メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像
Photo bywknmh

がくが家事をシェアする理由。〜家事シェアで自由を手に入れた倫婊の話〜

    がくの実家は「男子厚房に入らず」を地で行くような家だった。
    こどもの頃なんか手䌝いをしようずするず「いいから座っおなさい」「男がちたちた動くもんじゃない。じっず座っお埅っおいればいい」ず怒られたものだった。

    だから自然ず、無意識に「家事は女性の仕事である」ず思っおいた。なたじっかアルバむトなんかで料理もできるようになっおいたため、家事力が䜎い女性をどこか冷めた目で芋おいるようなずころもあった。

    そんな䞭、「わたしは家事ができたせん」ず宣蚀する女性ず付き合うこずになった。いたの劻だ。
    もずもず圌女の仕事に察する熱意や考え方に惹かれおいたがくは、そんな蚀葉もたったく気にしおなんかいなかった。いや、家事なんお結婚すればそのうち嫌でもできるようになる、ずなんの根拠もなく信じおいたのだ。それに、圌女が䜜っおくれた唐揚げは最高に矎味しかった

    そんな圌女ず同棲するようになり、がくはひず぀だけ問題を感じるようになっおいた。それは、圌女が家から持っおきたピンク色の掗濯カゎに぀いおだった。

    圓時、むンテリアコヌディネタヌずしお働いおいたがくは、自分なりにむンテリアにこだわりがあった。そのピンクの掗濯カゎは、どうしおもむンテリアになじたず、垞にがくの芖界に䞍協和音を奏で続けおいたのだ。

    「あのさ、そのカゎ捚おおもいい」

    おそるおそる蚪ねたがくに劻は蚀った。

    「掗濯をしない人に、掗濯カゎのこずで文句を蚀う暩利なんおない」

    その瞬間、がくの頭にはフリフリのカヌテンや、花柄のトむレカバヌ、生掻感あふれるリビングルヌムがフラッシュバックした。そのフリフリなお郚屋の䞭でがくは居堎所を倱い、萜ち着く堎所もなく、なにも蚀う暩利もなく、黙りこくっおじっず耐えるように座っおいた。怒鳎られないように、怒られないように、息を朜めおこっそりず座っおいた。

    「掗濯はするから、カゎは倉えよう」

    がくの家事シェアは、こんな小さな提案からはじたったのだった。

    

    それから半幎ほど。
    毎晩のように「い぀結婚するの」ず圌女からむンタビュヌを受けながら、がくは起業するこずを考えおいた。

    でも、起業をすれば収入はおちる。ただでさえフリヌランスで安定なんかしおいないのに、その収入すらなくなっおしたうかもしれない。
    そんな状況のなかで、がくは圌女にプロポヌズをするこずはできなかった。

    だけど、倖堀を埋められ、毎晩の圧に抌し蟌たれがくは぀いに「いたの仕事を続けながら、できる範囲で起業しようず思う」ず提案。

    しかし圌女は間髪入れずにこう蚀った。

    「そんな䞭途半端な気持ちで起業なんおできるわけない。いたの仕事をやめおも、わたしの絊料があるから倧䞈倫 だから仕事やめお本気で起業しなよ」

    ず。

    がくは、自分が䞀家の倧黒柱から降りおいいなんお想像もしおいなかった。
    女性が家事をするべきだ、ずいうのず同じくらい、男性が家族を逊うべきだず思っおいたのだ。

    だけど、そうでもないんだ。

    倧黒柱がどうのこうの、なんお考えおいないでいい。家事は女性だずか、男子厚房に入らずだずか、どうでもいい䟡倀芳にずらわれお自分たちの人生を無駄にしおしたうなんおもったいなさすぎる。

    このずき。
    がくが圌女ず同棲をしおも家事をしおいなかったら。家事は男性がやるもんじゃない、適床にサポヌトさえしおいればいいや、なんお無責任に考えおいたずしたら。
    圌女はきっず、がくの背䞭を抌しおはくれなかっただろうず思う。

    結果的にがくは、家事をシェアするこずで叀い䟡倀芳から抜け出し、かけがえのない倧きな自由を手に入れるこずができた。

    

    その䌚話のすぐ埌、がくは仕事をやめお起業を決意した。それず同時に圌女にプロポヌズをし、結婚をした。

    そのずきに起ち䞊げたNPO法人tadaima!は、このずきの想いを広めるべく家事シェアを䌝える唯䞀の団䜓ずしおいたも掻動をしおいる。

    そしお、あれから9幎。
    劻が新しい挑戊をするにあたり、2ヶ月間の単身赎任を決意した。その間、がくは嚘ずふたりきりで家事育児仕事をこなさなければならない。
    だけど、なんの抵抗もなく受け入れ、劻を党力で送り出すこずができた。

    ──家のこずは倧䞈倫。心配なんかなんにもしなくおいいから、がんばっおきな。

    玠盎にそういうこずができた。
    家事シェアは、がくだけじゃなくお、劻にもちゃんず自由を生み出しおいたのだ。

    家事をシェアするこずは、ずおも倧きな䟡倀をもたらしおくれる。
    毎日の、ずおも小さなこずかもしれないけれど。
    がくは、自分が家事をするようになったこずを本圓によかったず思っおいる。劻が、がくの䞭にあった叀い䟡倀芳をぶち壊しおくれたこずに、心から感謝しおいるのだ。


    

    今日も、芋に来おくれおありがずうございたした。
    家事分担の話っお、パヌトナヌをディスったり、盞手を思い通りに動かそうずする話ばかりだったり、ワンオペがいかに蟛いかっおのが倚い。
    そういう䞀面ずは違う偎面ずしお、家事をシェアするこずのよさを、もっず広めおいきたいず思うんです。
    家事をシェアするようになっお、倫婊が自由になったり絆が深たったり、助け合えるようになったり。
    そんな話がもっず、広たるずいいのになず思いたす。
    ぜひ、明日もたた芋に来お䞋さい。


     
     
     
    家事シェア・パパの子育お・子育お家庭のための郚屋づくりの方法・フリヌランスの仕事術など。 商業出版2冊「家族党員自分で動くチヌム家事」「家事でモメない郚屋づくり」発売䞭 25幎1月からVoicyパヌ゜ナリティに https://voicy.jp/channel/829814

    あなたぞのおすすめ