メインコンテンツへスキップ
見出し画像

星に願いを、短冊に何を書こう

    とく とくこ

    七夕だ。
    短冊に願い事を書くのなら、なんて書こうかな。
    この土日、一泊ででかけたんだけど、ずっと考えていた。

    わが家は、夫とわたしと6歳の息子の3人家族。
    なかなか3人一緒の休みの日はない。
    息子は小学生なので土日が休み。
    夫は土日は仕事、わたしも土曜日出勤が多い。

    だけど今回用事があって、事前に日にちを決めて、夫とわたしも土日に希望休や有給で休みをとった。
    すると、一泊二日ででかけることができた。
    やろうと思えばできるのだ。


    わざわざ家族になろうって集まった3人なのに(息子は家族になってほしくて生まれてきてもらったのだが)、なんでずっと3人で一緒にいられないんだって、漠然と思っている。
    おかしなことかもしれない。
    学校や仕事に行くのは当たり前のことだし、四六時中一緒にいたらイヤになっちゃうかもしれない。
    同じ家に住んでいるから毎日会えるけど、夕方から朝までって、ご飯を食べてお風呂に入って寝ないといけないし、あんまり一緒に遊べない。

    そうか、わたしは3人でもっと遊びたいのか。
    3人で歩いて近所に虫取りに行く、とかそんなんでもいいかもしれない。車で近場に生き物探しに行ってもいい。もう少し遠出して、水族館に行ったりもしたい。

    じゃあ、短冊にはこう書こう。
    “家族3人でたくさん遊べますように”


    土日は、広島に行ってきた。
    土曜日は用事をすませ、日曜日は宮島に行くことにした。
    海の生き物が大好きな息子と、宮島の みやじマリンという水族館に行った。
    息子は初めて乗るフェリーからも、魚影が見えないかな、と海を覗いて魚を探していた。
    厳島神社にお参りして、潮が引いたときに海の中の大鳥居まで歩いた。
    息子は下ばかり見ていた。
    生き物を探していた。
    よく見ると、小さな貝やカニがたくさんぴょこぴょこ動いていた。
    夫も一緒にしゃがんでふたりとも生き物を観察する。
    潮が引いても、窪みに水たまりのように海水がたまっていた。
    そこに、足をつっこんでしまった息子が、どうしよう?!って顔でこっちを見る。
    わたしは大笑いして、しょうがない!と言った。
    開き直った息子が、濡れていない方の足も水の中に突っ込み、そしてバシャバシャと走りだした。
    コラー!と言ってわたしは追いかけた。

    息子の靴と靴下とズボンはビチョ濡れになったけど、楽しかった。
    水族館でも大鳥居の下でも息子は生き物に触れて楽しそうだった。
    わたしも夫も、息子の興味につき合うのが楽しい。
    一緒に生き物が好きになってしまったんだろうか。


    わたしたちは福岡に住んでいるけど、九州の中でもまだ行っていない水族館がある。
    九州中の水族館にも行ってみたいし、海にも行きたい。釣りもやってみたい。

    来年の七夕までに、どれくらい叶えられるだろうか。



    おわり。

    #七夕タイムカプセル



    この企画に参加しました。


     
     
     
    のんびりものかき。夫と息子(8歳)と猫と暮らすママ。Tシャツが後ろ前でも気にしない。観察するような詩。元漫画家。モノカキングダム2023優勝。

    あなたへのおすすめ