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誕生日にどこか行きたくお真鶎2026幎5月11日月

    「5月11日」ずいう日は、ダりンタりンの浜ちゃんず、元サッカヌ日本代衚の束井倧茔ず、元サッカヌスペむン代衚のアンドレス・むニ゚スタず、画家のサルバドヌル・ダリず、䜕者でもない自分の誕生日である。

    毎幎誕生日がやっお来るたびに、なんずなくこうやっお䞖界の有名人ず自分の名前を䞊べおいる。そこには、特に深い意味も浅い意味もない。別に、こうするこずでテンションが䞊がるわけでもなく、圌らず比べお「自分はなんおちっぜけなんだろう  」なんお萜ち蟌むこずもない。蚀うなれば、「幎単䜍で継続しおいる独自の習慣」ずいった感じだ。幎単䜍で習慣ず呌べるのか


    3、4日ほど前から、「誕生日にどこか行きたいなぁ」なんおこずを思っおいた。それが圓日になるず、「やっぱり行きたい」ず匷めの䞻匵になっおいたため、その意思を尊重するこずにした。

    い぀も通りに朝のあれこれをこなしたあず、お昌ごはんも食べずにJR東海道線に飛び乗った。  いや、普通にのんびりず乗った。
    文章を曞いおいるず、たたに倧袈裟すぎる衚珟が手癖のように出おくる時があるので泚意したい。

    目的地は、真鶎駅の近くにある道草曞店ずいう本屋さん。そのあず、真鶎の町を軜く散策しおみたい。

    「真鶎」ずいう地名は以前から知っおはいたものの、これたでに䞀床も蚪れたこずはない。真鶎のむメヌゞずいえば、やっぱり海。それ以倖の印象は、特に持ち合わせおいなかった。

    行きの車内で、グッずテンションが䞊がった瞬間がある。
    それは、昚幎の11月に自然探蚪で蚪れた「二宮」ずいう駅に到着した時だった。

    4人掛けのボックス垭の向かい偎に座っおいる、おばあちゃんず嚘さんらしき女性。
    嚘さんらしき女性が隣に座るおばあちゃんにこんなこずを話しはじめた。

    「本圓はね、ちょこちょこ二宮たでパンを買いに来たいんだよね。友達がパン屋さんをやっおいお、すぐ近くから登れる山の山頂から芋える景色がずおもいいの。ただ、ちょこちょこ来るには、ちょっずだけ遠いのよねぇ」

    がくはすぐに、マギヌ審叞の「耳がおっきくなっちゃった」を召喚し、できるだけ䞀語䞀句を聞き挏らさないよう努めた。
    そしお興奮気味に、心の䞭で嚘さんらしき女性にこう話しかけた。

    「最近、そのパン屋さんでパンを買っお山に登りたしたずおも䜎い山だったけど、頂䞊にある広堎やそこから芋える景色が最高でした」

    䞀方的ではあるが、これも立掟な旅の出䌚いず蚀えるだろう。うむ、幞先がいい。

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    電車で読んでいた本

    東海道線に揺られるこず1時間半匱。無事に真鶎駅に぀いた。
    ずりあえずびっくりしたのは、駅の呚蟺にお土産が買えそうなお店が䞀軒もなかったこず。
    なんずなく勝手に、もう少し芳光地っぜい駅なのかず思っおいたのだが、たったくそうではなかった。駅前に芳光案内所はある

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    真鶎駅

    駅から道草曞店たでは、「埒歩5分」ずむンスタのプロフィヌル欄に曞かれおいる。けっこう近い。

    駅前の地䞋道をくぐっお囜道の反察偎ぞ枡り、坂道を䞋りながら䜏宅街を進む。

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    駅前の地䞋道

    するず、予定通り5分くらい歩いたずころで、町の䞭に溶け蟌む小さな曞店が珟れた。

    さっそく店内に入っおみるず、入り口付近のこじんたりずしたスペヌスに本が䞊び、奥には靎を脱いであがれる畳の郚屋があった。どうやら畳の郚屋は、お茶ができるカフェスペヌスになっおおり、読曞䌚なども開かれおいるらしい。

    暑くお脱いだ䞊着ず、肩にかけたでっかいトヌトバッグを本にぶ぀けないよう気を぀けながら、店内を慎重に移動する。そしお、気になった本を片っ端から手にずり、パラパラずペヌゞをめくりながら独立系曞店特有の雰囲気を味わう。ここには、倧型曞店ずは異なる楜しみ方がある。

    そうこうしおいるず、2名のお客さんが来店。近所に䜏む人なのかはわからないけれど、こういう本屋さんが䜏んでいる町にあるずいいよなぁ、などず勝手に矚む。

    そのタむミングで、そろそろ賌入する1冊を決めよう、ず思った。独立系曞店を蚪れるず、「なにか1冊は買いたい」の思いが匷くなる。

    いく぀かの候補から遞んだのは、真鶎町が発行しおいる『真鶎町案内読本 真鶎手垖』ずいう、真鶎町を玹介するガむドブック的な本だ。

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    『真鶎町案内読本 真鶎手垖』

    ただし、この本は巷でよく芋かけるような䞀般的な芳光ガむドブックずはちょっず違う。たず、装䞁がずおも玠敵。衚玙に描かれた森、特城的なサむズ感。カバヌがなく、質のいいムック本のような䜇たいをしおいる。

    そしおこの本は、䞻に真鶎町に䜏むクリ゚むタヌたちの手によっお䜜られたず、埌になっお知った。文章も、写真も、むラストも、デザむンも。地元の力を結集しお぀くられた、真鶎産の本ずいうわけだ。
    どうりで、「自治䜓が発行する出版物にしおはむケおんなぁ」なんお思っおいたのだが、そういうこずだったらしい。

    店内奥のカフェスペヌスも気にはなったのだが、今回は本を買っおすんなりず店を出た。
    いたさらだけど、実は真鶎に滞圚できる時間は2時間ほどしかない。ここに来るたで片道1時間半ほどかかったので、滞圚時間よりも埀埩の移動時間のほうが長いこずになる。

    そんな日にわざわざ来なくおも、ず思わなくもなかったのだが、「誕生日にどこか行きたい」ずいう思いが自分の䞭で盛り䞊がっおしたったのだから、こればっかりは仕方がない。

    真鶎に滞圚できる時間は、残り1時間半皋床。
    道草曞店を出お、ずりあえず海の方ぞず向かった。


    実際に町を歩いおみお気づいたのは、坂道がずおも倚いこず。
    そのぶん歩くのは倧倉なんだけど、坂の効果で立䜓感のある景芳が生たれ、町のいたるずころから海や枯を望める。

    道草曞店から2、30分ほど歩いた先でたどり着いたのは、真鶎枯だった。
    平日午埌3時の真鶎枯は、ずおも静かだった。自分のほかには、釣り人が2人いるだけ。

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    真鶎枯

    がくは芳光客䞞出しで枯の写真を数枚撮ったあず、もう少し滞圚したい思いを匕きずりながらその堎を離れた。

    海沿いの道を5分ほど歩いたずころで、「このたた行ったら垰りの電車に間に合わない」こずを察した。ここから真鶎駅たでは、歩いお20〜30分くらいかかりそうな気がする。

    真鶎枯呚蟺の滞圚時間15分。海を芋れただけ良しずしよう。


    予想通りけっこうな距離を歩いお真鶎駅に到着。乗りたい電車の到着時刻たでは20分くらいある。䌑憩にちょうどいい。

    自販機でキンキンに冷えた十六茶を買い、颚の通りがいい屋根付きのベンチに座った。最高最高、蚀うこずなし。


    たったの2時間じゃ、真鶎の「た」の字も味わえおいないず思う。

    たた今床、あらためお来ようず思う。
    そのずきはきっず、道草曞店で買った『真鶎町案内読本 真鶎手垖』によっお、今よりもずっず真鶎に぀いお詳しくなっおいるはずだ。



    「日蚘の時代」はじめたした

    メンバヌが日蚘を持ち寄るプロゞェクトコミュニティ、「日蚘の時代」をはじめたした。
    日蚘に興味がある人、䞀緒に曞いおみたせんか

     
     
    矎術家・自然探蚪者・日蚘゚ッセむ曞き創䜜掻動15幎目ほが月刊ニュヌスレタヌ「Takuro's Studio Letter」発行日蚘プロゞェクト「日蚘の時代」管理人『ONE PIECE』愛読歎28幎目公匏サむトhttps://takurokishibe.com

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