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あのころの私へ

    キャリアの始まりを振り返ってみて、ふと思った。

    あのころの私に、今なら何を言うだろう。

    とにかく前しか見えなかった。

    これが社会だと思い込んでいた。

    どんどん自信がなくなって、
    笑顔もなくなった。

    当時、実家暮らしだった私を見て、
    母は言った。

    「普通じゃないんじゃない?」

    実家は自営業。

    母は専業主婦。

    決して裕福ではなかった。

    “こうなりたくない”

    そう思っていた私は、
    母の言葉に耳を貸さなかった。

    今、この文章を打ちながら、
    涙を堪えている。

    あのときの母の気持ちが、
    痛いほどわかるからだ。

    ねえ、あのころの私。

    素直に人の意見を聞いてもよかったんだよ。

    意見を言ってくれる人がいるって、
    それは愛だったんだよ。

    って、言いたい。

    でも、聞かなかったよね。

    負けん気が強くて、
    決めたら折れない私。

    矛盾しているようだけど、
    あのとき折れなかったことにも、
    今は感謝している。

    あのとき折れずに続けたから、
    今がある。

    よく頑張ったね。

    でもね、

    そんなに無理しなくてよかったんだよ。

    今もまだ迷ってる。

    副業で月100万稼ぎたいって、
    大口叩いたりもしてる。

    でも、今度はちゃんと、
    人の声も聞きながら、
    自分の声も聞きながら、

    進んでいきたい。

    ありがとう、あのころの私。

    折れずにいてくれて。

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    2人の子どもを育てながら働く会社員。 となりの芝を見つめながら、前を向いてきた14年。キャリア、子育て、暮らしの試行錯誤を発信。本業はメール・SMSマーケのディレクション。育休中に初めて副業に挑戦中。

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