メインコンテンツへスキップ

育成ゲーム


    #創作大賞2026

    「美里〜早くしないと遅刻するよ〜」

    「はーい...今行くっての...あっちぃ...」
    こう言いながら私は階段を駆け降りた

    あいにく今日は雲に邪魔されないぞと言わんばかりの暑さを見せている。でももうすぐで夏休み、頑張りたい。

    そんなことを思いながら私は今日もパンを食べて高校へ
    私はよく近所の人に挨拶をし、自然豊かな河川敷を通って向かう。そして道中でよく同じ学校の友達と会う。
    「おはよ〜今日すごい暑いねぇ〜」
    私の友達、朱莉はそう言う。

    「美里はさー、夏休みどうするの?」
    「うーん...タケとデートかなぁ〜朱莉は?」
    「あたしもなんだよねぇ...」
    とかを楽しく会話しながら学校へ向かう。
    そして授業が終わり、また朱莉と一緒に帰り道が別れるまで歩く。それがすごく楽しい。

    ある日、いつも通り朱莉に会うと、このようなことを言ってきた。
    「ね〜みてよ!このキャラ可愛くない?!育成アプリで育てたんだけどさ〜」
    聞けば、1日に3回食べ物を与えて成長させていくゲームらしい。
    「すっごい可愛いじゃん!?なんて名前のアプリなの?」
    「ともライフってやつ〜結構遊べるよ〜ゲーム内でドライブさせたり、運動したりって感じでね〜」
    「私も入れてみようかな〜」
    「いいねぇ〜」
    なんて言いながら学校へむかった。

    その後、私は学校が終わり家に帰った後、靴下を脱ぎ、ベットの上でともライフをやり始めてみた。
    「どんなキャラにしようかな〜」

    なんとなく、好きな人の方が育てがいがありそうなので彼氏のタケに寄せてみた。
    そして設定を終えた後、タケ風のキャラと会話をした。
    設定するのは顔だけなのだが、いざ画面に出てくると声や行動もタケ寄りになっていた。

    「ふふ、可愛いなぁ...3回ぐらいご飯与えないといけないのが大変だけど...」

    せっかくなのでデートの時、タケにも見せてみた。
    タケからも好評だった。

    そして、夏休みに入った。

    「あっつい〜」

    ゲーム内のタケがそういう、私は水を与えてみる。
    「ゴクゴク、うめぇ〜」
    可愛い奴だなぁ...そう思いながら、デートへ向かった。
    そして、タケに合うと、タケの手にも水の入ったペットボトルがあった

    「あ、こっちのタケも水買ってる〜こんなことってあるんだねぇ〜」

    そう言いながら、私はスマホ画面を切り、デートを楽しんだ。


    デートを楽しんだ後、私は気がついた。

    「やばい!デートに夢中でタケにご飯あげてない!」

    私は急いで、アプリを開きタケを見た。
    「タケさんが亡くなりました。お疲れ様でした。」

    アプリ内のタケは....亡くなっていた。

    「あぁ〜タケ死んじゃった。もう辞めようかな〜」
    そう呟いた時、電話が鳴った。

    「美里!武宏くんが...」

    「え...」

    聞けば脱水症状でそのままま亡くなったらしい。

    「え...ゲームの中とおんなじ...」

    そう気がついた瞬間。急に喉が渇きだし、意識が朦朧とし、そのまま倒れてしまった。そしてもう二度と起き上がれることはなかった。


    そして今日美里の葬式が行われている。
    そしてそこには、朱莉がいた。

    「まさか...ね.....」


    ともライフの履歴が映される。
    その中にはキャラと共に、文が書かれていた。







    「みぃちゃんさんが亡くなりました。お疲れ様でした。」

     
     
    とりあえず気が向いたらなんか書きたいこと書いてみる

    あなたへのおすすめ