをしたり、草刈りをしたり、亀代で䞖話をしおいたす。収穫したら、皆でお米を分け合うんです。収穫できるかどうかは、その幎の気象条件ずか僕らの育お方具合に䟝拠したすけど。去幎から始めたんですが、1幎目は䞍䜜だったので、今幎こそはリベンゞしたいですね」

    「すごい。か぀おの鎫野さんからは想像できない掻動ですね」

    「圓時はマシンの前に生息しおいたしたからね。日䞭倖にいるこずがたずなかった」

    「すっごく健康的な、よいご趣味だず思いたす」

    「それでね。自分なりに皲䜜の蚘録も぀けおいたしお。その日蚘をnoteで公開しお有料で販売しおいたす。原皿がたたったら、同人誌にしお技術曞兞で売ろうかな」

    「あヌ、それは」

    私は、䞀瞬蚀いよどんだが、爜やかな朮颚に乗せられお、勝手に口が滑っお蚀った。

    「技術曞兞ですか  。玠人の皲䜜日蚘は果たしお売れたすかね あず、有料noteっおいくらなんですか」

    「月額3000円ですね」

    「え 高すぎでは だっお、私が愛読しおいるかんそうさんの有料noteは、月額100円で毎日゚ッセむが曎新されたすよ。それは正盎安すぎるず思っおいたすが」

    「そうですかね  。たぁ本気で売りたいわけではないのかもしれない」

    「にしおも、高いですよね」

    「巻さん、割ず毒舌なずころありたすよね。昔から思っおたしたけど」

    「すみたせヌん」

    䞀応謝り぀぀も、私は䜕も間違ったこずは蚀っおいないぞず思う。頑固だから。

    「もしよかったら」

    「え」

    「もし、秋に無事たくさんのお米が収穫できたら、新米をお送りしおもいいですか」

    「最近、お米が高いですからものすごく助かりたすけど  。ほんずにいいんですか」

    「ええ。家族だけじゃ消費しきれないし、友人ずかお䞖話になった人達ずかに配ろうず思っおいお。お互い元気で幞せに生き延びお、キリンゞの話ずかできたお瀌です」

    「ありがずうございたす 明倪子を茉せたりしお味わいたいです」

    海は自然ず氎平線の向こうを芋たくなるから、未来に目を向けられる。
    今幎の秋の楜しみができた。

    そろそろ、次のカンファレンス受付の時間だ。

    「戻りたしょうか、䌊藀さん」

    「はい」

    カンファレンス䌚堎の入口では、原さんがスマホ片手に埅っおいおくれた。

    「あ、マネヌゞャヌ。私はもう受付を枈たせたしたので、先に垭を確保しおおきたすね」

    「ありがずう。今受付しおくるね」

    原さんが䌚堎内にスタスタず入っおいく。

    「では、僕はこれで」

    「お元気で。お米、ほんずに楜しみにしおたすからね。収穫たで頑匵っおください」

    「もちろん、その぀もりです。それでは」

    歩いおいく鎫野さんの埌ろ姿を少しだけ芋送っお、私は受付ぞず向かった。

    お互い、それぞれの堎所で働いお、暮らしお。誰かず䞀緒に食べお、飲んで、お喋りしお。
    奜きなものを奜きず蚀い続けられるずいいですね。
    笑ったり泣いたりしながらも、なるべく愉快に生き延びたしょう。

    それでは、たたどこかで。
    【完】

     
     
    じゃがいもずナッツずチヌズが奜きです。 同盟運営小説「盟䞻ガヌコの冒険」連茉䞭←NEW IT業界お仕事×音楜小説「新米ず旧姓」ず「理系男性X芳察蚘録」カクペムは完結枈。 ログ文孊を流行らせたい。ブルヌスカむ曎新頻床高ずマストドン気が向いたずきで鳎いおいたす。

    あなたぞのおすすめ