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食らい、遊び、舞う 極彩色の婚礼

    ヒマラヤトレッキングの道中。山中の村にて、その晩に婚礼を控える新郎新婦に出会い結婚式に招待された。

    トレッキングはその日の午前で終了。私はオートバイをレンタルし、ネパール人トレッキングガイドとバイク2人乗りで出発した。式場に向かう道中、窓から人がはみ出し、人々を屋根にまで満載したバスと併走した。
    普段は違法なんだけどね、結婚式のときだけ許されるんだ。ガイドは言う。

    賑やかに伝統楽器が打ち鳴らされる華やかに飾り立てられた結婚式場に、深紅と金色を纏った新郎新婦が座る。
    式場で何をするかというと、皆思い思いに過ごすのだ。新郎新婦に目もくれず、ただひたすら遊ぶ者もいる。

    新郎新婦に祝福の言葉をかけたあと、私も好きなように過ごした。
    草の上に座ってカレーを手づかみで食べ、バスの屋根に登り、群衆の中で踊り狂った。

    食べて遊んで踊って、列席者の快楽が新郎新婦に捧げられる。渦巻く喜びが全てを包む、これがこの国の結婚式。

     
     
    3月、6月、9月、12月に酔っ払いながらnoteを書く祭り「#呑みながら書きました」を主催。しばらく指と目がnoteから遠のきっぱなしですが、3の倍数月には舞い戻ってきます。

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