【十勝農家】東京のスーパーでわかる九州と北海道の新じゃがの違い
東京のスーパーに並ぶじゃがいもの写真を送ってもらいました。6月は九州産の新じゃががピーク。北海道産は9月ごろがピークです。
九州の新じゃがは二期作、三期作 でピークは3月~6月
九州地方では、温暖な気候を活かして、じゃがいもの二期作や三期作が行われています。そのため、新じゃがいもは比較的早い時期から出回ります。長崎県の出荷時期は 3月~6月です。鹿児島県は1月下旬~5月、九州全体では、3月ごろから店頭に並び始め、5月ごろが収穫のピークとなります。九州産の新じゃがは、冬に植え付けられたものが春に収穫されるため、東京のスーパーで春先に見かける新じゃがは、ほとんどがこの九州産です。

北海道の新じゃがは一期作で8月~11月がピーク
北海道は寒冷な気候のため、じゃがいもは年に一度の一期作のみです。私たち北海道の農家は4~5月に種芋を植え付け、7月下旬から収穫が始まります。市場への本格的な出荷は8月から11月頃までで、この時期に出回るものが「北海道の新じゃが」です。北海道の新じゃがいもは、収穫時期が九州より遅いため、夏から秋にかけてが旬となります。
収穫後に出荷する新じゃがと貯蔵・熟成するじゃがいも
「新じゃが」と「じゃがいも(普通のじゃがいも)」の違いは、品種ではなく主に収穫・出荷のタイミングにあります。新じゃがは、じゃがいもが完熟する前の、葉や茎がまだ青いうちに収穫され、貯蔵せずに収穫後すぐに出荷されるものを指します。一方、普通のじゃがいもは、収穫された後、2~3か月程度貯蔵・熟成させてから出荷されるのが一般的です。
見た目と食感の違い
新じゃがは皮が薄く、色が白っぽく、小ぶりで丸い形をしていることが多いです。水分を多く含むため、みずみずしく柔らかい食感が特徴で、加熱するとネットリとした食感になります。普通のじゃがいもは皮が厚く、色が茶色っぽく、大きめで、でんぷん質が多いためホクホクとした食感が楽しめます。
新じゃがはビタミンCが多くヘルシー
新じゃがは普通のじゃがいもに比べてビタミンCを多く含み、約2~4倍の含有量があるとされています。また、水分量が多いためカロリーや糖質がやや低めで、ヘルシーな選択肢となります。
新じゃがは長期保存に向いていない
新じゃがは水分が多いため傷みやすく、長期保存には向きません。保存期間の目安は1週間~10日程度で、新聞紙に包んで風通しの良い冷暗所で保存するのが基本です。夏場など気温が高い場合は冷蔵庫の野菜室で保存してもよいですが、できるだけ早く食べきることが推奨されます。普通のじゃがいもは皮が厚く保存性が高いため、まとめ買いして冷暗所で長期保存が可能です。
北海道産の新じゃが



北海道産のじゃがいも




