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50代からの「折り合いのつけ方」⑩ 自分で選んで生きる



    「これでいいのかな」と思いながら歩いてきた


    振り返ると、

    私はいつも、

    「これでいいのかな」

    と思いながら歩いてきた気がします。

    絶対の正解が見えていたわけでもない。

    自信を持って選べていたわけでもない。

    でも、

    その時の自分なりに考えて。

    迷って。

    立ち止まって。

    また進んできた。

    その繰り返しでした。

    人生は思い通りにならない

    人生は、

    思い描いていた通りに進むこともあれば、

    そうではないときもありました。

    やりたかったことを

    諦めたこともあります。

    思いがけず違う道を選んで、

    「あれ?意外と悪くないかも」

    と思ったこともあります。

    ふと振り返って、

    「あの時、違う選択をしていたら…」

    と思った日もあります。

    でも、

    その一つひとつが

    今の私につながっています。

    遠回りだと思っていたことも、

    失敗だったと思っていたことも、

    時間が経って振り返ると、

    「あれがあったから今がある」

    そう思える出来事に

    変わっていました。

    人は変わっていく

    若い頃の私は、

    少しフラフラしていた気がします。

    誰かが言ったことを

    そのまま真似てみたり。

    「あの人が言ったからやってみたのに」

    とうまくいかなかった理由を

    誰かのせいにしたくなったり。

    自分で考えているようで、

    誰かの意見を

    自分の考えのようにしていたことも

    あったのかもしれません。

    でも、いつからか

    自分の意見を

    持つようになってきました。

    同じ話でも、

    この人にはこう伝えよう。

    あの人には、

    違う言い方の方が伝わるかもしれない。

    自分が言いたいことよりも、

    どう伝えたら

    目の前の人が理解できるか。

    そんなことを

    考えるようになりました。

    人は変わります。

    時代も変わります。

    体も変わります。

    環境も変わります。

    大切にしたいものも

    少しずつ変わっていきます。

    だから、

    昔の自分のまま

    同じ答えを持ち続けなくてもいい。

    その時の自分に合わせて、

    また考えていい。

    また選び直していい。

    私は、

    そう思うようになりました。

    折り合いをつけるということ

    このシリーズを書きながら、

    あらためて感じたことがあります。

    折り合いをつけるということは、

    我慢することでも、

    あきらめることでもありません。

    変化していく自分を受け入れながら、

    その時の自分に合う生き方を

    探し続けること。

    昨日までの自分に縛られず、

    誰かの正解を追いかけるのでもなく、

    「今の私はどうしたい?」

    と問い続けること。

    それが、

    私にとっての

    「折り合い」なのだと思います。

    これからも、自分で選んでいく

    50代になって思うのは、

    人生は、

    正解を見つける旅ではなく、

    その時の自分に合う答えを

    見つけ続ける旅なのかもしれない、

    ということです。

    だから、

    これからも私は、

    「これでいいのかな」

    と自分に問いながら、

    考えて。

    選んで。

    時には立ち止まって。

    また歩き出していこうと思います。

    人生は、

    思い通りにならないこともあります。

    でも、

    どう向き合うかは、

    自分で選ぶことができます。

    その選択の積み重ねが、

    これからの人生をつくっていく。

    それが、

    50代からの

    折り合いのつけ方なのかもしれません。

     
     

    TOMOE

     
     
    32年、女性の体と向き合ってきた運動指導者。50代からの心と体、人との距離感、頑張り方の変化。“ちょうどいい”を見つけるヒントを綴っています。

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