
★「副業、施設警備員のススメ!」★
月収○○万円の「見張り番」が、人生の守り方を教えてくれた
はじめに。あなたの生活は苦しくないですか?今、何を守っていますか?
施設警備員の仕事は、一言で言えば「守ること」がお仕事です。例えば、建物を守る。人を守る。秩序を守る。様々な警備業務があります。私は警備員の仕事を8年続けるなかで気づいたことがあります。
一番守らなければならないのは、建物でも人でもなく、自分の人生だった。ということです。
私がはじめて警備員の制服を着たのは、50歳のときではありません。もっと前の40歳代の話です。生きていると大変なことは沢山あります。私も人に騙されてお金を取られたり、散々な出来事が何回かありました。きっと、生きているだけで精一杯な時もあります。その全てを経て、週末に警備員のアルバイトを始めたとき、私はある種の「解放感」を覚えました。
警備業で現場にいると、何かを売ろうとしなくていい。誰かを説得しなくていい。ただ、その場所の異常がないかを確認し、警備記録をつける。シンプルさの中に、深みがあった。
本書は、そのシンプルな仕事の中から見えてきた「日本の労働者が本当に必要としているもの」を、データと実体験を交えてお伝えする一冊です。
この本が生まれた理由
日本の現役世代(20〜60代)の平均年収は、世代によって大きく異なります。
20代前半は年収267万円。20代後半でも394万円。30代前半でようやく431万円。そして、結婚に「前向きになれる」と感じる年収は、調査によれば平均540万円——現実とのギャップは、20代後半で146万円あります。
この数字を初めて見たとき、私は思いました。
「このギャップを埋めるために、施設警備員の副業はこれほど合理的な選択肢はない」と!
施設警備員は、入社したての頃は特別な資格も経験もいりません。欠格事由(警備業法が定める「なれない条件」)はたった8つ。そのほとんどは、普通に生きてきた人には関係のない話です。未経験でも、40代でも、定年後でも、週2〜3日から始められる。
そして何より、副業との相性が抜群にいいのです。
本書の骨格「守る仕事」が教えてくれた5つの真実
第一章|警備員になれる人、なれない人
「前科があったらダメ」「病気があったらダメ」——そんな噂が飛び交う業界ですが、実際に警備業法が定める欠格事由は8つだけです。
そしてその多くは「今の状態」を見るものであり、「過去の何か」ではありません。破産経験者も、病気から回復した人も、時間と手続きを経れば働けます。この事実を知っているだけで、「自分には無理だ」と諦めていた多くの人に、扉が開きます。
本章では、8つの欠格事由を一つひとつ丁寧に解説し、「よくある誤解」を解きほぐします。
第二章|警備会社に出す書類、全部で何枚?
採用が決まってから慌てる人が多い、書類の話。
施設警備員として働くには、一般的な就職より多くの書類が必要です。住民票(本籍地記載)、身分証明書(これは運転免許証ではありません)、誓約書、健康診断書。それぞれの取得場所・費用・注意点を、順を追って解説します。
特に多くの人が見落とす「身分証明書」は、本籍地の市区町村役場でしか取得できません。本籍地が現住所と別の都道府県にある場合、郵送請求に1〜2週間かかることもある。この一点を知っているだけで、入社前の混乱が防げます。
第三章|新任講習・現任講習の全内容——怖くない、むしろ面白い
警備員になると、まず20時間の「新任教育」を受けます。毎年10時間の「現任教育」も義務です。
「試験がある?」「難しい内容が出てくる?」
答えはノーです。ただし、内容には本当に役立つものがあります。特にAEDと心肺蘇生法の実技は、施設内で急病人が出たときに命を救う可能性があります。私自身、あの実技がなければ、深夜の宿直中に焦って動けなかっただろうと思う場面が実際にありました。
本章では、講習の全内容を事前公開します。「事前に知っておく」だけで、研修への心理的ハードルが劇的に下がります。
第四章|月収○○万円からの逆算——副業で人生を守る設計図
施設警備員の平均月収は、正社員で18〜28万円程度。夜勤(宿直)を加えると25〜32万円になることもあります。
「安い」と感じますか?
それは、この仕事を「一本の収入源」として見た場合の話です。
本章では、施設警備員という仕事の特性——シフトの融通が利く、宿直帯に思考時間がある、体力的な消耗が比較的少ない——を活かして、月8〜10万円の副収入を積み上げた実践記録を公開します。
デジタルコンテンツ販売、ブログ、電子書籍——どれも「警備員の仕事をしながら、考える時間の中で育てた」ものです。
そして、この副収入が世代別に人生をどう変えるか。
20代なら、新NISAへの月5万円投資が30年で1,000万円超の差を生む
30代なら、住宅ローンの繰上げ返済に回せば総返済額が数百万円削減できる
40代なら、子どもの大学費用4年分(500〜700万円)をまるごと賄える可能性がある
50代なら、iDeCoで年間5〜6万円の節税をしながら老後資金を急速に積み上げられる
60代以降なら、年金を70歳まで繰り下げる「橋渡し資金」になり、年金額を42%増やせる
月8万円は、世代によって、まったく異なる「人生の守り方」になります。
第五章|この仕事を選んで、本当に良かったこと・辛かったこと
最後の章は、数字でも制度でもなく、「正直な話」です。
足と腰への負担、夜勤明けのリズム崩壊、「警備員です」と言ったときの相手のリアクション——隠しません。
でも同時に、「誰にでも開かれている」という間口の広さ、人間関係のストレスが少ない現場の空気、巡回中に育てた副業のアイデア、そして「何もない状態を守る」という仕事の静かな誇りも、正直に書きます。
この章を読み終えたとき、「警備員という仕事」の見え方が変わるはずです。少なくとも私には、変わりました。
この本が届けたい人たちへ
収入が不安で、でも転職に踏み切れない30代のあなたへ。 副業に興味があるけれど、何から始めればいいかわからない40代のあなたへ。 定年後の収入をどう確保するか、まだ答えが出ていない50代・60代のあなたへ。
「施設警備員」という仕事は、答えの一つになるかもしれません。
特別なスキルはいりません。華やかな経歴もいりません。ただ、「ルールを守り、異常を見逃さず、誠実に記録をつける」——それだけができれば、明日から始められます。
そしてその仕事の傍らで、少しずつ、自分の人生を守るための副収入を育てていく。
本書はその「地図」です。
著者について
私は施設警備員として週末に勤務する傍ら、旅行・広告・デジタル・IT業界での30年の経験と、8年の警備員経験を組み合わせ、コンテンツ制作・情報発信を行っています。
日刊SPA!、Yahoo!ニュースでの掲載実績あり。 X(旧Twitter):@toarukebiin
「守る仕事をしながら、守られる人生を設計する」
それが、私のテーマです。
出版担当者の方へ
本作「副業、施設警備員のススメ!」は、以下の点において、現在の書籍市場における明確なニッチを埋める作品です。
① 読者の裾野の広さ
読者層は「収入に不安を感じている20〜60代の現役世代」。日本の労働人口の大部分が該当します。令和に入り物価高の世の中、お昼代も1,000円を超える日常が目の前にあります。私は「副業」「警備員」「お金」という三つのキーワードは、それぞれ単独でも高い検索需要があります。
② 競合書籍の不在
「施設警備員×副業×マネープラン」という切り口の書籍は、現時点で多くは存在していません。ニッチに見えて、実は巨大な潜在読者層に刺さる内容だと考えています。
③ 著者の信頼性と実体験
これまで、旅行・広告・IT・デジタル業界30年のキャリアと、8年の警備員副業経験を持つ著者が、両方の世界を内側から知る立場で書いています。「知識として知っている」のではなく、「生きてきた経験として持っている」生の情報を綴っています。
④ データと物語の融合
本書は、国税庁・厚生労働省・総務省の統計データをベースにしながら、著者の実体験で肉付けするスタイルを採っています。「読んでためになる」と「読んで面白い」を両立させる構成です。
⑤ 時代との一致
日本の生涯未婚率は男性28.3%(1980年比で約11倍)、2024年の婚姻件数は過去最低水準です。その根底には、収入の停滞や今を自分一人で生きるだけで精一杯の暮らしがあります。そこで「副業で月8〜10万円増やす」という本書のメッセージは、今この時代に最も必要とされているものだと考えています。
まとめ
この話を最後まで読んでくださった方は、きっと今、何かを変えたいと思っている人だと思います。
収入が足りない、将来が不安、もっと自由な時間がほしい、老後が心配——その「変えたい何か」は人によって違います。でも、その入り口として「施設警備員の副業」がこれほど合理的な選択肢です。
ここで、この本でお伝えしてきたことを整理します。
① 警備員になれる人は、思っているよりずっと多い
警備業法が定める欠格事由はたった8つ。年齢制限は18歳未満のみで、上限はありません。60代・70代でも現役で働いている人がたくさんいます。前科がある方も、5年が経過していれば働けます。うつ病や精神疾患があっても、医師が「業務に支障なし」と判断すれば問題ありません。外国籍の方も、ビザが有効であれば応募できます。
「自分には無理だろう」と思い込んでいた方の多くが、実はまったく問題ありません。
② 入社の手続きは複雑に見えて、知っておけば怖くない
提出書類は多めですが、順番さえ知っていれば迷いません。最も注意すべきは「身分証明書」。これは運転免許証や健康保険証ではなく、本籍地の市区町村役場でしか取得できない証明書です。本籍地が現住所と異なる場合、郵送請求に1〜2週間かかります。採用が決まったその日に手配を始めることが、唯一のコツです。
③ 新任・現任講習は、試験ではなく「準備の時間」
合否はありません。20時間の新任教育を受けることが条件であり、内容は警備業法の基礎から、AEDの実技、火災対応まで。難しくはありませんが、AEDと心肺蘇生法の実技だけは真剣に向き合ってください。実際の現場で、それが必要になる日が来るかもしれないからです。
④ 月収は「平均」で見ると低く見えるが、「設計」で変わる
日勤専従なら月収18〜22万円。夜勤(宿直)を組み合わせると月収25〜32万円になることもあります。資格(警備員指導教育責任者)を取得すると、月2〜5万円の手当がつく会社も多い。「平均」は始まりであって、ゴールではありません。
⑤ この仕事の本当の価値は、「掛け合わせ」にある
施設警備員の最大の強みは、副業との相性の良さです。シフトの融通、深夜の静寂の中にある思考時間、体力的な消耗の少なさ——この三つが揃っている職種は、他にそれほど多くありません。
月8〜10万円の副収入が加わったとき、人生の設計図がどう変わるかは、世代によって違います。
20代なら複利の力が最大に働く新NISAへの投資資金に。30代なら住宅ローンの繰上げ返済と子どもの教育費に。40代なら教育費のピークを乗り越える橋渡しに。50代なら老後資金の最終加速に。60代以降なら年金繰下げの資金として42%増の年金を手に入れるために。
同じ「月8万円」でも、使い方次第で、10年後・20年後の景色がまるで変わります。
⑥ 良いことも、辛いことも、正直に言います
足と腰への負担は確かにあります。夜勤明けは体が重い。「警備員です」と言ったときの周囲のリアクションに、慣れるまで時間がかかることもあります。
でも、誰にでも門が開かれていること。人間関係のストレスが少ないこと。巡回の静寂の中で、副業のアイデアが育つこと。「何もない状態を守りきった」という、静かな達成感があること。
これらは、実際にやってみないとわからないことです。
締めの言葉
仕事を「守るもの」と思っている人がいます。 収入を「死守するもの」と思っている人がいます。
でも、本当に守るべきは何でしょうか。
家族の笑顔かもしれません。老後の安心かもしれません。若い頃からやりたかったことへの挑戦かもしれません。あるいは、ただ「今夜、ちゃんと眠れること」かもしれない。
施設警備員という仕事は、地味です。派手さはありません。表舞台に立つこともない。それでもこの仕事を選ぶ人が毎年何万人もいるのは、「守る」という行為の中に、人間にとって本質的な何かがあるからだと、私は思っています。
あなたが今、収入に不安を感じているなら。 副業に興味はあるけれど、何から始めればいいかわからないなら。 定年後の生活を、まだ具体的に描けていないなら。
この本は、その「描き始め」の一助になれると信じています。
特別なスキルはいりません。 光り輝く経歴もいりません。 ただ、「やってみよう」という、その一歩があれば十分です。
施設警備員として夜の施設を歩くとき、私はいつも思います。
この建物の中で、誰かが眠っている。誰かが夢を見ている。その安心を守ることが、今夜の私の仕事だと。
そしていつか、あなたの「安心」も、あなた自身の手で守れるようになってほしい。
ここに書いたことが、その最初の一歩になることを、心から願っています。
副業、施設警備員のススメ! 月収21万円の「見張り番」が、人生の守り方を教えてくれた