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「まだ着られるし」って思ったときが手放し時。

    洋服の整理をしていて「あ、これはまだ着られるし」と思ってたたんでしまった黒いTシャツがある。

    それからしばらくして、新しい服を買って整理をしていたとき「そうそう。これはまだ着られるんだよな」と思ってまたしまい込んだ。

    じつはこのTシャツ。何年も「まだ着られるし」としまい込まれ続けていた。だって、着ないでしまってるんだからずっと新品同様。ほかのシャツは着つぶしてヨレヨレになって、新しく買い替えたりしてるのに、これだけはいつまでも新品同様のまま引出しの奥に佇んでいた。

    ごくまれに、取り出して着てみたりもするのだけど。襟元が好みじゃなくて「やっぱり違うのにしよう」となる。

    このTシャツをこの前、ようやく手放した。

    リサイクルやメルカリでもいいかなと思ったけど、手放すのに時間をかけるとまた持ち続けそうな気がしたから、捨てることにしたのだ。

    なんだか気持ちがスッキリした。

    ゴミ袋に入れる瞬間、チクリと「もったいないかな」って気持ちがよぎったけど「結局そう言って、何年も着なかったじゃないか」と思い直した。

    ※

    「まだ着られるし」

    服を手放すかどうか迷ったときに、そう思ったらそれは手放し時かもしれない。

    何でもかんでも「部屋着」に格下げしても、着ていて気持ちよくない部屋着が増えるだけだ。
    「まだ着られる」からの「部屋着」は、結局のところ手放すことの先延ばしでしかないのだろう。

    「まだ着られる」服を着るよりも。
    「この服を着たい」と思える服を着ていたい。

    オシャレかどうかってことじゃなくて、それが人と合ったり出かけたりする気持ちを前向きにしてくれる。
    オンラインが増えたいまは、たとえ直接会わなくても自分にとって心地よい服を着て映りたい。

    洋服を手放すタイミングを間違えなければ、クローゼットの中は「まだ着られる服」じゃなくて「着たい服」でいっぱいになっていくんだろうな。

    では、また明日。

    ーーー

    片付けに自信がない、手放すのが苦手、と言う方は。
    自分の力で片付けをやり遂げたママさんの話をぜひ読んで見てください。


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