
「悩み」の正体は、環境ではなく自分の心が決めるもの
「水曜日のダウンタウン」をたまに見ることがある。
この前、ちょうど見ていたら後半は「悩みが1つもない人見つけるのムズい説」という面白そうなテーマだった。さすがに悩みがない人なんかいないだろうと誰もが予想していたが、検証結果は「悩みが1つもない人は589人聞いたら4人いた」だった。
▼見たい方はネタバレになるのでこちらを先にご覧ください。
4人のうちの2人が紹介され、悩みがないと本人が言っているのに「何かあるんじゃないか」と自宅訪問してまで聞き出そうとするのは面白かった。
他人の悩みを聞くことで、「自分だけではないのだ」と正直ほっとする自分がいる。まさしく「人の不幸は蜜の味」と似ている気がする。他人の悩みを知って安心する人間の弱さが私にもある。
そして、悩みが1つもないという1人目の男性は40代独身、特に裕福な暮らしぶりではなさそうだが、仮想通貨が暴落して200万円損したときも悩まなかったらしく、長年の友人も悩んでいるのを見たことがないと言っていた。
次の2人目の男性は50代、数年前に奥様を病気で亡くされ、続けてご両親とお兄さまも病気で亡くされている。奥様の死後は奥様が経営の債務処理に追われお金もなく死ぬことも考えるほど追い詰めれた時期もあったそう。今は推しのアイドルイベントなどを楽しんでいる。
この2人に共通しているのは「何も背負うものがない」ということだった。今はパートナーがいないことに悩んでいる訳でもなく、むしろ楽しんでいるし悩みはその人の考え方次第で悩みではなくなるのだと思った。
他人からすると仮想通貨で200万円損したら、それは立派な悩みではないのかと思うが、損してしまった結果を悩んでも何も生まれない。
最後にファーストサマーウイカの、「1人のほうが悩みは減るんじゃないかと思う」の言葉にも共感できた。家族や友人など人とのかかわりが多いほど悩みも増える。
50歳を過ぎた私は、今抱えているものは大きいが自分自身のことではない。おそらく私も家族がいない1人なら何も背負うものがなく悩みはないのかもしれないと思った。
それでも向き合うしかない現実を受け止め冷静に感情整理できるようになったとここ数年特に思う。もちろん感情爆発したら泣くし、とことん落ち込むし、自分を責めるときもある。だけど家族に関しての悩みは本人しかどうすることもできないし、私が心配したところで何も変わらない。
私が今できることを考えて、私がいることで安心を得られるのであれば、今後もちゃんと向き合って支えていこうと思っている。
悩みがあることが決して悪いことではない。悩みをどう捉え、どう向き合うかが大切だと今回のテーマで改めて考えさせられた。