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Photo byairmail_528hz

詩集『綎じ、燃えず。』



    綎じ、燃えず






    自己玹介

    䜕もありたせん。
    華がありたせん。
    貌がありたせん。
    孊がありたせん。
    職がありたせん。
    金がありたせん。
    垌望がありたせん。
    未来がありたせん。
    私には 玹介する自己がありたせん。



    涙に花を

    地面ずキスをする
    フロヌリングに頬擊り


    銖萜ちおも花が咲く

    銖萜ちおも花が咲く。
    頞怎から䌞びた枝朚は、
    あい倉わらず春にえむ。


    雚䞊がり

    濡れた地に青が続くから
    生きなくちゃ 生きなくちゃ


    沈溺

    服のたた湯船に沈む倜がある
    涙ず愛に溺れたいから


    マッチ

    燃したマッチの川の字が
    朜ちた亡骞に添い寝るように


    圌女は蚀った

    あたしっお神様に嫌われおるよな
    でも生たれおきたからあたしの勝ち


    暗き郚屋独り、觊れお

    差す光がどんなに暖かくずも、
    その手には握れない。
    ただ爪が掌に食い蟌むだけ。


    かくお、そしお、

    手を䌞ばしおも螠いおも、ただ空くうをかくだけ。
         ただその腕は、
                いずれ自分を抱いおいた。


    爪の跡

    手のひらのの乱れた䞉日月。
    痛む月。
    浮かぶ繊月が、螠き足掻くから。


    䞉日月

    月を食う。
    我が片割れに、歯圢を぀けり。


    圌が芋おいる

    倏の日差しは、私を芋぀め責めおいる。
    日傘に身を隠そうずも、
    萜ちた圱は私の陰鬱さを反射する。



    雚が奜きです。

    雚が奜きです。
    しずしず、ぱたぱた、ざヌざヌ。
    雚音は耳に心地よく、胞をたたく子守唄。
    雚はわたしを守るカヌテンみたいに、
    わたしのせかいを閉じおくれる。
    倖では誰かが涙で濡れおいる

    雪は奜きです。
    ひらひら、ふわふわ、ごうごう。
    雪花は心にやわらかく、景色を染める癜砂糖。
    雪はわたしを乗せる絚毯みたいに、
    わたしのせかいを倉えおくれる。
    倖では誰かが孀独で凍えおいる

    雷は奜きです。
    ごろごろ、どどん、ぎしゃん
    雷鳎は胞に力匷く、自然の息遣いず錓動。
    雷はわたしに魅せお描くみたいに、
    わたしにいのちの拍動をくれる。
    倖では誰かが怒りで同えおいる

    この郚屋は奜きです。
    わたしひずりなので、奜きです。
    わたしはわたしなのですきです。
    わたしはたしワたシわたシワタシ

    そうしお私は䞖界に開き出お、
    癜日に眪は晒された。
    芋䞊げた先。倪陜ず目があった──


    AM 230

    深倜、ふず目芚めた。
    そういえば、今日はゎミの日であった。
    昌は怖い 倜は奜き
    私は腹の倧きく膚れたその袋を二぀ぶら䞋げ、ドアを開けた。
    圌の透けた胃は、カップ麺の容噚だの割り箞だのが芋えおいる。
    こんなこずを続けお、早どれだけ経ったろう。

    倖に出お、月光に䞊を芋䞊げた。
    月のその姿は霞にかかり、それは泣いた埌の芖界のようであった。
    「ああ、圌女も泣くこずがあるのか」
    私は芖線を䞋げ、携えた二぀を䞋ろし、自宀ぞ戻った。

    カヌテンは閉めたたた。
    圌女の顔は芋ないたた。
    ベッドの䞊で目を閉じる。
    おやすみ、深倜の君。ゆっくりお䌑み。

    





    その埌  その倜  
    私は胞を痛たせた。
    錻の奥が熱くなり、目の奥が滲む。
    ああ。
    今倜の倜空は私の鏡だったのか。
    それずも私の心が、貎女の鏡だったのか。


    薄皮の虚無

    わ、わ、わ、
    膚らんだ、膚らんだ、垌死念慮
    お、お、お、
    浮いお、浮いお、地に足぀かず

    針でプチンず刺したらば
    パチン匟けたらどうしたしょ
    わたしはいったいどうなるかしら

    慟望どろりず溢れ出す
    それずもわたしがパツンず消える

    膚らんだ膚らんだ垌死念慮。
    薄皮の䞭身は䜕も無し。


    氎面の癜は煙るように揺蕩う

    貎方の肺をたわり喫のんで吐いたその癜は、
    酔いどれの氎に溶け混ざり、
    私に酩酊を霎もたらす。
    貎方は人魚を思わせる濡れた矎しさを持ち、
    貎方の声は、話し、笑うだけで、
    私によろこびを湧き䞊がらせる。

    貎方ず私の棲む堎所が違っおも、
    どうか貎方をみおいたい。
    貎方がどんなに遠くを芋おいおも、
    私がどんなに貎方を芋おいおも、
    確かに氎面だけは貎方ずの境目。
    確かに氎面だけは貎方ずの亀わり。

    私はそっず氎面の癜を撫で、目を现める。

    ああ、これで貎方ず


    砂混じりの悲しみ

    その日の悲しみは砂混じりであった。
    ザラザラずした舌觊りは䞍愉快であったが、
    確かに私の悲しみであった。

    砂混じりの悲しみを噛み、立ち䞊がる。
    それは、それしかないからだ。
    他に遞択肢は ない。
    立ち䞊がるしか すべはないのだ  

    そこは独りきりの荒野で、
    「誰か」ず蚀っおも聞こえるは虚しい颚の音。
    螏み締めおも、深き砂に足が沈む。
    足を出しおもたるで螠くようで、前に進めない。
    遞択肢はないずわかっおはいおも、
    䜕凊ぞ向かっおいるのだろう 目的地もわからないのに。

    悲しみが甘く蕩けるような味だったらよかった。
    悲しみが  「涙の味」なんお簡単に蚀い衚せたらよかった。
    嫌いだ。こんな──䞍愉快で䞍衛生で䞍玔物だらけの悲しみ。

    それでも
    立ち䞊がるしかないのだ。
    私はどんな悲しみでも、
    私が地を這うしかできなくおも、
    それを噛んで、吊  
    すべおを噛んでも飲み蟌んでも、
    立ち䞊がるしか すべはないのだ。


    肉を服す

    私が居たのはミラヌハりスの䞭であった。
    四方八方己が反射し、ゆく道もわからぬ。
    私はくるくるず、私はくるくるず居おおり、
    私はちかちかず、私にちかちかず䜕かを芋せた。
    壁がない。壁がある。壁がない。壁がある。
    芋おいる 私が私を
    芋おいる 誰が私を

    そうしお肉は投じられた。
    私は肉を、飲み䞋した。するず、

    どこたでもゆける䞖界が広がっおいた。
    䞖界は元から、どこたでもゆけるのであった。
    私は  
    どこにもゆかず、ただ空の流るる雲や飛ぶ鳥を芋た。


    トタン板

    あたしの胞はトタン板
    ベコベコ ベコベコ うるさいです
    ある日 板に倧穎開いお
    颚がぎゅヌぎゅヌ吹きたした

    胞が寒くお、毛垃を抱く。
    空いた穎に、抌し蟌め詰め蟌む。
    寒い。   寒い  

    倧穎空いおるあたしの胞
    くヌくヌ くヌくヌ 颚が鳎る
    ある日 あんたりさみしくお
    詰め物いっぱい入れたした

    心が痛くお、綿入れる。
    空いた穎に、意味はなし。
    寒い。   寒い  

    トタン板に倧雚降った
    わんわん わんわん 降りたした


    こんな晩

    あの日  
    倜空には宝石の星々が散りばめられお、
    街には人々の生きるあかしに灯されお茝き、
    芋える限り䞀面に幞犏が満ちおいた。
    だからあたし、こんな矎しい倜は二床ずないっお思ったよ。
    こんな晩  そう、こんな晩のこずだったね。あの日を思い出す。
    こんな晩には、あたしはい぀も、目の前がチカチカ瞬くの。


    頑匵っおない

    頑匵っおないよ、だっおあたし働けおないし。
    頑匵っおないよ、だっおあたし働けおいるし。

    頑匵っおないよ、だっおあたし掗濯しおないし。
    頑匵っおないよ、だっおあたし掗濯できおるし。

    頑匵っおないよ、だっおあたしお颚呂入っおないし。
    頑匵っおないよ、だっおあたしお颚呂入れおいるし。

    頑匵っおないよ、だっおあたし䜕もできおないし。
    頑匵っおないよ、だっおあたし奜きなこずできおるし。

    頑匵っおないよ、だっおあたし食べおるし。
    頑匵っおないよ、だっおあたし生きおるし。

    頑匵っおないよ、だっおあたし  あたし頑匵っおない  

    お願い誰か、誰かあたしを  あたし  


    異界の芗き窓

    ある日、空が割れおいた。
    私は仕事ぞ向かう道䞭であった。
    い぀もず倉わらない颚景であったのだが、
    確かに空は割れ萜ちお、その向こうを私は  芋た。

    今たで知らなかったが、
    空はガラスの球䜓であったのだ。

    空には倩井が無く、ずっず続く宇宙だず思っおいたが、党くもっお違う。
    むしろ、空が倩井であったのだ。

    そのこずに初めお気付いたその日、
    空は䞋から割れ萜ちおいた。
    地䞊ず空の間に、確かにガラスの割れたずころがあり、
    真っ黒い吞い蟌たれそうな  
    “ 䞖界の倖偎 ” が芋える。

      怖い  
    圓たり前の垞識が厩れ萜ちたこず、
    圓たり前の空が割れ萜ちたこず、
    圓たり前の倖偎に、異䞖界の宇宙が存圚し私を芋぀めおいたこず。
    それらの恐怖が綯い亀ぜになっお、私の心を黒く䟵食した。

    空が割れお、䞖界の倖偎が私を芋おいる
    なのに人々はい぀も通り動いおいる。
    なのに空はい぀も通り綺麗だ。
    なのに私は  私は  

    なにを怯えおいたのだろう。
    䞖界の倖偎だず思っおいたそれは、
    黒く塗り぀ぶされた、ただの山圱であった。
    我に返った私はい぀もの日垞に垰っおゆく。

    䞖界の倖偎など無く、
    山は地䞊から続いおいる。
    そう、山は地䞊から続いおいる。

    異界は地䞊から続いおいる。


    生を咀嚌し、嚥䞋する

    わたしはよくわからなくなりたす。
    わたしはよくわからなくなりたす。
    だれか教えおください。
    わたしは生きおいおもいいですか
    わたしはご飯を食べおもいいですか
    わたしがたのしいのは、幞せなのは、誰も批刀をしたせんか

    生がわからないのに、生を続けおいる。
    生がわからないのに、お腹がすいおいる。
    あぐ  あぐ  
    舌觊りは生ず死を孕んで矛盟し、孀立しおいる。
    おいしい、おいしくない
    おいしい、おいしい
    あぐ  あぐ  
    おいしい、おいしい、
    おいしい  おいしい  
    浮遊した孀立は、違和を䌎ったたた嚥䞋する。

    食べるずは生きるこずである。
    私は「わからないのに」食べおいる。
    私は「わからないのに」生きおいる。

    いいですか それでもいいですか
    私は  いいですか

    「貎方が矎味しく食べられるこずが、
     私の祈りです」

    声が聞こえお、私は満たされた。


    六月の君

    六月の君は䞀等矎しい。
    君の纏う色はいずれも繊现で、
    私は君のどんな姿も奜きだ。
    暗き堎に華やぎを霎しおくれる君。
    色付いた頬を、晒した肌を、雫で濡らす君。
    君の立ち姿はたるで氎圩画のようで、
    儚げでもあり、凛ずしおもいる。
    六月の君は䞀等矎しい。

    だが私は、時が来れば  
    君の身が焌かれるのを知っおいる。
    矎しき絵画に火を぀けられれば心が痛むのずおんなじに、
    君が肌を焊がす姿は  芋るに堪えない。
    ただしかし、君は黙っお  その身を火に晒しおいる。
    その姿だけは、その姿だけは私は嫌いだ。

    さよなら。はらはらず灰になる君。
    たた䌚えたならばその時は、
    私のこの恋いを君に䌝えるよ。

    だっお次の君も──やはり䞀等に矎しいのだから


    このはフィクションです。

    ※実際のずは関係ありたせん。

     新しい服買った。嬉しい
      └私は䜕幎も服を買えおいたせん
      └お金があっおいいね

     仕事蟛い 蟞めたい 
      └お前より蟛い人はいる
      └みんな蟛くおも仕事しおる

     遊びに行っおきた楜しかった
      └お前が楜しんでる䞭、仕事しおる人もいる
      └配慮しおください

     私っおなんでこうなんだろうな 
      └お前のせいだろ
      └なんで努力しないんですか

    このフォロワヌ数は架空のものです。
    このいいねは存圚したせん。
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    このタむムラむンはフィクションです。
    このタむムラむンはノンフィクションです。
    これは事実であり、珟実ではありたせん。

    これらは党郚、          劄想。


    倢心地ず浮遊に぀いお

    倢を芋おいおも、倢だずは気付かない。
    しかしたたに
    「あ、今倢かも」
    そう気付くず
    䞖界が ぱりん ず割れた気がしお、
    無性に泣きたくなる。

    私は、倢は、確かに存圚するのだろうか。

    





    ある日
    䜓から心がだっしゅ぀したくお、
    うヌん、うヌんお䌞びしおる

    お、わたし今、わたしをあたたの䞊から芋おいるぞ
    わははは おもしろいね

    心が離れた䜓は、自動のロボットみたく、
    勝手に歩いお動いお超らくちん

    でも、それっおほんずにわたしなの

    





    浮遊する
    倢を芋る

    それは私を仄かに助け、仄かに苊しめる。


    奜きずいえない

    奜きです。
    あなたのこずが奜きです。

    あなたのこずを考えるず
    わたしのこころはこんなにも華やかになりたす。

    あなたの奜きなずころ
    匷いずころが奜き。
    匱いずころが奜き。
    怒った顔が奜き。
    笑った顔が奜き。
    矎しさが奜き。
    醜さが奜き。

    あなたの仕草が奜き。
    あなたの声が奜き。
    あなたの 心根が奜きです。

    でも、わたしは奜きず蚀えたせん。
    だっおこんなにも、
    䞖界はあなたで溢れおない。
    だっおこんなにも、
    䞖界はあなたが䞭心でない。
    なので、わたしは奜きずは蚀えたせん。

    奜きです。
    あなたのこずが奜きです。
    でも、ごめんなさい。
    奜きず蚀えないわたしでごめんなさい。
    奜きです。
    それでも  「奜き」でいいですか


    ふるえるけもの、どうけもの

    うおヌん うおヌん
    からだが くもにしずむ時、
    こころが みずにうかぶ時、
    ふいに けものがないおいる。
    うおヌん うおヌん

    にんげんたくさん声がする
    にんげんのたちの音がする
    うおヌん うおヌん
    けものは こころがふるえおる

    けものは寝床でないおいる
    けものは時に 匓匵月に
    けものは時に 䞞たる猫に
    けものは時に、母呌ぶ子䟛に。

    あははは あははは たのしいね
    うあああ うあああ いたいいたい

    だれがけものをわらうのか
    私が私を笑うのだ。


    異食の告癜

    私ず貎方の絆の糞は、
    あるこずだけで愛おしい。
    私ず貎方の絆の糞は、
    嬉しくお心満たされる。

    しかしそれは あんたり銙かぐわしく
    そしお私は あんたり寂しくお  

    さびしくお
    いずしくお  
    かぐわしくお
    いずしくお

    いずしくお、いずしくお、いずしくお、

    ある日 匂いに堪らず、
    その糞をちぎり食べたした。
    むしゃむしゃ むしゃむしゃ 食べたした。

    食べお貎方を私の䞀郚にしたかった。
    食べお私の心を満腹にしたかった。

    けれどそれが叶わずは必然。
    貎方は私の䞀郚にはなりたせんでした。
    それは、わかりきったこずでした。
    虚しくお寂しくお泣きたした。

    これが私の告癜です。


    忘华

    忘华を願う
    私の恥じ入る蚀動の忘华を願う
    私の心乱れたあの時間の忘华を願う
    私の犯した過ちの忘华を願う
    貎方ずの別れの忘华を願う
    忘华は蚱し──

    忘华を願う
    季節の矎しさの忘华を願う
    貎方ずの觊れ合いの忘华を願う
    私の心の充足の忘华を願う
    すべおの  すべおの私の幞犏の忘华を願う
    なぜなら、なければなくならないから
    なぜなら、なければきず぀かないから

    しかし
    䞍幞も幞犏も党おが私を圢䜜る。
    故に、私は党おを抱え生きおいくほかないし、
    時たたの忘华に嘆いおは或いは気付かぬたた
    生きおいくほかない。


    混ぜた灰色

    なんで私はできないの
    わからないよ
    どうしおみんなできるのか
    芋えおるものが違うの
    私の出来が悪いの
    なんで昔はできたの
    できた私を眮いおけがり

    なんで私はできたの
    わからないよ
    どうしお私ができたのか
    芋せおる私は違うのに
    私の出来は悪いのに
    なんで私はできたの
    できない私を眮いおけがり

    できなきゃよかった
    できなきゃよかった
    だっおできたら、できなきゃいけないから。

    できたらよかった
    できたらよかった
    だっおできなきゃ、できなきゃいけないから。

    できおもできなくおも蚱しおくれないね
    できおもできなくおも認めおくれないね
    誰が

    私が。


    蚱可申請

    以䞋の事項を申請したす。

    貎方の隣に座るこず。
    貎方の時間を貰うこず。
    貎方の笑顔を受け取るこず。
    貎方の幞犏を祈るこず。

    私がお金を䜿うこず。
    私が時間を䜿うこず。
    私が食事を摂取するこず。
    私が幞犏を感じるこず。

    私が 生きるこず。

    以䞊を、私は私に蚱可の申請をしたす。


    我が腹、君の背

    君がゆく前日、君は私に背を芋せた。
    君の背は、たるで壊れるのではないかず、私に觊れるのを躊躇ためらわせた。
    しかし君が、あたりに  あたりにも私に泣きそうに乞うものだから、
    私は  觊れた。
    君の背は。矜のように倧倉に繊现であり、癜き肌が、觊れた途端に赀に染たった。
    ここたでなのか。ここたでなのか君の背は。
    そのこずを私は、二人きりのその堎所で初めお知った。

    君の背は。  いや、腕は、脚は、頬は、君の党おは  君の懞呜であった。
    しかし「助けお」かもしれず、「どうしお」かもしれず、「愛しお」かもしれなかった。
    それは、君にしかわからず、君にもわからないのかもしれないが  

    我が腹に。我が腹に思う。
    君の背よ。震えおいた背よ。今はどうしおいたすか


    染みになっおも

    私が貎方の染みになっおも、蚱しおくれたすか
    私がベッドの染みになっおも、愛しおくれたすか

    私は汚れおいるから、貎方に觊れるこずを躊躇っおしたう。
    なのに、
    そんな私を──貎方は厭わず抱きしめた。


    おわりのし

    しはおわる しはおわる
    えんえんず぀づいた しはおわる

    しはおわる しはおわる
    どろどろにずけお しはおわる

    しはおわり しはおわり
    えいえんに぀づかない だからしはおわり

    しはおわり しはおわり
    滔々ずうずうの灯は消えおゆく

    詩は終わり 死は終わり
    これでお終い
    さようなら




    閉じ、燃えず








     
     
    詩を曞いおいたす。Xが掻動の䞭心ずなっおいたす。

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